表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
51/527

M-049 モンスターハウリング


モンスターハウリング

ホイホイ魔法




「今日はこの辺の敵を一掃するぞ!」


 ハイメタという超レア級の素材を求めて、ダンジョンにやって来たSK一行。

 アビリティのドロップ率アップを最大限付けて、準備は満タンだ。

 ところが、数時間後……。


「敵が出てこねぇ」

「ゲームじゃないから無限に沸いてこないのかな」

「もうここのフロアの住民はほとんど狩っちまったみたいだな」

「ボーナス経験値はないんですか?」

「ありません」


 魔法使いと斧戦士が妙な質疑応答を行う横で、三人は割りと真面目に行く末を憂いていた。


「ここか一番効率のいい狩り場なんだが」

「一旦他のフロアに行ってみようよ。もしかしたらシンボルが復活するかもしれないし」

「やってみる価値はあるか」


 舟長はアサシンの提案に頷くと、すぐ近くにあった階段を上った。そして下りた。

 すると、25フロアの敵シンボルが復活していた。

 しかし……。


「めっちゃガタガタ震えてんな」

「なんつーか……避けられてるって言うか、逃げられてるって言うか」

「なんか、こうも分かりやすく怯えられると、戦い辛いよ」


 自らから離れるように移動するモンスターを捕まえるのに嫌気が差したSK。

 手っ取り早く魔法でなんとかすることにした。


「という訳で、モンスターたちが寄ってくる魔法をつくってほしい」

「ラジャー! モンスターハウリング!」

「がらんがらーん」

「もうできたのかよ!」






魔「鐘のような音で敵を呼び寄せます」

舟「どういう原理だよ」

魔「モンスターが好きな音なんじゃない?」

剣「てきとーだなあ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ