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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
390/527

M-363 ランクダウン


ランクダウン

即死から気絶へ




「グエリントン」

「急にどうした」

「吐きそう」

「え!?」


 急な乗り物酔いに魔法使いが危機を感じていた頃。

 アサシンは斧戦士に相談していた。


「最近、バトルが辛くてさ、斧戦士はそう思わない?」

「ん? 全員一発で戦闘不能になるが、そういう話か?」

「そうそう。ここ、学園では気絶スキルが主でしょ? 即死すると色々困るって言うか」


 即死は、蘇生魔法でしか治せない。

 気絶は、数秒待てば勝手に治る。

 学園で教わる暗殺術は、気絶技がほとんどだ。

 先にもアサシンが、同級生を即死させてしまい、教師に怒られたことがある。

 たまたまアサシンが蘇生魔法を覚えていて、同級生自身が死んだと認識していなかったため、間に合った。

 しかし、もし、生徒が死を感じてしまったら、普通の蘇生魔法では助けられない。

 アサシンはそのリスクをいつも背負っていて、辛かった。


「ふむ。即死と気絶は、互換性があるのか?」

「即死のほうが上みたいだね。即死耐性があれば、気絶は避けられるみたいだから」

「じゃあ、即死のレベルを気絶まで落とせばいいな」

「そんなことできる?」

「魔法使いさんに頼もう。アサシンも手伝うだろ?」


 斧戦士にそう問われ、アサシンは頷いた。


「ところで、斧戦士はいつもどうしてるの?」

「学園での戦闘か。なるべく優しく斬り殺してるぞ」

「死んでるじゃん。って、ああ、斧戦士式蘇生で治すんだ」

「いや。それをやると軒並み評判が悪いから、最近はリタイアしてくれるようになった」

「向こうが自発的に?」


 コクンと頷く斧戦士。

 それって、嫌われてるんじゃ……。

 アサシンはそう思ったが内緒にしておいた。

 その程度で傷付く男ではないし。






魔「猛毒も毒にランクダウンだよ!」

舟「元気になったようで何より」

剣「やっぱり、足は地面についてたほうがいいぜ」

ア「なにかあったの?」

斧「……恐れられている感はあるね」

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