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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
380/527

M-353 デスデス


デスデス

即死効果付与




「ボクの役目がなくなる!」


 アサシンが役目終了の合図を察知して、叫んでいたころ。

 魔法使いと斧戦士は、アサシンとは違う世界にいた。

 二人の目の前には、延々と続く牢屋。

 そう、ここはサンドバッグと呼ばれる男が拘束されている世界。

 そして、二人が初めて出会った――。


「そいで、これを斧にかけると……」

「デスデス」

「即死効果付きの装備のできあがり!」

「ほうほう」


 怪しく紫色に光る斧を見つめて、斧戦士は満足げ。

 魔法使いも斧戦士の役に立てて嬉しそう。

 斧戦士はそっと斧を道具袋にしまう。


「ただし、一回で効果は終了するし、ちゃんと発動するかはわからないからね」

「その辺は、普通の即死攻撃と変わらないな」

「うん。SPも多いでしょ? 既存の即死が、取って代わられることがないようにしたの」

「さすが魔法使いさん、素敵な気遣いだ」


 斧戦士は彼女をそう褒めると、魔法使いの手をとった。


「疲れたからお茶にしない?」

「わーい」






?「それで、このギロチンもどきができたのか」

斧「ギロチンアックスな。死ねっ!」

?「だから、それただの通常攻撃じゃねーの!?」

斧「そこのマシンで、毎回デスデスを付与してもらってますので」

?「超卑怯! くそが!」

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