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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
343/527

M-320 グレンサービス


グレンサービス

舟長の必殺スキル




「なにその簡素なコメント!?」


 舟長が驚いたその翌日。

 魔法使いは舟長を連れて、草原にいた。

 何を隠そう、家の前である。


「グレンサービスは……」

「詳細に説明するとネタ元がバレそうでやばい」

「大丈夫だ、も」

「言わせねーよ」


 セリフをキャンセルされた魔法使いはふくれっ面。

 玄関から現れた斧戦士に、舟長は二つに裂かれた。

 そんな舟長に蘇生魔法をかけてやった魔法使いは、再び口を開いた。


「だいたい舟長のスキル、ちょっと強めの全体炎魔法と変わんないでしょ」

「うるせー! 中も燃えるフレイムフィールドとか言うな!」

「言ってないアル」


 魔法使いが冷静に指摘したが、舟長は聞いていないようだった。

 舟長の言う通り、グレンサービスは、円形に焦げ跡を残す炎属性の、全体スキルである。

 前回の使用時は、サンドバックという敵一人しかいなかったので、ややもったいない。


「あれ、特徴関係ある?」

「ない」

「ないアルよ?」

「あるのかないのかはっきりしろ」


 魔法使いのギャグに乗ってやった舟長は、疲れたようにため息を吐いた。

 本当にこれだけのスキルなので、もう説明することがなかったりする。

 グレンサービス! 相手は消し炭になって死ぬ!


「ちなみに舟長が何故、炎属性かというとだね」

「オレのオーラがそれっぽい色をしてるからだろ?」

「元ネタは全員炎ですしね」

「やめなさい!」






魔「エクストラアタック大特集、一回目」

舟「ネタがなくなったのか?」

魔「エナジーフォース」

舟「あぶねっ! 持ち前の回避力がなかったら死んでたぜ」

魔「必殺スキルだけあって、威力は高めに設定されてます」

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