表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
294/527

M-285 マジカルクロース


マジカルクロース

直訳:魔法の布




「ごめん! ほんと気が付かなくて……!」

「平気だよ。もう治ったし」


 アサシンから平謝りの刑に処される魔法使い。

 実は、魔法を使った仮病だったのだ、とは言えないから辛い。

 魔法使いは話題を変えた。


「あのとき、服をチェンジする魔法を作ろうとしてたよね?」

「う、うん」

「実はもう完成しているのだ。という訳で、早速、披露!」


 魔法使いがお手製の杖を振るう。

 黄色い星のついた、柄の短い杖。

 まさに彼女は、絵本に出てくる魔術師のようだった。


「マジカルクロース!」


 煌めく魔法の粉がアサシンにかかって……。


「わあ……ってこれ――!」

「ウェディングドレス! だよ!」

「まだ早いよ、ボクたちには!」

「ええー。大丈夫だって、舟長に見せてきたら?」

「う、うん」


 階段を降りていくアサシンに、一言。

 魔法使いは、この魔法の最大のデメリットを伝える。


「ただし、十二時間後には自動で解けるから注意ね!」

「シンデレラシステム!?」






舟「えっ、ウェディングって、あの、もしかして……」

ア「着てみただけだから! 着ただけ!」

魔「かぼちゃの馬車を用意せい!」

斧「今週の舞踏会は何日かな?」

剣「アサシンには相手いるから、舞踏会行く必要なくね?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ