表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
261/527

M-254 アッシドレイン


アッシドレイン

つづりミスってますよ




「せっかく溶かす魔法ができた訳だし、これを攻撃魔法に転用してみよう」

「溶かす魔法ってまさか、隕石溶かしたヤツか?」

「そうだよ。なんで?」

「だって、隕石すら一瞬で溶かす魔法なんて食らったら、人間なんかグロ画像になるぞ」

「まあ、ちょっとR-18Gかもしれないけど」


 そう言いつつ、魔法陣を書く手を止めない魔法使い。

 舟長は、ちょっと……? と疑問を持ちつつ、魔法使いの作業を見守る。


「安直だけど、名前は酸の雨にしよう」

「酸性雨か」

「そう、アッシドレインだね」

「うん? アッシド……アッシド?」

「アッシドは酸って意味だよ」

「いや、そうじゃなくて、おま」


 何かを呟こうとした舟長だったが、それは第三者の手によって封じられる。

 舟長を黙らせた斧戦士が、舟長がさっきまで座っていた椅子に座る。


「溶かす魔法と聞いて」

「サンドバッグさんに使うの?」

「あいつにさん付けは要りません」

「サンドバッグに使うの?」

「完成次第、その予定です」


 じっと魔法使いの手元を見つめる斧戦士。

 彼は魔法陣が読める戦士族なので、たぶん何か助言でも考えているのだろう。


「アッシドレイン、良い名前だね」

「でしょー? ちょっと待っててね。あと少しで出来るから」






舟「つづりのミスは修正箇所に入らないんですか!?」

ア「イメージネイションと同じ理由でしょ。要は魔法使いちゃんの独自性が表れてるの」

剣「今回は無意識にやってるのか……」

魔「できたよー!」

斧「試作品の実験は是非サンドバッグで」

舟「どこのキャッチコピーだよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ