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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
244/527

M-237 フィジカルマジック


フィジカルマジック

インテリアックスのお仲間




「ふはは、物理攻撃を封じられた戦士など、まさに木偶!」

「なんか最近似たセリフを聞いた気がする」

「兄弟かなんかなんだろ」

「雑だなあ……まあ、うちの斧戦士はまず負けないから心配する必要もないね」

「魔法撃たれると死ぬけどな」

「魔法だけは勘弁」


 相手を置いてけぼりにして、会話に加わる斧戦士。

 相手への敬意、戦いのルールなど、彼には存在しない。

 放置された相手が憤慨して何かわめいているが、もちろん斧戦士は聞いていない。


「きさま、愚弄しおってからに!」

「なんかなまってる、あの人」

「他人事だな、いやマジで」


 斧戦士も、魔法使いやほかのメンバーと同じく、戦士以外のジョブをマスターしている。

 威力は弱いものの、魔法攻撃を放つこともできた。

 しかし、斧戦士はそうはしなかった。

 口元に笑みを浮かべて、相手を見る。

 初めて目を合わせた斧戦士に、相手はたじろぐ。


「フィジカルマジック」


 しずかな発動は、もはや笑うこともできない相手を貫いた。






魔「インテリアックスの物理版だよ。いや、魔法版というべきか?」

舟「つまり、物理攻撃力に依存した魔法攻撃なんだな」

ア「しっかし、これがあると既存の魔法やスキルは要らなくなるね」

剣「まあ、攻撃力と知力の数値に差がないと使いづらいがな」

斧「ああ、彼女の作った魔法で、敵を破ったぞー、やったー」

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