表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
242/527

M-235 バブルウォーク


バブルウォーク

海を渡れ!




 目の前に広がる巨大な水面の名は。

 海。

 スカイアドベンチャーは、とある理由があって、海水浴に来ていた。


「全員武器持ったか?」

「うん。防具と一緒にふくろに入れたよ」

「まさか、こんなことになろうとはな」

「魔法使いは浮き輪使えよ?」

「すまんねえ、みんな」


 どう見ても、遊びに来た雰囲気ではない。

 リゾート地にやって来た観光客が、彼らを不審そうに見ている。


「よし、じゃあ、海を凍らせて……」

「待て。魔法使い、よく周りを見るんだ」

「……うん。見たよ」

「周りには海水浴を楽しむ客がいる。もっと穏便な方法をとろうぜ」

「っていうか、泳ぐんじゃなかったのかよ」

「凍らせて行くなら浮き輪要らなくない?」

「確かに。言われてみれば」


 魔法使いは頷いて、浮き輪を道具ぶくろにしまう。

 斧戦士が自分のふくろから、魔紙と呼ばれる専用の用紙を取り出した。

 魔法使いに手渡して、ペンも取り出す。

 魔法使いは砂地に座ると、魔紙に向かって何かを書きつけ始めた。






魔「下が砂地だと書きづらい……」

舟「てか、そこだと暑いだろ。ほら、せめてパラソルの下にだな……」

ア「向こうの人が、空を駆けるものを襲ってしまう習性さえなければねー」

剣「飛行船の弊害だぜ」

斧「※アクアムーブメントは足元が拘束されるので、移動には使えません」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ