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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
239/527

M-232 ルーレット


ルーレット

はずれても嬉しい特典付き




「ルーレット!」


 サイコロがゴロゴロ転がる。

 魔法使いの横で動くサイコロは等身大。

 一辺が1メートルぐらいの立方体が、大きな音を立てて転がっている。


「よし、値は!?」


 魔法使いがちらりとサイコロを見た。

 すると、巨大な生成物はぴたりと止まる。

 一番上の数値は、1。

 魔法使いは定められた行動をしなければならない。


「1番は、バフだね。知力がぐーんとアップ!」


 魔法使いが杖を掲げると、合わせるように魔法の粉が降って来た。

 オレンジ色のエフェクトが舞う。


「次こそ、当たれ! ルーレット!」


 再び回り始めるサイコロ。

 ゴロゴロ。ゴロゴロ。ピタリ。

 値は6。

 サイコロが6だったときの行動は……。

 魔法使いの口が勝手に動いた。


「デビルオブカジノ!」


 腕力依存の物理攻撃だ!


「こっちじゃなーい!」






魔「ルーレットはその名に相応しく、出た値で行動が変わる魔法なんだ」

舟「なんだ、スター☆リーディングみたいな魔法なんだな」

ア「スター☆リーディングは、ランダムで効果が変わるんだよね。回復と攻撃、あとデメリット効果もあったっけ」

斧「1~3はバフ、4に全体物理攻撃、5に全体魔法攻撃が割り当てられているよ」

剣「6は単体魔法攻撃と単体物理攻撃のどっちからしいぞ」

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