表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
237/527

M-230 ドロップシャドウ


ドロップシャドウ

影縫いの術




「ドロップシャドウ!」


 影を落とす……。

 そんな名前の魔法が放たれた先にいたのは、なんと斧戦士!

 珍しいことに、舟長が買い物で出かけていたので、魔法使いは斧戦士を頼ったのだ。

 あいつめ、逃げたな!?


「ぬーん」

「よし、効いた!」


 舟長が本当に逃げたかはどうでもよくて。

 魔法使いの放った魔法は、斧戦士を不動にした。

 つまり、動けない状態異常にしたのだ。

 その名も、影縫い。


「画数の多い漢字はかっこいいね」

「そうだね」


 ちょっと、やめてくれます?

 そうやって地の文まで読んでくるの。

 さて、そんな裏事情はともかく、重い装備を付けている斧戦士をも動けなくした魔法の威力はすごかった。


「よし、あとはうちで一番重い人にも試してみよう」

「騎士が動けなくなると、いろいろ困るだろうね」

「ディスペルではがすのだ」

「便利だなー、ディスペル」


 スカイアドベンチャーで一番重いメンバー、剣士のもとへ急ぐ魔法使い。

 重い装備を身に着け、みんなをかばうナイトは、どうなるのか。

 斧戦士は特に何も考えず、魔法使いの後を追った。






魔「ドロップシャドウ!」

剣「おわっ、なんだなんだ?」

斧「……その状態で、守護ってみてくれる?」

剣「構わねーけど。『守護』!」


※守護……メンバー一人のダメージを肩代わりするスキル。そのメンバーの前に移動する。


魔「なにぃ、影縫いを無視して動いただと!?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ