M-224 フィールドレーダー
フィールドレーダー
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「できたぞ。これで最後のドラゴ……じゃない黄色い珠が見つかる」
「何してんだ、おまえ」
「あ、舟長。おはよう」
「いま昼だぞ」
両手を掲げてバンザイしていた魔法使いは、舟長に挨拶をした。
今日は休日の昼。
昼間まで寝ていたのなら、おはようでも合っているはずだ。
朝、いつも通り起きて、舟長とともに朝ご飯を食べた魔法使いは思った。
「ドラゴンコアを探す旅に出ないか?」
「どこにあるんだよ、それ」
「天空の……島?」
「飛行船ないと行けないね」
「おや、偶然にも我々は飛行船を持っている」
「さあ行こう」
「さあ行こう」
「さあ行こう」
「なにこの連携……こわっ」
柱の後ろから現れた、斧戦士。
廊下を歩きながら剣士とアサシンも現れた。
舟長はおののくしかない。
「ところで、そのドラゴンコアを見つけると何が起こるんだ?」
「具体的には忘れたけど、願いが叶うとかなんとか?」
「そんなあやふやで胡散臭いものは拾いに行きたくない」
「拾えないよ」
「あん?」
「わたしたちの身長より大きい珠が道端に落ちてるから」
「そりゃあ、分かりやすくていいな」
魔「マップ上にアイテムがあるところを示してくれます」
舟「トレジャーアイさんがこっち見てるぞ」
魔「ついでにイベントのありそうなところを見つけてくれます」
ア「それ、マップの標準機能で付いてなかった?」
魔「ドラゴンコアを調べて、そんな事実を消してもらえるよう、頼もう!」




