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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
227/527

M-220 マジカルボム


マジカルボム

ボムっと解決☆




「おまえ、これはアウトだぞ」

「へ? どこが?」

「どこがとか言っちゃうおつむもだが、さすがにこれは引用元がかわいそ」

「エナジーフォース!」


 都合の悪いことは魔法で解決するに限る。

 舟長は吹っ飛んだ。


「はい、レイズしました」

「うちの世界観ではリバイブのはずなんですが」


 舟長の苦情はさらっとスルー!

 魔法使いはさらっと話を先に進めた。


「このマジカルボムは……なんと!」

「おまえ、なんでもマジカルって付ければ許されると思ってない?」

「マジカル★エナジーフォースするぞ」

「すみません」


 魔法は万能な解決手段だよ!

 みんなも真似してみよう!

 ん? なにか舟長が言ってるような……まあ、いいか!


「ただのゴリ押しじゃねーか!」

「シャーラップ!」

「何故、英語……」


 いつになっても妨害してくる舟長に嫌気が差した魔法使いは、やけくその極みである奥義を放つ。

 もう、説明とか投げ出して、魔法を唱えてしまおうの巻だ!


「マジカルボム!」

「馬鹿、家のなかで魔法は……!」






魔「どかーん」

舟「ごほごほ……ありゃ? 激しい閃光と音の割にはなんともない?」

魔「そりゃあそうよ。クリーンでノンバイオレンスに定評がある、無属性の爆発を参考にしたからね」

斧「もっと殺傷力のある魔法を作ってくれないかなあ」

舟「いま、誰かなんか言ったか?」

斧「なんでもないです」

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