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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
205/527

M-200 ダブルリバイブ


ダブルリバイブ

ちょっぴりお得


「うわっ、斧戦士さんが闇属性の魔法で倒れた!」

「あいつ、闇属性に耐性ありそうなのに、珍しいな」

「リバイブー!」

「いくら斧戦士が腹黒キャラだからって、さすがに無理でしょ」

「死んでても声は聞こえるっていいね」

「うわー」

「ぎゃー」

「おい、まず敵を倒してからにしろ!」


 剣士の叱責が入ったのは、戦闘中。

 地味に強い闇属性のモンスターと戦っていたときのことだ。

 魔法使いの蘇生魔法によってこの世に戻ってきた斧戦士が、味方に向かって斧を振り回している。

 舟長とアサシンがたたっ斬られて、真っ二つになった。


「斧戦士さん、このままじゃ二人に経験値が入らないよ!」

「しまった! おれとしたことがぬかったぜ」

「しまったって、絶対分かっててやっただろ!」

「てへへ」


 重低音のてへへ、である。

 可愛くない。

 舌をペロリと出して、フンベロリイの態勢だが、まったく可愛くない。


「仕方ない、オレと斧戦士で二人を蘇生して、魔法使いは敵を倒せ!」

「それには及ばない。おれ一人で十分だ」

「なんかカッコいい感じでまとめてるけど、おまえのせいだからな?」


 斧戦士のリバイブが二つの閃光を描きながら飛び交う。

 舟長とアサシンは息を吹き返した。

 そのころ、威力を倍にした魔法使いのセイントエッジが、モンスターを貫いていた。






斧「もー二人とも弱っちいんだからー」

舟「おまえの攻撃力が高すぎるんだよ!」

ア「ボクら、五人の中では死ににくいほうだからね!?」

剣「人気者は大変だぜ」

魔「なんか三人で盛り上がってる……」

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