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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
193/527

M-188 ウェポンフリー


ウェポンフリー

斧装備可は強い




「改良したよ」


 魔法使いはこう言ったが、実際は改良という名の、新作である。

 魔法の中身は、同じ種類の武器なら、戦闘中になんども装備を変えることができるというもの。

 たとえば、斧戦士なら、デモニックアックスとオリハルアックスを1ターンごと交互に使うことができる。

 ただし、○〇装備可を持っていないと、魔法そのものを使うことができない。


「これ、デメリット残ったままだぞ」

「というか、むしろデメリット強化されてない?」

「相変わらず、武器は登録式なんだな」


 散々な言われように、魔法使いは爆発した。

 ふんがー!


「とにかく、使ってみるのだ。わたしは寝る」


 怒った魔法使いの必殺技!

 ふて寝だ!!


「今日、朝寝坊しといてまだ寝る気か、あいつ」

「ほら、若い人はすぐ眠れるっていうから」

「そのセリフ、まるでおば」

「うん?」

「なんでもないです」


 野次馬の三人が盛り上がるなか、ただ一人斧戦士は手元の魔法陣に視線を落とす。

 さっそく使っても大丈夫かな?






魔「ふわあー寝すぎて身体が痛い」

斧「SPがなくなったら戦闘中でもオリハルに持ち変えれるのっていいね」

剣「いてて……床に斧のあと付いちゃってるぜ」

舟「フツーに斬り殺された……」

ア「珍しく怒ってないなと思ったら……フェイントだったのね」

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