M-136 リジェネプラス・プラス
リジェネプラス・プラス
超強力オートヒール
「オートヒールかリジェネか、はっきりしろ!」
今回のタイトルと説明を見て舟長が叫んだ、のとは違う世界で。
魔法使いは斧戦士から相談を受けていた。
「昏倒する魔法って作れない?」
「えっ、斧戦士さんの力ならいつでも昏倒させられるんじゃ?」
心を読むのも、夢を視るのも、あとで昏倒するという特徴を持つ斧戦士の技。
しかし、今回の斧戦士にはちょっとした事情があったのだ。
「わざわざあいつの思考見るの、いやでさ」
「うーん、夢を視るほうは寝てないとできないし。よし、分かりました。作ってみようと思います。こういうデメリットだけを生じさせる魔法は苦手中の苦手だけど」
ここでチラリと斧戦士を振り返る魔法使い。
長年の付き合いである斧戦士には、彼女の求めているものが簡単に分かった。
「もちろん、手伝うよ」
「やったあ。じゃあ……ええっと。まずプラス効果を考えようか。代償に昏倒せざるを得ないような、超強力なヤツを!」
「あんまりあいつが強化されるのは癪だなあ」
「じゃあ、今持ってる能力と似た効果にしよう」
魔「できたよ。リジェネプラス・プラス。リジェネ∔∔でもいいけど」
舟「その表記から言って、HPがたくさん回復しそうだが」
魔「その通り! リジェネプラス・プラスは5ターンの間、どんな攻撃を受けてもHPが全回復するの」
ア「死ななければすごく有用そうに見えるけど、何かあるんでしょ?」
剣「なんて言うか、すごく命を削りそうだぜ……」
斧「うむ。ただし効果中は、こちらから操作できない”昏倒”という状態異常になるよ」




