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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
136/527

M-132 リジェネブレイク


リジェネブレイク

ゴリ押し




「なんだこいつ……いくら攻撃しても倒れないぞ!?」


 舟長が驚愕の余り、攻撃の手をやめて叫んだ。

 全力で攻撃しても敵は一向に倒れないのだ。少しくらい手を休めても問題ない。

 一番足の遅い斧戦士がクリティカルを発動して帰ってきたが、いまだ敵は健在のままだ。


「リジェネがきついよ……」

「オートヒールって言え!」

「こんなときでも怒られた!?」


 魔法使いがこぼした愚痴にも反応する舟長。

 そうね、この世界ではリジェネとリヒールはないんでした。

 その割には、普通にリジェネって魔法の名前に入ってるけど。


「ここはわたしの新作魔法にまかせて!」

「なんかごく最近似たような展開を見たような……?」

「ヒント:クロスガード」

「ああ! あれな!」


 雑談する四人を尻目に、魔法使いは詠唱を始める。

 魔法使いにしては長い詠唱だ。

 もしかして噛み噛みでなかなか詠唱が進まないとか?

 四人の心配をよそに、魔法使いはとうとう前を向いた。


「リジェネブレイク!」


 魔法の粉が五人に降りかかった。






魔「強化魔法です」

ア「てっきり新しい攻撃魔法かと思ったけど、違うんだね」

斧「……ええっと、クリティカル率アップと移動速度アップ?」

舟「まさか、攻撃回数を増やして、クリティカルでダメージの増加を狙うのか」

魔「これでも倒せなかったら全滅して村に帰りましょう」

剣「完全にやけくそじゃないか」

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