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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
127/527

M-123 フォールアイス


フォールアイス

つらら




「つららー」

「どうした急に。おい、斧戦士通訳を頼む」

「ピピー。つららだそうです」

「いや、それは分かってる!」


 舟長は、まるでふざけているような回答をよこした斧戦士を見る。

 斧戦士は数秒考えたあと、解読不能、と言った。

 役に立たない翻訳機である。


「ピコーン!」

「魔法を思いついたみたい」

「らしいね」


 そんな誰が見ても分かりそうなことを言われたって。

 舟長は階段を駆け上がっていく魔法使いを見ながらそう思った。


「舟長ー!」

「実験台になって欲しいって」

「はいはい、今行きますよ」

「おば……あさんみたいなセリフだな」

「そこで止まるなら言い直せよ!」






魔「つららー」

ア「ええっと、空から降ってくる魔法みたいだね」

魔「でも、上に何かないと魔法が発動しないの。室内なら氷柱、生やしたい放題なんだけどね」

ア「ああ、それで舟長に叱られてたんだ。室内で魔法放つな!って」

魔「いや、あれはいつもの茶番」

ア「……舟長、注意喚起が報われないねえ……」

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