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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
126/527

M-122 ジャンプアタック


ジャンプアタック

トゲのある敵に要注意!




「魔法……?」

「どっちかって言うと、スキルだよね、これ」

「うーん。魔法使いさんが楽しそうでなによりです」

「思考放棄するな、思考放棄を!」


 いま、四人が見守っているのは、魔法使いの勇姿。

 魔法使いは、タイヤでできた遊具の上を、ぴょんぴょん跳んでいた。

 魔法がないと滑ってこけたり、ジャンプ力が足りなくてそもそもタイヤに乗れなかったりするので、彼女は十分に遊べてご満悦だ。

 あなた、いくつでしたっけ?


「三段ジャンプとかあって、三段目は強い攻撃になったりするのだろうか?」

「勢いとリズム感覚が必要ですね」

「つまり、魔法使いにはできないと」

「うーん、断定するようで悪いけど、魔法使いちゃんはそもそもしないかなって」

「だろうなあ。基本動作のこれで満足しちゃってるし」


 これ呼ばわりである。

 魔法使いは飽きやすい子なので、この一回で満足して、二度と魔法を使わないことも十分あり得る。

 その場合、お下がりというか、四人が使うことになるのだろうが……。


「結構面白い魔法だと思うんだ」

「これは、かなり使えるだろ」

「跳んだり跳ねたりしてる間は無敵なのかね?」

「敵を踏みつけてやるぞー!」


 各々、口元に微笑みを乗っけていた。






魔「はー。楽しかったあ」

斧「一時的に空を飛べそうな魔法だね」

魔「え?」

舟「敵をたくさん倒せるから、無双系スキルか」

魔「え? え?」

剣「魔法使い、しばらくこの魔法借りるぜ」

ア「敵以外でも踏めるってのが面白いね」

魔「想定もしてない感じで魔法が使われてる気がする!」

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