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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
123/527

M-119 フェイスマスク


フェイスマスク

ポーカーフェイスもお手の物




「オレがおまえの妄想力によってどんな過酷な目に合っているかなんて、おまえは知らないんだろう!」

「……」


 糾弾されて、魔法使いは黙る。

 最近、彼の夢を操って、屈辱的な目に合わせているのは確かなことである。

 一度試しにやってみたら、斧戦士にもっとやっていいよと許可をもらったのだ。

 それじゃあ、あれもこれもと追加して、その翌朝の事件であった。

 サンドバッグさんは、真剣なまなざしをしていた。


「魔法使いさん、魔法使いさん」

「斧戦士さん……」

「こいつ、今朝涙目だった」

「!」


 ぴこーん。魔法使いは魔法を思いついた。

 泣いたその顔を見られなくてもいいように。


「フェイスマスク!」

「!?」

「無表情のサンドバッグだ」






舟「見知らぬ人に勝手に魔法かけちゃダメって言ってるだろ!」

ア「まあまあ。ところであれって唇とか眉毛とか動かないの?」

魔「人の筋肉に連動して動く機能は付けてません」

剣「あれじゃ、不気味な人形だぜ」

斧「ちょーウケる」

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