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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
115/527

M-112 フラットベター


フラットベター

手だけのっとり




「ふふふ。スワーガーをどう相手にかけようと思ってたけど。これなら!」


 魔法使いは斧戦士の隣に座って言った。


「んー?」

「斧戦士さんに体験させてあげる! フラットベター!」

「およ。手が動く?」

「ふふ。いま斧戦士さんの手をわたしが操ってるの」

「マジでー?」


 意志の力で打ち破ることをできそうだったが、状況に甘える斧戦士。

 そうでなければ、こんな近くで魔法使いをじっと見つめる機会はあんまりない。


「で、これをポチっとな」

「これ、こないだ作ってたやつ……」

「どうかな、気持ちは」

「なにか破壊したい気分♪」

「舟長でよければ下にいるよ」

「それは可哀そうだから、サンドバッグ殴ってくるわ」


 それはそれで可哀想じゃない? と思った魔法使いだった。






斧「ザクザク斬れていい感じだったよ。反撃受けずに殴れるって最高」

舟「はい外道、外道」

魔「この魔法、デメリット魔法を相手が覚えてないと意味ないんだよねー。改良が必要だ」

ア「というか、このデメリット魔法、ボクたちが覚えてると危険だよね」

剣「この魔法、世に出しちゃダメな気がするぜ……」

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