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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
114/527

M-111 スワーガー


スワーガー

デメリット効果付き魔法




「わし、こういう魔法嫌いだけど作ってみた」

「どんなんだよ」


 舟長が魔法使いの作った魔法陣を覗き込む。

 当然、読めないので、舟長は聞くしかない。


「ブチ切れを魔法にした」

「なーる。オッケー」

「ブチ切れっていうのは、攻撃力が上がる代わりに防御力が下がって、操作が効かなくなるんだ」

「アサシンちゃんの持ってる爪にも同じ効果があるし、斧戦士さんも装備してないアビリティのなかにあったよね」

「うん」


 魔法使いみたいな人がかけてもただの的になるだけだが、斧戦士やアサシンが使うと鬼のように強い。

 防御力が下がってしまうので、結局的になってしまうところが変わりないが。


「で、魔法にしたから全員が使えるようになった訳だが」

「オレは腕力が低すぎて、戦力にならないんだよな。せっかく攻撃力が大アップするのに」

「右に同じ」

「……オレもアサシンほど攻撃力高くないしな」

「では、お蔵入りということで」






魔「なんと……デメリット魔法なんて大っ嫌いです」

斧「そう言わずに」

舟「まあ、ほら。任意でかけられるのは案外いい点かもしれないぞ」

剣「三人が瀕死、一人が呪縛で動けない、って場合でも容赦なく発動するもんな」

ア「アビリティとか武器の追加効果って融通が効かないものね」

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