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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
112/527

M-109 クライムスペル


クライムスペル

敵単体を弱体化させる




「こないだのセイラズトライアル、すごかったね」

「全体攻撃で、全ステータスランダム大ダウンだもんな」

「ランダムなのかまだ救いかなあ」

「これで全ステータス大ダウンだったらマジで絶望だな」


 仲間たちの話を聞いて、魔法使いが挑戦的に笑った。

 背中に隠していた魔法陣を取り出しながら言う。


「ふふ。作ったよー!」

「えっ」

「範囲は敵単体だけどね」

「ん、それってもしかしてスラストスペルの相方か?」

「そうだよ。だから名前も似た感じにしてみたよ」


 魔法使いが早速舟長に放とうとするが、危機を察した舟長はすでに魔法使いの裏側に回っていた。


「あれ、いない」

「仕方がねーな。舟長の代わりはオレが務めよう。ばっちこいだ!」

「オーケー! じゃあ行くよ。クライムスペル!」


 魔法の波動をあびた剣士が、ステータスをチェックする。


「うわー結構下がるな。ちょっと叩いてみて」

「はい、杖でぽこっ」

「魔法使いの攻撃でHPバーが目に見えて減るなんて。こんなことあるんだな」

「どれどれ……すご、これ斧戦士とか魔法使いちゃんとかなら、防御の値割るんじゃない?」

「試してみる?」

「じゃあ、斧戦士さん、行くよ。クライムスペル!」


 斧戦士の魔法防御の値は、172から0になった。






舟「これ、敵に撃たれたらまずいな」

魔「あ、舟長見っけ」

舟「SP消費はいくつなんだ?」

魔「250」

舟「え?」

魔「原作は0だったけど、250」

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