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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
108/527

M-105 セグメント


セグメント

分割魔法




「剣士、たまご取って」

「ほいよ」

「ありがとー。それで、これを黄身と白身に分ける……」


 アサシンが真剣なまなざしで難問に挑もうとしている。

 そのときだ。

 リビングにいた魔法使いが頭をにょきっと出した。


「その難問、簡単に解決してあげましょう!」

「魔法使いちゃん……。料理苦手じゃなかったっけ?」

「料理は全般的に苦手だが、魔法は得意! セグメント! 卵を黄身と白身に分けるのだ」


 魔法使いが杖を振るうと、既に器に出されていた卵の中身が上昇し始める。

 ある程度浮かぶと、中身が二分割される。


「いまだ! 下に器を下に置いて!」

「こ、こう?」

「オッケィ!」


 白身はボウルへ、黄身は最初にたまごが入っていた器に。すとんと落ちた。

 分割魔法なら、白身と黄身を分けることなど簡単……!

 魔法使いはふんす、と鼻を鳴らした。






魔「何作るの?」

ア「メレンゲー。艶出しに黄身も使うんだって」

剣「つーと、どっちかっていうとお菓子作りか?」

ア「あー。腕がつかれる。メレンゲを作る魔法とかない?」

魔「ブレンドで……いや違うな。ちょっと考えておきます」

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