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10.強さを求めて

「生きると言ったはいいが、今のオレの力じゃあまるでダメだろうな」


 現に、ホタルが一度も勝てなかったセフィでさえ勝てない相手がいたのだ。


 ホタルはあの時の爆発はおそらく『炎の花』と『氷の花』を同時に飲み込んだことによる爆発だろうと認識している。

 もしかしたらセフィにはホタルに自身の残滓を残す技のようなものを持っているのかもしれないが、どちらにせよ自爆覚悟で最後の技をセフィが放ったということだ。


 これこそがセフィでも勝てない存在がいたという証拠と言えるだろう。


「ということは、とりあえず自分の力をつけるのは必須条件としても、何か策を考えたりするしかないよなぁ」


 生き残るために必要なのは自らの身体能力だけではない。

 人間というのは実に狡猾な生き物で、罠や作戦などを使い、古来から大きな動物相手に生きるための糧を得てきたのだ。

 その点についてはホタルも否定しない。


 だから策を考えねばならないわけだが……


「うーん、その前にオレは自分のトラウマを改善しなきゃいけないからなぁ」


 そう、それ以前にホタルには致命的な弱点がある。

 それは筋骨隆々とした男に対してめっぽう弱いこと。

 その弱点は自身の身体と頭脳を同時に凍りつかせてしまうような厄介なものだ。

 これによってホタルは片腕と愛すべき人にすべての負担を最終的には押し付けてしまったのだ。


 まずはこれを克服しないと始まらない。


「──ってことはやっぱり第一目標は『生きた亡者の住処』の攻略だよな」


 ホタルは自分が初めてこの《ルエアウオルド》にやってきた時のことを思い出す。

 それだけで嫌な汗が流れてくるが、しかし今はそんなことを恐れている場合ではないのだ。


「──よし、行くか」


 ホタルはいろいろと『生きた亡者の住処』での立ち回りなどを考えたが、結局のところ何も浮かばなかったために、そのまま無策で向かうことにした。


 先ほど策がどうこうと考えていた人間とは思えない行動であるが、それでもトラウマといったものは自力で克服しなければならないものであるのだから、その場に放り出されれば心さえちゃんと持てばなんとかなるだろうという判断だ。


「というか、それくらい気合いで超えられないままじゃああいつには勝てないだろうしな」


 ホタルは自分とセフィを引き裂いた張本人であるあの悪魔のような存在を思いながら、そう独りごちるのだった。



 そして、やって来た『生きた亡者の住処』


 今のホタルには魔素を扱う力があり、それによる感知も可能になっている。

 そんなホタルからすればここにいるやつらの居場所を見つけることくらい容易かった。


 が、しかしその足は震えている。


「ふう、やっぱりそう簡単には行かないよな」


 ホタルはこの場所にいるだけで鬱になりそうな気分になっているのだが、左手に感じるあたたかさが今、ここに立ち続けることを可能にしていた。


 しかし、このままではこの地下世界に住まうバケモノどもに勝つことなどできない。


 ならばどうするかということだが、ホタルはその答えを見つけていた。


「──常に全力全開、相手の顔すら見向きもせずにフルパワーで殴り続けて、慣れるまで頑張る」


 ……ただの精神論ではあったが、答えは答えなのだ。


 現に、ホタルは腰を低く落として魔素を自分の両足と左手に溜め込んでいく。


(──この場所にいる奴らは魔素の一点集中なんてしなくても十分にやれる相手だ……オレは強い!)


 そう心の中で叫んで行動を開始した。


 ◆


『生きた亡者の住処』。

 そうセフィが称した場所は、ただ自らの欲求を満たすためだけに存在する人型のバケモノたちが住む場所だ。


 過去を知るセフィは、実はこの場所は自分と同じように地下世界ルエアウオルドに巻き込まれるように強制的に閉じ込められ、その危機が多すぎる場所で生きて行くために理性を捨ててしまった住人たちの子孫が住まう場所であることからまさしく『生きた亡者』の住む場所として名付けたりもしていたのだが、今はただ獣が住む場所へと成り下がっていた。


 そんな獣の住む檻の中で、1人の、蒼銀にきらめく光を纏った小さな子羊が暴れていた。


「ウラァ!」


 ドガッという音と共に、真っ黒な皮膚をした筋骨隆々としたバケモノが吹き飛んで行く。


「145!」


 その子羊が叫ぶ数字は子羊に殺されたバケモノの数。

 しかしその子羊はまるで満足していないのかさらに駆け抜けた。


 その子羊の通り道にいるのは爆発の力を込めた拳を持つ赤黒い肌をしたバケモノと、自身が放つ青黒い魔力の球で赤黒いバケモノを打ち破らんとしている青黒いバケモノ。


「散れぇぇぇ!」


 そんなバケモノも、一匹の蒼銀の子羊が一本の腕で頭蓋骨を爆破されて散って行く。


「147!」


『生きた亡者の住処』。

 そこはかつて理性を失った人間たちが住み。

 その後ただの醜い欲望まみれの獣が住むところに成り下がってしまった場所の名前。


 今やその場所は、たった一匹の子羊によって壊滅の危機に陥っていたのだった。


 ◆


(──オレの魔素の色が変化してるけど、これは左手の幾何学模様の影響なのかな?)


 ホタルは累計200体目のバケモノを吹き飛ばしながら冷静に分析していた。


 ホタルの魔素は本来プラチナに近い白色だ。青が入る要素などはない。

 であるならば、考えられるのは群青色がイメージカラーでもあるセフィが残してくれた左手の夜空のような模様しかない。


 というか、ホタルは内心そうだろうと確信に近いものを持っていた。

 なぜなら──


「──このあたたかい魔素の雰囲気はまず間違いなくセフィのものだ。間違いないだろうな」


 つまりは愛の力でこれがセフィの力だと思っているのだ。どこの青春ラブストーリーですかといった感じである。


 しかし、これのおかげでホタルはすでにトラウマを吹き飛ばしていた。


 なぜなら、愛すべきセフィが本当に自分の側で自分に力を与えてくれているのだ。


 二度死にかけた経験が、もはやトラウマなどちっぽけであるかのように感じさせている影響も実は少なからずあるのだが、ホタルにとってはこれに勝る心の安寧はないだろう。


 事実、途中まではトラウマ相手に殴るのにかなりの恐怖を感じて大声で殴っていたのだが、途中から「こいつらよくもオレを襲おうとしてくれやがったな?全員まとめてぶっ潰してやる!八つ当たりだゴラァ!」といった状態になっていた。


 相手がそこまで強くなかったというのもあるが、こういう心の病は自分の心の支えとなってくれるものがあるだけで、すんなりと治ることもあるのだ。

 特にホタルにとってその心の支えは死んでなお自分のそばに居てくれると言ってくれた存在である。その効果もひとしおだった。


 では今何をしているのかといえば……


「でも、まだまだだよなぁ。魔素が体の外に漏れでてしまってるし……」


 ホタルは自身の魔素が未だ暴れ馬のようにうねうねとあふれ出るのを苦い表情をしながら見る。

 つまりホタルが行っているのは、傍に虐殺をしながらホタルとセフィの力が混じったような蒼銀の力を完全な制御下におこうとしていたのだ。


 現在も夜空に瞬く星のような光を後に残しながら走り抜けているのだが、これがなかなか制御できていないのだ。


(……なんというか、まだ身体に完全に馴染んでないんだよなぁ。まだオレの魔素と完璧に混ざりあっていないというか、そんな感じ)


 この魔素を制御できるようにするために考えたのが、予想以上にあっさり終わってしまったトラウマ克服の代わりにこの辺りのバケモノどもを殲滅すること。


 しかしそれもここまではうまくいっていないため、ホタルは立ち止まり考える。


(……うーん。やっぱり上手くいかないな。なら基本に戦えるとするか)


 ホタルは周りに敵がいないことを確認して座禅を組んで、目を閉じる。

 自分の魔素を見つける訓練をセフィに教わった時に、自分なりにやりやすい体勢を探した結果が座禅だったのだ。別にホタルはそういった宗教に目覚めているわけではないが、なんとなくこの体勢が落ち着いたのである。


(──あとはゆっくりと自分の根幹を感じるようにしていけば……)


 このあたりの発想はいつもの「ホタルを題材に小説を書こう」の中で得た。偉大なる作者様たちの参考文献をもとにしたものだ。

 そしてホタルのいるこの異世界も、その関連についてはテンプレをしっかり周到しているらしく、すぐに効果が現れ始める。


 ホタルが今感じているのは、真っ白な、何も描かれていないキャンパスに、濃い青色の絵の具の原液が落とされたあと、少しばかりその絵の具が広げられたようなイメージ。


 そのまだらに混ざった青をホタルは薄くのばすように下地となるキャンパスに馴染ませていく。


 そうしてその行為を何度も繰り返して行き、完全に均等に塗り終わったのを確認したホタルは、ふと、その先は無いのだろうかと考えた。

 例えば、今ホタルがイメージしているキャンパスは綺麗に蒼く、銀色に輝いているが、その周りは真っ暗である。


 もしここまで自分の色で染めることができたなら……


 ホタルはさらなる集中の極致へと意識を向けていった。



 これは大切な人を自身の不甲斐なさゆえに失ってしまったことからくる、飽くなき力への追求によるものだったのだが、この先を探求することこそが、後のホタルを強くする要因になって行くのだった。


 ◆


 座禅を組んでからしばらくして、ホタルはセフィとの思い出の地である。地下の夜空がある場所へと帰ってきていた。


 理由は座禅を組んでいた時に一体バケモノが現れて邪魔してきたため集中が途切れてしまったからだ。


 まあ、そのバケモノと、腹いせとして他にもちらほらといるであろうと予想した他のバケモノどもを殴り終えてスッキリしたりしているのでホタルは邪魔されたことについてはとっくに気が済んでいるのだが……

 やられる方としては堪ったものではないだろう。


 さて、そんな経緯を経て帰ってきたホタルであるが、ホタルからしてみれば自分の力を高めるだけでなく、トラウマ克服の前に考えていた策を練ることについても考察せねばならない。


 トラウマ克服の時はあえて(?)それを無視して気合いで乗り切ったホタルであるが、もちろんそのことについて忘れてはいない。ホタルは決して脳筋ではないのだ。


「とはいえ……」


 ホタルは手元にあるものを見て行く。

 今手元にあるのは、帰りにふと思い出して回収した純白の細剣の残骸と、それを回収している時に一緒に見つけたセフィの水晶──のこれまた残骸。さらに自身が持つリュックの中にある『炎の花』などの植物と、いくつかある教科書にスマートフォンとヘッドホン。


 たったこれだけのものでセフィが敗北したのであろうあのバケモノに勝つことは出来ないだろうとホタルは考える。


 それどころかあの悪魔はこの地下世界の生き物のうちの一つに過ぎないため、常にあれ以上を想定しなければならないこともあっさりと予想できるし、何より生き残らなければならないのだ。ただ復讐のために一度切りの勢いで道具を使うわけにもいかないホタルの現状では、余計にあらゆるものが足りていなかった。


「さて、どうしたもんかね……」


 ホタルは何とは無しにスマートフォンを手に取る。

 久しぶりに見たそれは、学園祭前の衣装合わせの時の影響で猫さんのカバーが付いていた。

なぜか衣装だけではなくヘッドホンなども含めた小道具まで導入されていてホタルは戸惑ったのを覚えている。


「そういえば、みんなは元気にしてるかな」


 久しぶりにクラスメイトたちのことを思い出したホタル。心の中で彼女たちに会うことを目標の一つとして留めておく。

 そして、こちらも久しく触れていなかったスマートフォンを起動して、


「な、なんだこれ?」


 そのスマートフォンの面妖さに驚いてしまった。


「な、なんでスマホから魔素が感知できるんだ?」


 そう、ホタルのスマートフォンからはなぜか大量の魔素が検知されたのだ。


 驚きを隠せないままパスコードを入力してホームを開くと、そこには自分が入れていたアプリケーションなどが普通に存在していた。


 これらの情報を見ると、唯一この場所が圏外となっているため通信できないことなどの問題に目を瞑れば特に問題はないのだが、なぜか一つだけよくわからないアプリが存在した。


「『スペシャルアプリケーションクリエイター』と『スペシャルアプリケーションストア』、さらに『マジカルバッテリー』ってなんだ?」


 ホタルは試しに『スペシャルアプリケーションクリエイター』を開いてみると、


「アプリの作り方? 具体例? なんだこれは?」


 そこに書いてあったのは、様々なアプリを作り出すための手順や、具体的にどんなアプリを作れるかという例が存在していた。

 つまりは──


「──『スペシャルアプリケーションクリエイター』は何らかの特殊なアプリを生み出すことが出来るってことか?」


 しかし意味がわからないので、とりあえず具体例の一番上にある『スペシャルアナライザー』なるものをクリエイトして、『スペシャルアプリケーションストア』に移されたらしいそれをダウンロードどしてみる。


 すると、


「うん? オレの魔素が吸収されてる?」


 アプリをダウンロードしている間、ホタルの魔素がどんどんと吸収されていった。


「あ、これヤバ…………」


 不幸なことに、ホタルは先ほどのトラウマ克服及び自己研鑽の時に大量の魔素を消費してしまっていたため、すべての魔素を吸い上げられたホタルは意識を失ってしまった。

 このあたりも、なかなかにテンプレな展開であった。


 その後、目覚めたホタルがスマートフォンを見てみると、きちんと「スペシャルアナライザー」がダウンロードされていた。

 そのことに自分の気絶は一応無駄ではなかったのだと若干の安堵をホタルは感じながら、アプリケーションを開くと、


 ピカッ!


「うおっ!」


 突然スマートフォンのライト部分から蛍光カラーの緑色の光が飛び出してきた。

 そしてその光がホタルがカスミに与えられたリュックに当たって。


 アプリの画面の中に「解析中……」というワードが出てくる。


「これ、もしかして……」


 解析というワードにホタルは言い知れぬ興奮を覚えながらその先を待っていると、「解析結果」というワードのあとにいくつかの情報が出てきた。


 ────解析結果────

 ・もとはただのリュックであったものが、《かわいいは正義》の力により魔改造されている。

 ・内蔵容量が無限になっている。

 ・取り出しも頭の中にそれを思い浮かべるだけで可能となっている。

 ・原材料は……

 ・製法は……


「間違いない。これ、鑑定だ」


 アイテム名などといった情報などはないが、そもそもアイテム名が必要なのはゲーム世界や商売をするときの宣伝の時くらいのものである。地下世界である《ルエアウオルド》に住まうホタルにはまるで必要はなく、その効果や特性が分かるだけでも十二分に素晴らしいものである。


 ホタルは一度アプリケーション:『スペシャルアナライザー』を閉じて、他のアプリについてや、『スペシャルアプリケーションクリエイター』や『スペシャルアプリケーションストア』、そして『マジカルバッテリー』の効果を調べてみると、次のようなことが分かった。


・アプリケーション:『スペシャルアプリケーションクリエイター』は、ホタルのスマホの中にあるアプリと、ホタル自身が持つ知識をもとに、新たな魔法のような効果を持つアプリケーションを創造する能力である。

・アプリケーション:『スペシャルアプリケーションストア』は『スペシャルアプリケーションクリエイター』で作ったアプリを実際にダウンロードするときに使うもので、この時に必要な消費する魔素の量が数値として表示される。また、このアプリを開いた状態で魔素を流し込むことによって、アプリ内部に魔素をポイント化したものが蓄えられる。このポイントはアプリのダウンロードの時に扱うことができる。

・アプリケーション:『マジカルバッテリー』はこのアプリは、存在するだけで大気中に存在する魔素を勝手に吸収し、電気に変換。充電を自動で行ってくれるという便利な能力がある。


 これだけでも、非常に強力なものであることがよくわかる。


 そして、なぜこのような状況になっているのかと言えば──


「──オレの《かわいいは正義》の《恩寵》がまさか、何か特殊な能力を秘めているってことなのか?」


 アプリケーション:『スペシャルアナライザー』によって解析されたリュックの詳細の一つに「《かわいいは正義》の力により魔改造されている」と出ていて、スマホも同様に魔改造されているだろうとわかるような特殊なアプリケーションが存在している。


 よく考えて見れば二着もの制服が一つのリュックに入っていて、それをあっさりと一発で出すことができたり、今ホタルが来ている白を基調とした制服はこれまでかなりハードな生活を行っていたにもかかわらず綻びの一つも存在していない。


 これらのことから類推するに、


「《かわいいは正義》の能力は、アイテムを魔改造するもの? ────なっ、これ、は!」


 この瞬間、ホタルは自身の本当の力を自覚したことによって、自らが持つ真の力を理解した。


「……なるほど、ちょっと不本意だが、まあいい。これがオレの力か、これは強くなれる可能性が上がったな」


 自分の力を利用してニヤリと笑った。


 ホタルの脳内に流れ込んできたのはこういった内容だった。


 《かわいいは正義》

 ──かわいいものを絶対なる存在へと押し上げる力。かわいいものに敵うものなど存在せず、自身が相手よりもかわいければ圧倒的な力を得ることができる。


 そして、その効果による副次結果のいくつかが次の通り。


・ホタル(かわいい存在の筆頭)は自身の能力が圧倒時に向上する。

・ホタル(かわいい存在の象徴)は努力すればするほど圧倒的な速度で進化する。

・ホタル(かわいさの権化)が所持するアイテムは、すべて不思議な効果を得る。

・ホタル(かわいさの化身)の仲間は自然と魅力的になっていく。

 …………


 他にも状態異常にならない効果や、その他ホタルに仲間ができたときの補正などもいくつも存在しており、はっきり言えばチートな能力だった。


 とは言っても、ホタルが非常に愛らしい存在であるからこそこういった効果を得ることができているのであって、誰もがこのような結果になるわけではない。

 事実、セフィが過去に出会った《かわいいは正義》の《恩寵》、今の世界やアオイたちの言葉で《異能》と呼ばれるものの持ち主は、ただの普通の男で、かわいいものに対してめっぽう弱かったのだ。


 つまりはその人との相性次第。


 以前ゴンゾウやセフィが概念系の《異能》は当たり外れがあると言っていたとおり、その効果は様々で、それと使い手自身の能力がかみ合ったとき、圧倒的な、他の追随を許さない力を得ることになることもあるのだ。


(──まるっきりチートなわけだけど、これで力を手に入れることができる。不幸というか幸いというか、オレの能力が努力することでしっかりと上昇していくタイプだ。下手に安易で強力な力を得るタイプとは違うから過信しないで済む。この力で、オレはセフィとの約束通り生き延びて、最高の土産話を持ってセフィに会いに行くんだ)


 ホタルは自身の得た力で目標を達成するために、早速今できることに取り組んでいくのだった。



とりあえずはどんどんとホタルが強くなっていきます。

ここまでの長ったらしい前振りみたいなところがやっと活かされま始めます。

ほら、無駄にアオイたちを序盤で登場させたりと言ったところですよ。次回、そのあたりの話が無駄ではなかったということが多少なりわかっていただけるかと。

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