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トゲエルフの怒りを思い知れっ!




「こんな所になんの用なのかな?」


「判りきったこと聞かないで、二人を帰してもらいに来たのよ。

それに何よ、その話し方。ゲイリーが二人居るみたいよ。」


「ハハハハハ。面白いこと言うね。そもそもゲイリーは望んでここに来たんだよ。

そして、代償を払ってそこの女を呼び寄せた。どこに帰さなきゃならない道理がある?

それにこの話口調は勘弁して欲しいね。僕は精神の精霊だし、今は契約者のゲイリーと

繋がっている状態だからね。」


そう言うと、イケメン魔神はゲイリーの傍にすうっと移動した。


「アンタの道理なんて知らないわよ。

無理やり連れてこられたキャリーは取り返す。馬鹿やったゲイリーは帰っておしおきよ。」


「威勢が良いのは何よりだけど、この夢幻界では君は何も出来ないよ。

この世界はとてつもなく広いけれど、それは総体としての人々の意思集合体として広大に

見えてるだけで、君自身が動ける範囲は君の意識野の狭い範囲でしか無いんだよ。

この世界を自由に動き回れる僕と、動けない君とじゃ勝負にすらならないね。」


「動けないからって馬鹿にしてると足元すくわれるわよ。」


「ハハハハハ。すくわれようが無いよ。

この世界で移動するのは他人の精神の中、意識野を自由に移動できる能力が必要なのさ。

そして君が如何に優れた精霊使いでも、精神世界での攻撃手段なんてたかが知れてる。

言っとくけど、僕には闇霊なんて下位の精霊の攻撃は通じないからね。

こう見えても、精神世界では僕がほぼ一番高位なんだよ。」


「ほぼって事は一番じゃないじゃない。

それに精霊の攻撃力は、精霊使いとの総合力で決まるのよ。

わたしの闇霊を、そこらの野良精霊と一緒にしてると後で泣きを見るからね。」


思ったよりやっかいな状況だわ。コイツの言うとおりだとしたら脅しは無意味ね。

ならば、方針転換よっ






「ゲイリー聞こえる?」


「ハハハハハ、そうだろうとも。君に出来ることはそれくらいさ。

でもね、説得も無駄だよ。僕の言うとおりにして念願の女を手に入れたんだから。

彼が僕と君のどっちを信じるかなんて自明の理でしょ。」


とりあえず言うだけは言うし、基本説得なんて目指してないもの。


「ゲイリー?聞こえてるわよね。

聞きなさい。アンタこの性悪精霊に騙されてるのよ。

アンタは、リーゼン・マロー著の『気になるあの娘の心を鷲掴み』を盲信してるみたい

だけど、その本はアンタみたいな人間を騙してこの世界に引き摺り込むためのトラップ

なのよ。この性悪精霊の言うことは、一から百まで嘘っぱちよ。

アンタの腕の中のキャリーが、一度でもアンタに微笑み掛けた?

一度でもに愛をささやいた? 無いでしょ?だって嘘っぱちなんだもの。」


「う、うるさい!なんだよ!僕とキャリーの邪魔をするなっ

あの本は素晴らしい本じゃないか! 誰でも本の通りにすればどんな女の子だって思いの

ままに出来るんだから。」


「ゲイリー、その女の戯言にいちいち耳を貸したらダメだよ。」


わたしはここぞと思いっきりオーバーアクションで言う、


「思いのまま!? どこが!?

キャリーを見なさいよ、うつむいて何の反応も返さないでしょ?

あの本を信じているようだけど、それがそもそも間違いだって気付きなさいよ。」


「ハハハハハ、あの本に書かれていることは真実さ。信じるなよゲイリー。」


「ああ、判ってるとも!

おい、知らないようだから教えてやる。リーゼン・マローは幾多の本を書いたけど、

信じていた女に裏切られてから、女を人間ではなく物扱いする様になったんだ。

そしてあの本を書いた。女を信じて無いから無理やり自分の物にする魔術を書いた本さ。

僕はリーゼン・マローの気持ちが良く判るよ。

本当に愛した女に裏切られたんだからね。お前に判るかい?その気持ちが。」






「知らないわよそんなの。それにアンタ、思い違いしてるわ。

著者のリーゼン・マロー、いいえ、本名リーザ・マローは女性魔術師よ。」


ゲイリーは一瞬何を言われたか理解出来なかったようだ。ポカンとしてから、


「う、嘘を言うな!リーゼン・マローが女だって言うなら、女の心を自由に操れる魔術を

書くはずないだろっ!」


「ホントのことよ。リーザ・マローはアンタが言うとおり、ある日を境に男を信じなく

なった。そればかりか、自分を含む女性という性すら憎む対象になったみたいね。

何があったのかは想像出来るけど、今ここでそれは問題じゃないわ。

魔法書『気になるあの娘の心を鷲掴み』は、男を憎むあまり、男を破滅させる為に書かれ

た本だって事が問題なの。そしてアンタはその本に誘い込まれこの世界に閉じ込められた。

このままだとアンタは数日で衰弱死よ。

嘘だと言うなら、そこの性悪精霊に聞いてみなさいな。」


「お、おいっ、この女の言うことは嘘っぱちなんだよな!?」


ゲイリーの意識が性悪精霊に向く。

今だわっ!! わたしは精神の精霊のうち、悪戯の精霊に呼びかける。

悪戯の精霊が司っている物にも色々あるけれど、この精霊にはわたしが使う幻覚系魔術式

に協力してもらっている。『幻影』『隠密』『識別妨害』『仮想キーボード』とかだ。

悪戯の精霊の力でゲイリーに幻覚を見せ、ゲイリーの性悪精霊に対する不信の種をさらに

育てようという策だ。

性悪精霊の力は強い・・・・相手の力が強ければ計略を持って減じるべし。


「・・・・・ハハハハハ、そういう手で来たか。

まぁ良いさ。リーザとの契約は『男の破滅』。今更何をしようが結果は変わらないよ。」


「お、おいっ、何とか言えよっ」


「ゲイリー、諦めなさいな。アンタは騙されていたのよ。そして見放されたようね。

ほら、その証拠にキャリーを見なさい。」


「え!? う・・うわーーーーーっ 何だよ!?これ何なんだよっ」


悪戯の精霊による幻覚で、ゲイリーにはキャリーが老婆に見えているハズだ。

そして、ゲイリーのキャリーへの執着心に一瞬の空白が出来る。






ライラ・サラヴィンによれば、精神の精霊はその精霊に力を与えている人物が持っている

『執着心を無くす』ことで力が削がれる、と結論付けている。

喜びも、怒りも、哀しみも、楽しみも、全ては執着する人・物があってこそ。

何の執着心も無い所では心を波立たせることも無い。そこでは精神の精霊が力を振るう

ためのエネルギーの元、心の動きが無くなり、力を発揮出来なくなる。


「ハハハハハ、ここは夢幻界だということを忘れているよ。

人の心の一番奥底、一番深い所には混沌界があり、夢幻界はその混沌界の縁に存在して

いる。そして君達が混沌界に落ちないよう支えているのは誰あろうこの僕さ!!

支えるのを止めるということは、すなわち混沌界に落ちると言うことだよ。」


そのとたん、夢のような青い空を背景とした美しいこの世界は、まさにガラスを割るよう

に崩壊した。次々と崩れ落ちていく世界の向こうには真っ黒な世界が広がっていた。


「ハハハハハ、あの真っ黒な世界は混沌界さ。何でも存在するけどそこに何の秩序も無い。

全てが在るのと、全てが無いのは人間から見れば同じことさ。

あそこに落ちればこの僕だって無に還元される。だからここでバイバイだね。

しょせんこの世界を移動出来ない君達には逃げ切れないよ。」






『闇牙』

物質界では黒い一条のレーザービームだが、精神世界では闇霊そのものが飛ぶ。

ゲイリーの執着心に間隙が出来たことで性悪精霊の力は弱まってるハズ。いまならっ。


「ちっ、無駄な足掻きを。」


ゲイリーの傍から、一瞬で、まるで瞬間移動の様に移動し、攻撃をかわす性悪精霊。

闇霊の攻撃速度は光に準じる。見てからかわしても絶対にかわせないハズ。

つまり、同じ精神の精霊である闇霊を感じた瞬間に予測してかわしたのだ。

でも、無駄じゃない。

だって、そうして欲しかったから。


この世界は精神の世界、ゲイリーの傍を離れるということは、精神の繋がりがその分弱く

なることを意味する。


「なんだとっ!?」


驚く性悪精霊。

なぜなら、


ゲイリーの傍を離れた性悪精霊とのその隙間に、わたしが強引に割り込んだからだ。




「馬鹿な、この夢幻界で自由に移動できるなんて、人にそんなことが出来るハズが無い。」


そして、性悪精霊よりゲイリーに近いわたしは、よりゲイリーに対し強い影響力を持った

ことを意味する。

この精霊界に存在する人の精神は、その性質上、精霊と大差が無い。

わたしはゲイリーとキャリーを『ゲート』から強制的に物質界へと送還した。

ゲイリーとキャリーは物質界でそれぞれ自分の身体へと返るだろう。




「人に出来ない事をする。すなわち人に在らざる者。つまり同類って事かよ。」


ゲイリーとの繋がりが強制的に絶たれたせいか、それとも元々こっちが素だったのか、

話口調が乱暴に変わりましたね。


「どうりでおかしな予感がしたわけだ。人じゃないなら思い当たる節があるぞ。

お前、混沌界から来ただろう?」


そこに気付くとはさすが精神の精霊。

だけどそれはわたしの逆鱗だって知ってた?


「知らないようだから教えてあげるけど、人はみんな混沌界を通って生まれて来るのよ。」


怒るほどに冷静になって行く自分を感じながら。


「しらばっくれる気か。まぁ良い。お前が混沌界の生き物ならあそこに落ちても平気だろ。

おい!今日の所はこれで勘弁してやるから、もうオレの前に姿見せるなよな。

それとも戦うか?お前が仮初の姿を捨て、混沌の生物として正体を晒せば、ここでオレと

戦うことだって出来るだろうよ。」


「わたしは人よ。アンタが知る普通の人と何も変わらない。」


「ハハハハハ、この夢幻界で動き回れるお前のどこが人だよ。

スカしやがって、ホラ、攻撃してみろよ。お前の真の姿を晒して攻撃して来いよ。」


ここは精神の世界、たとえ口喧嘩でもこのままやられっ放しで引き下がるのは負けと同じ。

ここでは。。。。。。売られた喧嘩は買うだけよっ!!




『ヴぉぉおおおン』


そんな音を立ててわたしは、わたしを中心に精神世界に心の波紋を広げた。


「むっ?。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。ハハハハハ、

今のは何の真似だ?』


「わたしはこの世界でアンタに有効な攻撃手段を持ってないからね。

そう、わたしはね。」


おおっ来た来た。






「#ゾ%!”ヴィ$~%¥&ガ#&¥リ」


「ちっ。これを狙ったのか。」


わたしが無作為に撒き散らした『感情の波』は夢幻界にいる怪物達を誘き寄せる格好の餌

となった。今性悪精霊に襲い掛かったのは『ヌギガヌフ』という名の怪物で、何処までも

獲物を追いかける雑食性の意地汚い性を持っている。

もっとも、高位の精霊を自称する性悪精霊には怪物の一匹や二匹ではどうにもならない。


しかし、先ほどの撒き餌に誘き出されたのは一匹では無い。

うわ、次々来た!その数、とてもたくさんっ!!

これ以上、この場に留まるとわたしもヤバイっ


「はっ。わたしがコケにされたまま引き下がる女に見えたか!? バーカバーカ。

くらえっMPKっ!!」


最後に見たのは大量の夢幻界の怪物に囲まれた性悪精霊だった。

もちろんわたしも囲まれてるのだろう。そう言い捨て、わたしは後ろを確かめずに一目散

に『ゲート』から逃げ帰る。

捨て台詞は様式美よっ。これって大事だよねっ。






一瞬の眩暈。

直後、わたしは横に転がる!

何かがわたしが今居た所を通り過ぎた。


「ガキンッ」


わたしは転がってすぐ体勢を立て直し、すかさず『ゲート』を閉じる魔術式を詠唱する。

わたしの目の前では"生きた鎧"に剣を突きたてられた怪物が居た。

これは『マリガンヌヴプ』見た目はサンショウウオに似てるが目と歯が鮫のようだった。


「リアっ!なんだそいつは!?」


おそらく部屋の外から誰かが声を掛けて来るが、わたしには返答する余裕が無い。

『ゲート』を閉じ終えるまでにさらに2体の怪物が飛び出して来る。


怪物達の足元には、横になって意識が無いままのゲイリーとキャリーが居る。

そして、今のわたしは『無詠唱』が使えない。精神の精霊界に入る際に解除していたから。


2体のうち、一体は部屋の隅に移動した。

そのうち一体はわたしに襲い掛かろうとしていた。


「つっ 精霊よ護って!」


直後、わたしの身体が光に包まれた。

ふふふふふっ、これぞ本邦初公開!『精霊武装』よっ。


わたしはその状態のまま、『単把』を怪物に叩き込む。

精霊の加護もあり予想以上の威力が出たようだった。

怪物がわたしの拳打に押されて、わたしとの距離が広がるとすかさず回し蹴りを放った。

蹴りの方向には"生きた鎧"。

蹴りの威力に負け、そちらへ押し込まれた怪物は次の瞬間、双剣で4つに別たれた。

最初の怪物はもう居なかった。"生きた鎧"に切り裂かれ夢幻界に強制送還されたのだ。




最後の一体は、見た目はまんま死神だった。名は不明。ロイ・ラーウィンの100選には

載ってなかったヤツだ。

骸骨の顔が嘲笑った気がした。

死神の前にゲイリーとキャリー、その後ろにわたし、さらに後ろの部屋の外に複数。

この配置は!? やばっ、範囲攻撃が来るっ!?

魔術式の詠唱を開始したのは、わたしと死神が同時だった。




死神が魔術を詠唱している。声は聞こえない。そう、感じるだけ。

おそらくは範囲攻撃。

わたしの魔術式で、一撃で問答無用に倒せなくば死人が出るだろう。


単体攻撃魔法を唱えたわたしと、範囲魔法を唱えた死神。

勝負を分けたのは詠唱時間の差だった。




『奪命』

光の精霊により、相手の命と存在力の全てを奪い取る術だ。

そして、


最後まで声も無く、その場から死神は消え失せた。


「ふ~~。」


今のはかな~~りヤバかった。

MPK(自分で手を下さずモンスターを大量に呼び寄せて相手を倒す卑怯技)恐るべし。




ふと我に返って見ると、わたしを護ってくれて居たのは怒りの精霊だった。

そう気付いてお礼を言う。(これ大事。)


「ありがとう!怒りの精霊。助かったわ。」もちろんエルフ・スマイルも送ったわよ。


怒りの精霊は『    』無言だったけれど、なんとなく「手を煩わせるな。」と言って

いるような気がした。もしかしてツンデレですか?






「お、おい、リア、なんだよ、今のは?」


部屋の外にいる人達から声が掛かる。


「精神の精霊界から追いかけて来た怪物達よ。無事倒せたし、もう良いでしょ。

それより、ゲイリーとキャリーをベットに寝かせてあげて。

しばらくすれば目覚めるだろうから。」


「何?息子は大丈夫なのか?」「ええ、目覚めたら教えて?お仕置きするから。」


「何を言って「迷惑掛ければお仕置きする。これ当然。」わわ、わかった。」


ツンデレ怒りの精霊の迫力がプラスされたわたしの言い切りに、頷くメイロー子爵。


「あの、キャリーを助けて下さったのね。ありがとう、ありがとう。」


わたしはキャリーママに微笑み掛け、後の事は子爵とキャリーママに託して、"生きた鎧"

のガーディアンモードを解除、フォローモードにする。


さらに、もう一度怒りの精霊にお礼を言うと、『     』やはり無言だったけれど、

どうやらわたしはニマニマしていたらしい。

『%#”$!&=#$』 「別に心配で助けたんじゃないからねっ」そう雰囲気で語り、

精霊界に戻ったのだろう。消えてしまった。

ニヒヒ。なんか怒りの精霊もこうなると一気に可愛くなっちゃったわね。

そして、怒りの精霊の加護が切れた。




ぷしゅ~~~

まさにそんな感じだった。怒りの精霊の加護で昂揚してた気持ちが急激に治まった。

わたしは今更ながら真っ青になる。さっきはかな~~りヤバいなんてレベルじゃなかった。

よく誰も死ななかったわ、冷や汗ダラダラ。

そして、痛っ いたたたた、何よその『精霊武装』って?本邦初公開って?

その場の思いつきを自慢しちゃうなんて、ノリというかラリというか怖いというか痛い。


ちょっと自己嫌悪が入りつつ、わたしは雑魚寝部屋を出る。

とたん、わたしは複数の冒険者にもみくちゃにされた。


「よー、やったなリア、俺たちゃ、お前なら期待に反しないって思ってたぜ!」

「リア、俺達、熱いまなざしでお前さんを見守ってたんだぜ!」

「完璧だ。リア、何もかもが。」

「リア、愛してるゼー!!」


??なんか変なノリですけど、どうやらわたしの成功を喜んでくれているみたいだよね?


「え?えぇ、ありがと?」


「おい、リアよ。」「ん?何?おやじさん。」


「顔に床板の継ぎ目模様が付いてるぞ。なんせ、


  二人 oΛ_(リア)     入口 皆皆皆皆


こんな風におまえさん顔を床に付けて気を失ってたんだぜ?」




言われて顔に手を当てて見ると。。。。。。


「きゃーーーーーーーっ」 顔!顔に変な跡がががががっ


わたしはお手洗い場に飛んで行きましたっ






「「「「 やっぱりエロフ最高! 」」」」


そんな掛け声が上がる横で、よろず紹介所のおやじは


「パンツ丸見えだった、って、言わねーほうが平和だよな。うん。」




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