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省油の独り言

中二病

作者: 醤油

一般に、革命家(各業界に飛躍的な進歩をもたらすもの)はみな非常識である。




 私は理想郷(イデア)にて「創造派」の四大柱神の一角を務めている醤油というものだ。かの大世界神エイドス様より「思考」の御名を与えられた、正真正銘の神様と言うやつだ。とはいっても、私が扱える神術は「創世術 thinging life」だけなのだがな…。何故私がこの現実界(リシュー)に降り立ったのか。それは神界大七勢力の均衡を保つためだ。最近「破壊派」と「虚実派」が同盟を結んだという情報が入ってな、近々現実界(リシュー)に攻めこむかもしれんという推測の元、派遣としてここに来たというわけだ。今ここで食い止めなければ、最悪最終戦争(ラグナログ)が発生するかもしれん!何か怪しい者が来たらすぐに伝えてくれ!そうすればお前だけでも助けてやろう!いいな、人間!


 …今の発言を聞いて、「うわぁ、痛い子だぁww」とか「御愁傷様ww」とか思った人、正直に手を挙げなさい。手ぇ挙げた人、この独り言を読んだらめちゃ驚くと思うので、覚悟しといてください。

 どうも皆さんおはこんばんちは、小説家志望(笑)の醤油です。今回から私が率直に思った疑問を、七割自己解釈三割収集した情報を元に色々試行錯誤し、「小説家になろう」の方に記録として残す、ということをしていきたいと思います。

名付けて…「醤油の独り言」!!

 …はい、やってることは完全に評論家のそれです。小説とはなんだったのか…(哲学)。

 ま、取り敢えず始めていきましょう。今回の話題は「中二病」についてです。

 先ず、中二病って何だか解りますが?世間で言うそれは「俺は漆黒の翼」とか言っちゃう様な痛い子、という認識のはずです。もっと解りやすくいえば「現実と自分の妄想が混同し判別かつかなくなっている状態の人間」という説明で纏まります。そういう人は、余り人付き合いが上手とはいえず、独り黙々と何かを呟いてる…そんなイメージもありませんか?世間に適応出来ていないと判断し、社会不適合者扱いする人も少なくないと思います。

 でも私、思ったんです…。「中二病、実は強いんじゃね?」って…



 まず皆さん、想像上、自分の頭の中で架空ストーリーみたいなのを作ることができますか?ちょっとこの文章を読むのを中断してやってみてください。お題は自由です。なかなか想像ができない人は、現実世界を起点として「もしこの世界に~があったら」みたいなIFストーリーを展開させるとやりやすいです。個人的にオススメするIF展開のお題は、結構映画等でも見かけるゾンビとかのバイオハザード系ですかね。

 …どうでしょう、妄想、できましたか?私の予想としては、大半の人が「けっこー難しいじゃねーか…」と思ったところでしょう。当たり前です。IFストーリーなんかを想像することってのは、己の知識や想像力のみで世界を作るようなものですから、難しくて当然です。世界をゼロから組み立てる始点を置くために、「大人」にはない()()()()をその辺の草原から見つけられるほどの並外れた観察力も必要です。生まれたときから人間に備わっている想像力と観察力、この二つの能力ですが、生まれながら持っているだけあって世界を創造できるだけのレベルに達するには相当な時間を要します。ぶっちゃけそういう才能がないとやっていけないレベルです。

 こんな感じで「架空のストーリーを生み出すこと」というのは説明した通りめちゃ難しいことなのですが、こんな行為を日常的に行っている人種がいます…。そう、中二病の奴らです!あいつらは自分の頭で想像した事がついうっかり口に出てしまうぐらいに、常日頃から架空のストーリー、想像上の世界を展開しているのです!中二病の人って良く持ってますよね、人に見られたら恥ずかしいマル秘ノートみたいなの。あれは自分の頭で生成した空想世界の設定なんかを忘れないように書き留めるものとして使ってるものだと考えられます。このことは、自分が記憶できないほどに空想世界を作っている、ことを証明しているようにも捉えられます。記憶に留められないほどの想像をするとか…さらっとえぐいことしやがる。

 しかもたまに中二病ってえらく難しそうな言葉使いますよね。よく中二病が使ってそうな単語の一つである「アポカリプス」っていう単語、調べたら英語で「apocalypse」と書き、善と悪の対決や世界の終末に関する予言が書かれた新約聖書唯一の予言書「ヨハネ黙示録」を指すものだそうです何処で見つけたんだそんなもの。後最初に書いた自己紹介的なアレで使った「イデア」という単語、私は中二病な5hスレで時々見かける単語です。これ、ゴリゴリの哲学用語です。興味のある人は各自で調べてみてください。とまあ、どこで見つけたかもわからないような単語を使うあたりから、中二病たちの観察力がヤヴァイことが察せるはずです。

 えー、つまり中二病の奴らは想像力と観察力を極めた一種の職人のような人たちなのです。…ん?「そんな言葉だけの証明で納得できるかっつーの!頭勝ち割るぞこの弁当に入っている唐揚げの下にあるスパゲッティみたいな野郎が!!」だって?いやまあこれだけで証明しようなんて一言も言ってませんし後私に愚痴を言うならもう少し調味料で味付けしてから言ってください。てなわけで、次は信憑性の高いものを用いて、中二病がどれだけ強いかを説明します。



 時に皆さん、儲けたいと思ったことありませんか?ま、社会を嫌悪している人以外は皆思ったことがあると思います。お金という権利、いくらあっても足りないようなもんですからね。ですが、ここで皆さんに悲報です。最近の心理学の研究によってなんと、儲けられない、収入が出ない人の特徴が判明してしまったのです!通称「収入が上がらない行動心理学」を参考にして行う!

 突然始まる心理テスト!~うわっ、もしかして私、収入が出にくい人…!?~

これから3つの特徴を上げます。それぞれ、はいかいいえで答えてください。


1:自分は協調性が高いと思う

2:また、外交的であると思う

3:自分はよくインポスターシンドローム(自己の能力に対し悲観的な状態)になる。


3つ全てはいと答えた人、もしかしたらあなたは周りの人よりも収入が出にくいかもしれません…。

 では、解説に移ります。まず「1:自分は協調性が高いと思う」について。社会において、仲間と連携して仕事をこなすために必要なステータスの一つ、協調性。これがなければ社会進出は夢のまた夢、と思う方もいるかもしれません。確かに、協調性は社会的存命のために必要なステータスです。が、その協調性が大きすぎると、返って自分の行動範囲を縛る羽目になります。協調性が高い人というのは、常日頃から周りと合わせえるために、自分の行動基準でさえ周りにおいてしまいます。こうなると、もはや周りに従うだけの人形のような状態になってしまいます。ただ周囲の人間に流されているようでは、社会進出なんて夢のまた夢です。

 「2:また、外交的であると思う」について。世間でよく言う外交的な人ってのは、良く他人としゃべっている礼儀正しい人、みたいなイメージだと思います。なんとなく感じはいい気がしますが、外交的な態度を頻繁に行う人は、ある一種の欲求不満な状態なのです。こういう人達って他人に対して自分の評価を求めることが非常に多いんですが、あれは承認欲求の不足による欲求不満の表れによるものです。承認欲求については「マズローの心理的欲求」を参照。外交的な人はこの欲求を満たすがため、他人に自分が成功者だと見られ、周りからちやほやされたいがために自分の財産を大量に消費してしまいます。他人に認められたいがためだけに自身の時間を削る、なんだか無駄な時間を過ごしているように見えますね…。

 「3:自分はよくインポスターシンドローム(自己の能力に対し悲観的な状態)になる。」について。これは言葉通り、たとえどんなに仕事ができていても自分の能力に自信を持てない状態のことです。自身を過小評価してしまうことで仕事の安請け負いや自身の能力に見合わない低レベルの仕事をこなすようになり、結果的に収入が減っていってしまいます…。自身に対する過小評価と過大評価は、自分を盲目にさせてしまいます。

 と、こんな感じ。聞いたことがないような単語がちょいちょい出てきましたが、理解できましたか?ちなみに、この3つの条件をそのまま質問の方向を反転し「~ではない」という形にすると、「収入が出やすい人/成功者の特徴」になります。

 では…先ほどの心理テストを中二病がやったとしましょう。さぁ、どのような結果になると思いますか?


1:自分は協調性が高いと思う

  →独自世界を切り開いている中二病は、一つの世界から得た視点にとらわれない。「一般人」からすれば視点も、使用する言葉の意味も全然違う話が全然かみ合わない人とされ疎外される。また中二病自身も「一般人」とは話が合わないと判断し一人優々と想像を続ける。中二病は「一般人」との協調を望んでいない(臨んだとしても話がかみ合わない故独自世界内にて構築を始める)ため、協調性がほぼ無いと言えるだろう。

2:また、外交的であると思う

3:自分はよくインポスターシンドロームになる。

  →中二病はよく自身を独自世界内で最強キャラとしてストーリーを構成する。自己の能力に対し悲観的な状態では自分を最強キャラに位置させることはできないだろう。また「独自世界内の最強キャラ」という称号は、そのまま自分という存在を自身が承認するということになり、欲求不満を起こすことは無い。起こしても独自世界内で解決させちゃう力を持つため、周りからの承認を必要としない。よって、中二病は外交的ではないし、インポスターシンドロームでもないことが言える。


 はい、3つ全て当てはまらなかったですね。よってこの逆説も成り立つため…

 中二病は、成功者(または収入が上がる人)の特徴を備えていることになります。



 最後にもう一つ、中二病が持っている特性があります。それは「自尊心を持っている」ということです。

 先ほどの説明で「中二病はよく自身を独自世界内で最強キャラとしてストーリーを構成する」といいましたね。それです。この文を疑問形にすると「なぜ中二病は自身を独自世界内で最強キャラとしてストーリーを構成するのか?」となり、それの答えが「自尊心を持っているから」なのです。

 協調性が高い人や外交的な人、インポスターシンドロームな人にはある共通点があります。それは自分で自分の良さや悪さをはっきりと証明できない、即ち「自尊心を持っていないこと」です。他人という柱にしがみついて行動しないと、外からの評価がないと、自分という自我を維持できない。自分の特性(できる/できない)を把握しないがために、自身の評価を違えてしまい、結果自分を保てなくなってしまう。これらは全て、自分という一人の人間を事細かに理解していないから発生します。 

 「自分は自分だ」と開き直ることではありません。それはただの思考放棄です。己の利点を理解し不利点を受け入れ、利点を活かし不利点を乗り越える、そんな切磋琢磨に励む自分を今日も大切にしようとする覚悟。これが「自尊心」なのです。「自尊心」とは、決して外からの影響で構築されるものではありません。むしろ逆です。周りがどんな状況に陥ろうとも流されず、己を活かしていくための柱でなくてはならない。


 自身の能力を分析し、得られたデータをきっかけとして独自世界を構築。その中で不足しているものを必死にかき集め、独自世界とともに自分を構築していく。やがて構築が一段落すれば、その世界に(自分が大切だとわかっているから)最強キャラとして自分を降臨させ、そいつにとっての第二の人生が始まる。周りがどれだけ批判しようと、どれだけ疎外されようと、築き上げてきた「自尊心」にしがみつき耐え抜く。そして今日も、自身の幸福を満たすため、己を作るため、独自世界の構築に勤しむ。これが、中二病である。



 では、今回のまとめと行きましょう。

 世間から良く気味悪がられる中二病。しかし実態は

 ・化け物レベルの想像力と観察力を兼ね備えている

 ・その特徴は成功者/収入が出る人と似ている

 ・自尊心により自我を確立している

ということでした。ちなみにですが、この中二病をもう少し制御できるようになると、小説家等のクリエイターになります。いやまあクリエイター職に最も必要な想像力や()()()()を生み出す力なんかは全部中二病持ってますからね。小説家志望の私にとっては中二病は師匠的存在として扱っています。普通にうらやましい。

 ちゅうわけで、今回はここまで!今度から中二病を見ても気味悪がらないでくださいな。中二病代表として、私からのささやかなお願いです…。次回の予定は未定です。気分で決めまぁす。ほいじゃまた!







人間が人間であるために必要な「自尊心」。想像力を生み出す原動力でもある。

そんな大切な柱を、簡単に壊す奴らがいる。そいつらは本能ですら食いつぶしていく。食いつぶしていることも知らずに、ただ、生きている…。

儂は、そんな奴らに、絶対に、負けねぇ…。

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