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力の行方 ルーフェイア・シリーズ08 作者:こっこ

Chapter:06 反撃

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Episode:51

「敵か?!」
「わ、わかりません!」
「あっちだ、あっちで爆発があったぞ!!」
「何をしている、持ち場を離れるな!」

 そこへさらに銃声。
 ミルが何を思ったか、早々に撃ったみたい。まぁきっと、なんか命中させてるんだろうけど。
 思わず門へと殺到した見張りたちの前に、今度は人影が立ちはだかった。

 風を切る音。閃く銀光。
 絶叫を上げて見張りたちが倒れた後には、サイズ(大鎌)を構えたシルファ先輩の姿。
――凛々しい〜♪

 見張りたちに同情する気なんて、さらさらなかった。
 あんな風にテロをやる連中、市街戦をやろうなんていう連中、さっさと死んじゃえばいい。
 あそこにはヤな貴族もいっぱいだったけど、この日だけはOKってことで、子供だってけっこういたんだから。それがあの爆発のせいで、バラバラにされちゃった。

 こいつらあたしたち子供のこと、獣の仔みたいにしか思ってないんだ。
――大人なんて、信じないんだから。
 スラムにいた頃とか、あたし嫌っていうほどそーゆー目に遭ったんだから。

 ともかくあたしも、負けてられないよね。
 多分玄関から飛び出してくるはずの連中を待ち構えて、壁にぴたりと張り付いて。
 勢い良くドアが開いて、サブマシンガンを構えた大人たちが出てくる。

「ば〜か」
 そうつぶやいて、2本ばっかり苦無を投げてみて。
 たちまち即効性の猛毒にやられて、2人倒れる。

「なんだ、どこだっ!」
「なんでしょ〜♪ ミルちゃん知らないで〜す♪♪」
 さすがに大人たち、これには度肝抜かれて硬直。しかもすかさず、ミルってば連射銃を乱射。
 たちまち人数が半分以下になる。

 さらに先輩たちが前へ出て刃を振るったら、敵とかもうほとんど残ってなくて。これで警備って言うんだもの、バカにしてるよね。
 そんなこと思ってると、突然頭上で雷が閃いた。でも雷雲なんてない。空は満天の星だもの。
 なのに2度3度、雷は閃きつづける。

――そっか、ルーフェイアだ。
 確かによく見ると、ミルが「監禁されている」って言ってた部屋のあたりだもの。きっと彼女、合図代わりに魔法使ってるんだろう。

 そうすると、もうちょっと派手にいったほうがいいよね?
 バスケットの中に入れておいた、小型の爆弾の安全装置、外してみる。
 それをまず中へ放り込んで……それからあたしたち、屋内へと踏み込んだ。



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