1 どうしてホラーが好きなのか
始めに
ジャンルが再編成されて、この部門では人に恐怖を与える作品と言うことになっています。
しかし実話怪談にしろ創作にしろ私にはその才能がないようですね。
だけどホラーは好きなのですよ。同好のかたと席を同じくしたいので、書き続けますが実話怪談、創作ホラーともにやめた方がいいでしょう。
ですからホラーを題材にしたエッセイもどきのものを書いていこうと思います。
書いてしまったものはもう仕方がないのですよ。
できればピリッと一瞬の恐怖を感じられるように努力します。
なぜホラーが好きなのか
今はほとんどストレスのない生活をしているのだけれど、要するにストレス解消なのでしょう。
あまり認めたくないのですが、やはり他人の不幸は蜜の味なのでしょうね。
主に好きなのは実話怪談ですが、これを書いている人は体を張って心霊スポットに行ったり、取材をしたりしているのですよ。
敬意を表さなければいけません。
新刊を買ってむさぼるように読んだこともありましたが、金額的には数千円でしょう。
しかし飲食店に行って愚痴を言うならば他人に迷惑がかかります。
それを考えると健康的な解消法と言えるでしょう。
一つ記憶に残った話を書きます。これはおそらく創作でしょう。
東北の山村です。夫婦と子供二人の家に男が訪ねてくる。理由はわからないのだけれど。、隣村に行かなければいけない状況なってしまう。
家族全員です。なぜか言うことを聞くんだな。
ところが下の男の子が愚図って。体調でも悪かったのでしょうか。仕方がないので隣の家に預けたのだけれど。
この男はチッと言ったのだけれど。「しょうがないなと」あきらめたようだ。
この辺が詰めが甘い。
怖いところはこ男の正体がわからないのだよ。神なのか仏なのかはたまたそれを超えるものなのか。
翌日一家は惨殺死体で発見されました。
生き残りの男の子は後に大量殺人事件を起こします。
おそらく津山30人殺しをもとに書いたものだと思うのだけれど。確かにこれだけでも怖いのだけれど。
もしこの生き残りがプロイセンのちょび髭のおじさんの幼少時だとすれば怖い。