少女(アリス)達1
そうして鋼の機関車は空中に爆散する。
「魔女への鉄槌は下された、繰り返す魔女への鉄槌は下された。これより魔女への鉄槌部隊帰投する」
「結局は、失敗でしたわね。教授、今回の試みも世界大きくを変えるまでに至りませんでしたわ」その映像を見ながら女が言う
「失敗を積み重ねてこその成功だ。なに焦る必要は無い、なにせ私はこの世界に蔓延しているのだからな、では次のステージの準備にとりかかるとしようか ミス=レイン、正真正銘たる私の娘よ」
「Yes,My Duddy,お望み通り、常に側にいてあなたに疑問を投げかけましょう。あなたをこの世界から殺し尽くす方法を見つけるまで」
そうして、世界はほんの少しだけ変わり、物語は再び喜劇の様相を取り戻す。
「爆散、っと、さて、秀幸、これで私の鋼鉄の肉体は失われ、残ったのはこの小さな器のみ、この身体の外装を変え名前を変え、そうして愛を育みましょう」言って男に満面の笑みを浮かべるのは自身の本体を失ったはずの鋼の妖精
「そうは簡単に貴女だけハッピーエンドにしてなるものですか、フィアナ2、まったく貴女ときたら二号機の分際で、オリジナルの自意識は構成するわ、私に隠し事をするわで、まったく、覚悟はできているわね、全機能、状態青(グリ−ン)、殺戮モ−ド(ジェノサイ)!! 起動」