表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
103/288

Shalimar 6


舌が絡む度に、脳の奥がじんとしている気がする。頭がぼうっとして何も考えられない。


目の前には満紘の顔。一瞬見えたかと思ったらすぐに唇を塞がれて、満紘の顔が見たいのに近過ぎて見られない。


誓いを交わすように互いの服を脱がしていく。Tシャツを脱いだ満紘の上半身は逞しくて。直視出来なくて目を逸らした。


「梨愛。ちゃんと俺を見て」

知らぬ間に男になっていた、幼馴染の可愛い男の子。もう可愛いだなんて言葉は似合わない。溢れ出る色気で、私のタガが外れていく。


私の身体を締め付けていたそれを、満紘が器用に外す。暴かれた身体に、彼はそっと触れた。もっと触って欲しくて掌を背中に這わせた。


「もっと…触って…?」

満紘の目を真っ直ぐ見つめて懇願する。噛み付くようなキスが降ってきた。膨らみを揉みしだかれ、先端を弾かれる。電流のように快感が脳に走る。口は塞がれたまま、私の声が漏れていく。


内腿を何度も撫でられ、身体の奥が疼く。満紘の指先はそこに辿り着きそうで辿り着かない。焦ったくて満紘の脚に誘惑するように太腿を擦り付けた。


十分過ぎるほど潤ったそこを、満紘の指先が触れた。探るように掻き回すその指に翻弄され、私の意識は薄れていく。私が私でなくなっていくような、不思議な感覚がした。


指先が蕾に触れたとき、喉の奥から悲鳴が漏れた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ