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第四十九話「銀河守護艦隊の落日」④

「ど、どうだ! 敵の統率艦への電子集中攻撃……! 所詮は無人の雑魚キャラ……統率艦を無力化すれば、如何に数が多くとも、どうと言うこともない! ……ったく、帝国軍も進歩がねぇっ! いい加減懲りねぇのかね……」


 前線に出ていた艦艇を経由した起死回生の電子浸透攻撃。

 ジュノーの電子戦能力ならば、帝国軍の統率艦程度ならば、クラッキングにより無力化出来る……そう確信した上で、アルフレッド提督もジュノーに全力での電子浸透攻撃を命じたのだ。


 そして、電子攻撃の成功を信じて疑っていないアルフレッドは、軽い調子で続ける。


「案の定……まとめて、大人しくなりやがったな。やっぱり、どれだけ数がいてもこっちは一網打尽にするだけの話だ……さすが俺っ!」


 アルフレッドの指示により、フルパワーで実施されたECMバラージと、統制艦への集中電子攻勢だったのだが、敵機群の動きが止まった事で、確実に効果が出ているように見えていたのだが……。


 対照的にジュノーの方は、引きつった顔で正面モニターを見据えながら、口元を戦慄かせながら、告げる。


「……報告します。敵統率艦への電子浸透攻撃は失敗に終わりました。どうやら、一瞬の足止め……その程度しか効果がなかったようです……。敵機群……再起動!」


 言っている矢先に、動きが鈍っていた敵艦や敵機は何事もなかったかのように、再起動し再び周囲を飛び交い始めると、容赦のない砲撃が再開される。


 通信トラフィックの圧迫により発生する輻輳ふくそうと呼ばれる状況下では、上流からの命令やコマンドも不完全となることはままあり、その場合は個体レベルでは、自己保存を最優先とし、付近の個体と群体を作ることで冗長性を確保する。


 帝国無人戦闘機械群は、そんな生き物の群れのような群体制御アルゴリズムに支配されており、本来はジャミング環境下でも簡単に統率を乱さず、影響を受けたとしてもこのように一時的に動きが鈍るくらいしか問題を起こさない。


 もっとも、最上位個体がやられたり、乗っ取られると、総崩れとなる欠点もあって、それ故にアルフレッドもこの場の最上位個体……ストームブリンガーを標的とした電子浸透攻撃を仕掛けさせていたのだ。


 ジュノーにかぎらず、スターシスターズのの電子浸透攻撃は、電子空間トラフィックに意図的に負荷を与え、輻輳に発生させ、その隙を突く……要するに力業でセキュリティをゴリ押し突破し、ハードウェアを乗っ取ると言うのものだった。


 仕組みとしては、割と単純なのだが……単純故にその対処は難しいものとなっており、これまで帝国は対応できた試しがなかった。

 

 頂点を乗っ取れば、後は簡単……丸々一個艦隊の戦力が手に入るようなもので、敵の兵力規模が大きければ大きいほど、乗っ取りで手に入る戦力も増大するため、大兵力が相手でもなんとでもなる……それが強みだったのだが。


 だが、その試みは呆気なく失敗に終わり、次善の策など用意していなかったアルフレッド提督は激しく狼狽する。


「な、なんだって! 今の出力のECMバラージなら、周りに居た奴らもまとめて煙拭いて制圧できてただろっ! なんで通じてねぇんだよ! おかしいだろっ!」


 生身の人間がジュノーの甲板に居たら、一瞬で消し炭になる……その程度にはハイパワーのECMバラージだったのだが、それは目に見えた効果が一切ないようにすら見えていた。


「解りません。帝国軍の対電子攻撃防御が格段にアップグレードされたとしか……。明らかに、これまでは格が違う相手のようで、もはや私一人の手には負えませんっ!」


 実際問題、以前は効果的だったあらゆる電子攻撃がまるで効果を発揮していないのだ。

 ジュノーも何が起きているのか、完全に理解の範疇外だった。


 まさに、別格……これまでのように考えてはいけない相手だと言うことは、もう明らかだった。


「そんな馬鹿な! か、格が違うってどういうことだよ! 大体、ハルカ提督だって無策じゃねぇだろうし、そもそも、俺達に勝てるような相手なんて、この宇宙の何処にもいねぇんじゃなかったのかよ! お、俺達は無敵だっ! ああ、正義が負けるはずなど無いのだ!」


 ……つい先程までは。

 そう付け加えるべきだと、ジュノーも思っていた。


 そもそも、銀河守護艦隊の帝国に対する最大のアドバンテージは、電子浸透攻撃により敵艦を乗っ取ることで、数の不利を容易に覆してこれた点にあった。


 敵の戦力をそのまま自分達のものに出来るのであれば、数の不利は容易に覆せる。


 それ故に、銀河守護艦隊は数において圧倒的に勝る帝国に対し、連戦連勝を続けてきたのだ。


 逆を言えば、電子浸透攻撃が封じられ、戦力を奪えないのであれば、数の不利を覆すような手段はほとんどない……もちろん、広域破壊兵器などを持つ艦艇はあるのだが……。


 コストパフォーマンスという点では、敵艦乗っ取りには遠く及ばないし、ここまでの数敵劣勢となると、普通に勝ち目がない。


 戦場における数とは、そう言うもので、仮にキルレシオ三桁超えの超兵器でも、逆を言えば三桁の犠牲を許容すれば、倒せてしまえるのだ。


 そして、今の自分達の戦力はわずかに三隻……一発逆転の秘策……電子浸透攻撃は一切通じない。

 となると、実力で血路を切り開くほかないのだが……間違いなく弾薬とエネルギーが底を尽きるほうが早い。


 ジュノーはそんな冷静な判断で、どう足掻いても遅いか早いか程度の違いで、自分が沈む運命が確定している事を悟った。


「……自分達が無敵? まさか、アルフレッド提督はそんな風に思っていたのですか?」


「わ、わりぃのかよ! 事実、俺達は負け知らずだったし、帝国もずっと相手になってなかっただろ! 昨日だって、偵察機をあっさり落とせたし、隠れてコソコソ伺ってた偵察潜航艦だって、あっさり電子浸透で鹵獲出来てただろうが!」


 確かに、それは事実ではあった。

 これみよがしに放たれた偵察機からの情報送信の受け子役を行っていた特殊潜航艦をジュノーは逆探知で発見し、鹵獲にまで成功していたのだ。


 本来、見つかるどころか鹵獲など論外のはずの情報収集艦艇をあっさり鹵獲し、偵察艦の持つ情報から、帝国軍の内部事情やその動向なども知ることが出来、ハルカ提督とも情報共有の上で、帝国軍は未だに戦力不足で、偵察程度がやっとの状況で、本格的に動くのは当面先と結論付けていたのだ。


 だが……ジュノーはその偵察潜航艦の鹵獲自体が仕組まれた事だった可能性に、今更ながら気づいた。


 そもそも、あんな簡単に帝国軍の情報を持った偵察艦を鹵獲できたという事のほうが出来すぎだったのだ。


 そして、現に自分達は敵を過小評価し、一瞬で窮地に陥っていた。

 

「……全ては、そう思わせるための罠だった。今の状況はそう言うことですよ。もう、今までの事は忘れて、生き残りに全力を注ぐべきかと……ええ、私達は無敵でもなんでもありません。もはや、罠にかかった狩りの獲物のようなもの……違いますか?」


 刺すようなジュノーの冷徹な視線と、容赦ない言葉に、アルフレッド提督も思わずその視線を逸らす。


「お、俺達が……ハメられたってのか?」


「おそらくは……。まぁ、抵抗しても無駄だとは思いますが。やるだけやるしかないですね……」


「な、ならせめて、相互リンクとレーダーくらいなんとかしてくれっ! これじゃ、まるで勝負にならねぇぞ! そもそも……ここまで不利な状況で勝ち目なんてあるのか?」


 それを聞く? 思わずジュノーも絶句する。

 アルフレッドの言葉は、およそ最高指揮官が口にして良い言葉ではなかった。


 そう問われれば、解答はシンプル……「あるワケねーだろ」なのだが。

 それをそのまま告げるわけにもいかず、ジュノーも、これでも精一杯やっていると説明することにした。


「我々も全力で対抗していますが、全く及んでいません……。先程、いくらか敵統率艦の電子防壁を抜いたんですが、力及ばず……ほとんど意味がありませんでした。なにより、あのハルカ提督が手も足も出ないとなると……」

 

 ジュノーの電子作戦能力は、平均よりもかなり高く、実際以前の戦いでも帝国軍の無人艦艇をまとめて乗っ取り統率することで、単艦で一個艦隊レベルの活躍をした程で、それ故にハルカ提督も有力戦力としてみていたのだが。

 

 その電子戦能力が封じられてしまえば、所詮は個艦に過ぎず、圧倒的な数の暴力に対してはあまりに無力だった。


 せめてハルカ提督とネットワーク接続が出来ていれば、結果は違ったのかもしれないが、現状はいずれの艦隊もハルカ提督と音信不通状態で、孤軍奮闘と言う状況に変わりはなかった。

 

 なにせ、従来妨害も傍受も不可能と思われていた共鳴通信回線ですら、沈黙しているのだ。

 

 実のところ、これもまた帝国の秘策のひとつであり、スターシスターズの使う共鳴通信がアストラルネットワークと同質のものだと、神樹との接触により理解したアキ達によるアストラルネットワーク経由での通信ジャミング攻撃の結果でもあったのだ。

 

 ハルカ提督はもちろん、スターシスターズ達にとっても、これは前代未聞のことであり、前線各艦のスターシスターズ達もお互いの相互通信もままならなくなったことで、激しく動揺していた。


 当然ながら、ハルカ提督も電子戦闘のプロフェッショナルであり……対抗ECMプロトコルを即席で組み上げ、対電子浸透ワクチンなどを急造し、帝国軍に対抗しているようなのだが。


 つい先日まで、帝国は電子戦で劣勢のように見えていたのに、唐突にもはや別格レベルの相手となっており、どこに隠していたのか圧倒的な演算力を持つマシンパワーと膨大なマンパワーを投入し、それらを巧みに操る熟練の電子戦技官の桁違いの技巧で、確実に銀河守護艦隊の電子戦能力を封殺していた。

 

 ハルカ提督も手近なスターシスターズ艦の演算力を統合し、力技での対電子制圧を行おうとしているようだったが、敵は、容易くハルカ提督の反抗に対応し、次から次へと新手を繰り出して、電子世界での猛烈な攻防戦が繰り広げられていたのだが……。


 それまで傍受や妨害も不可能と思われていた共鳴通信の妨害をやってのけた時点で、明らかに相手の方が一枚上手で、戦場にかかった電子の霧は一向に晴れる気配がなかった。


「冗談じゃねぇぞ! そうなると無人艦の無力化も出来ない上に味方と連絡も取れないってことかよ! どうするんだよ、こんな数! こんなモン……俺らだけじゃ、手に負えねぇぞ!」


 光学観測データながら、推測される敵艦総数はこの時点ですでに200を超えていた。

 

 ジュノーも当然のように猛烈な反撃を行っており、艦艇撃破総数も30隻近くとなり、僚艦と合わせると50隻以上の敵艦を沈めていたのだが、敵艦隊は艦列を乱す様子もなく、いよいよ小口径レールガンの射程に入ってきたことで、辺り一帯はもはや沸騰したようになっていた。

 

 その上、中継港のゲートを解放されたら、これまで温存されていたであろう第五帝国の残存戦力までもがなだれ込んでくるのは確実で、すでに駐留軍は全滅し、中継港は陥落しており、ゲート解放は時間の問題のようだった。


 帝国の本星系には、どこも軽く一万隻もの宇宙艦隊が配備されているとの情報で、その生産力についても桁違いだと予想されていた。

 

 当然ながら、ゲートの向こう側には千隻単位のエーテル空間戦闘艦艇も用意されているはずで、どれかひとつでもゲートが解放される事は、その時点で銀河守護艦隊の戦略的敗北の確定を意味していた。


 ハルカ提督もそれ故に、ゲート死守の方針で帝国の戦略拠点については、可能な限りの戦力を配備しゲートを抑えていたのだが……。

 

 冗長性を重視する帝国だけに、それら戦略拠点は膨大な数があり、主要な生産拠点と思わしき、各帝国の中継港や大規模軍港など、押さえられたのはほんの一握りだった。


 少数で複数の拠点を固守する……その方針自体に無理があると誰もが悟っていたのだが、それでもやらねばもっと酷いことになる……それ故に、完全に放棄することも出来ずに居たのだ。

 

 いずれにせよ、仮にアルフレッド提督が有能な将校だったとしても、ジュノー一隻程度では、どうにもならない戦況ではあった……。


 増援についても、こういったケースでは、巡洋戦艦「比叡」率いる10隻の遊撃艦隊が急行する手筈だったのだが、増援が来るような様子は全く無かった。


 たかが、5隻の艦隊に数百隻もの戦力を叩き込むような相手なのだ。

 増援艦隊にも同様の戦力が差し向けられていると思うべきで、増援の当てはない考えるべきだったのだ。


 現状打つべき手としては、ゲート解放の妨害……それが最優先と言える状況と言えた。

 もっとも、それは比較的と言ったところであり、仮に妨害できたところで、戦局を覆すほどでもなく、要するにこの時点ではもう何をやっても無駄……少なくともジュノーはそう悟っていた。

 

 アルフレッドもそれが解らないほど無能ではなく、そこは重々理解していたのだが……。

 

 何もしないよりはマシだと言う理由で、中継港の救援に向かおうとしていたのだが、位置関係上、上流へ遡上する事となり、戦闘中に速度を稼ぐために、むしろ下流へと向かっていた為、もはや距離が離れすぎており、何よりも現状ジュノーも自衛戦闘が精一杯で、どうすることも出来なかった。


 ……偵察機ごときに拘泥し、深追いした結果がこの有様と言えるのだが。

 アルフレッド提督も自分の失策を認めたくないと思いながらも、自らの油断と慢心を心底後悔していた……。


「くっそぉおおおっ! どうなってやがんだぁああああ! あんな雑魚の群れ相手に俺たちが圧倒されるなんて! ジュノー! とにかく早いとこ、あっちの何隻かをぶんどってかき回してやれ! それにどんどん命中率が下がってるぞ! なにやってんだよっ!」


「さっきからやってますが、付け入る隙が全くありません! と言うか……敵艦の大半は電波ではなく、レーザー通信を使っているようで、物理的に外部侵入を受け付けない……そんな仕組みのようです」


「馬鹿な! 帝国軍がそんな思い切った設計の艦艇なんて作るものか……奴らは猿真似しか芸がない……そのはずだっ!」


 帝国軍のエーテル空間戦闘艦艇は基本的にスターシスターズ艦の模倣であり、単なるデットコピー量産艦……そんな風に誰もが思っていたのだが。


 ジュノー達が相対している戦闘艦艇は、始めから集団による群体運用を前提にしており、各艦の相対位置を固定することで、一定方向からのレーザー通信以外は受信部がないことでそもそも受け付けない……そんな仕組みになっていた。

 

 当然ながら、各艦の自由度は皆無に等しく、個別の回避行動すらままならない為、面白いように沈められていっているのだが……。

 集団戦において、最大の脅威と言える外部よりの乗っ取りの可能性をほぼ完全に廃した銀河守護艦隊攻略用の専用設計艦艇とでも言うべき艦艇がこの新型艦の正体だった。


 そんなものを大量生産するように指示したのは、アスカの仕業で、彼女が残した生産施設ではこの新型艦が山のように作られており、今回の銀河守護艦隊討伐戦では数的主力艦ともなっていた。


「……現に存在する以上、文句を言っても仕方がありません。以降の敵主力艦への電子浸透攻撃はリソースの無駄と判断し、中断の上で少しでも連携を乱し、敵の主力兵装のレーザー攻撃軽減の為にALスモークを展開します!」


「……電子浸透を中断するのか! ……そ、それにALスモーク展開って! それでどうやって勝つってんだ! 守りに入ったところで、じわじわと削り殺されるだけだろ!」


 もっともな話だったが。

 この期に及んで、まだ勝てるつもりだったのすれば、その思考回路のほうがどうかしている……そんな風にジュノーも思っていたし、今は、ありとあらゆる手段を講じて、時間稼ぎに徹するべきだった。


 そして、敵の攻勢が緩んだところで、降伏を打診する……それしか、生き残る術はない……ジュノーはそう断定していたのだ。


「……今は、一秒でも長く戦闘力を維持し持ちこたえる。そう言う局面です……。能動的攻勢や一発逆転など、とても望めません……進言ですが、ここは降伏も考慮に入れるべきかと」


「ふっざっけんな! 降伏なんぞ、論外だ! 論外! だ、だが、そうなると……どうやってもこの頭数の劣勢が挽回しようがないってことじゃねーか! いい加減にしろよな! こんなんじゃ、勝てっこねぇじゃねぇか! いや……統制艦だ! 統制艦さえなんとかすりゃ、まだ勝ち目は……」


「さっきからやっていますが、敵の指揮統制AIも相当な経験値を有する……恐らく数百年クラスの古豪AIのようで、その上後方からの電子支援を受けているようです。むしろ、こちらがカウンターで侵食されないようにするのがやっとなんです! もはや、単艦で対応出来る状況ではありませんっ!」


 いい加減ジュノーもうんざりしていた。

 どう考えても勝ち目などない状況なのだと、これ以上無いほどに解りやすく、伝えているのに、アルフレッド提督は全く話を聞いていないようだった。


 口を開けば、ふざけるなとか、認めないとか、そんな事ばかり言っていて、具体的な指示も何一つ出さず、自己弁護に終止していた。


 非殺コードさえなければ、ジュノーもこのような男……とっくに縊り殺していただろう。

 アルフレッド提督も強化サイボーグのようなもので、人間よりも頑丈でパワーも人並み以上はあるのだが……スターシスターズと比較してしまうと、大人と子ども以上の差があった。


 だが、命令無くして人に危害を加えないというのは、彼女たちスターシスターズにとっては、絶対原則と言えた。


 それ故に、ジュノーに出来ることは、可能な限り時間を稼いで、アルフレッド提督の心が折れる……それを待つ以外には無かった。

 

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新連載始めました!! アスカ様の前日譚! 「銀河帝国皇帝アスカ様 零 -ZERO- 〜たまたま拾った名無しの地味子を皇帝に推したら、大化けした件について〜」 https://ncode.syosetu.com/n1802iq/
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