2.「カバー妄想曲」とはどんな遊びなのか。
ここまでのお話: 音楽マンガの最大の問題点は、アニメ化・実写化された時の曲と頭の中にある名曲のギャップにある。
前回でお話した通り、アニメ化、実写化した時に、どんなに良い曲だったとしてもあなたの頭の中にある「100%名曲」には負けちゃうんです。
マンガの中の曲がリアル世界に具現化した時、かならずガッカリする事態が待っています。
(´;ω;`)く、くやしぃのぅ……
ところが私、黒猫虎はコレを解決する遊びを思い付いてしまいました。
その遊びとは、
「リアルに存在する名曲を
(妄想で)カバーしてもらえばいいじゃん」
いいじゃん
いいじゃん
よかとよ
……(エコー)
既存の名曲・神曲を「カバーしている」という設定で、作中のキャラクターたちに(読者の頭の中、妄想の中で)歌ってもらうのです。
とは言っても、ロックバンド系のマンガでは難しいかもしれませんね。
何しろ、ロックミュージックは「オリジナリティ」がアイデンティティ、存在意義ですものね。
というワケで、比較的カバー曲と相性良いと思われる「アイドル」です。
マンガに登場するアイドルたちに、リアル世界に存在する名曲をカバーしてもらうのはどうでしょう。
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はい。
まったく問題ないとおもいませんか?
試しにその名曲を実際に聞きながら、頭の中では推しの二次アイドルに歌って踊ってもらってみてください。
あなたの妄想力を100%発揮してみてください。
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ほら。
素晴らしくないですか?
この遊び。(≧∇≦)
さらにこの遊びに名前を付けてみました。
その名も「カバー妄想曲」でどうでしょう。
次回は「カバー妄想曲」という遊びを【推しの子】と【BUCK-TICK】という組み合わせでご紹介しながら、【推しの子】と【BUCK-TICK】の魅力も布教していくよ。