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クラージュ・イストワール  作者: Hanna
第Ⅱ章 大秦王帝国 インぺリウム・ローマ 編 ―長命菊の名君―
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インぺリウム・ローマ 編 登場人物

 インペリウム・ローマ編にて登場する人物の紹介です。

●ネロ・クラウディウス

本名:アグリッピナ

通称:ネロ(偽ネロ)

誕生日:11月6日

立場:混沌/悪

兵種:復讐者(アヴェンジャー)

身長:160cm

【ステータス】筋力:E 敏捷:C 耐久:B 魔力:B 幸運:C 技術:B


 焔たちを迎い入れた偽物皇帝。

 正体は、支配を企んでいたネロの母・アグリッピナである。女性が支配できない為、息子を牢屋に入れ、魔術で変装する事で秩序を営もうとした。策略を巡らせ、元老院や貴族の毒殺を指導していた。文字通りの策略家で、物事の手段を選ばず容赦ない女性である。

 しかし、焔によって偽物とバレる事を恐れて暗殺を企てるも、暗殺者(アサシン)の策略もあって最終的には追い込まれる。しかし、支配欲の強さの果てに暴走。メリウス・ファンダルへと変貌するが、アウグストゥスによって暴走は収まる。

 人として犯してはならない禁忌に触れた代償で衰弱死する。「全ては息子(ルキウス)の為」というが、それが例え親の愛情と言えど、どこか間違っていたのかもしれない。



◯ルキウス=ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス

通称:ルキウス

誕生日:12月15日

立場:混沌/善

兵種:剣士

身長:175cm

【ステータス(完全回復時)】筋力:B 敏捷:A 耐久:C- 魔力:B 幸運:A 技術:A 奥義:A

【奥義】輝ける眩い黄金劇場(ドムス・アウレア)

 対人奥義。彼の夢であった黄金劇場を固有結界式にしたもの。ただ、戦闘に使うだけでなく、闘技場(コロッセオ)の装飾にも使用する。その為、劇や音楽祭も可能となった。


 本来の第5代皇帝。偽物とは違って、民と分かち合う国づくりを目指している青年。元老院との密かな対立、母との確執があって心を閉ざしてしまい、精神崩壊寸前にまで陥った。

 焔によって、宮廷から逃れ、オリヴィエの念密な治療により徐々に回復し、苦渋の末に母親を止める事を決意。彼女からは「母親が貴方を生んだ事だけは恨まないで欲しい」と言われ『母親殺し』の罪を追わずに済んだ。

 彼は皇帝に再即位し、善政を築いた。そして、自由と平和、愛のある帝国へと改革していき、アクテと再婚。騎士団が旅立つまで治療を受け、アクテと幸せな暮らしを送り、母親によって犠牲となったボッパエアへの黙祷を続ける。



◯アクテ

立場:秩序/善

身長:163cm

 ルキウスの妻にして幼馴染み。元々は農奴の娘で、本来は皇帝との結婚は難儀とされていたが、愛は縛られる者では無いと言う事をルキウスは証明した。だが、その裏では正妻の暗殺、ボッパエアの企みがあったが、それを乗り越えてルキウスを支え続けた。



◯ボッパエア

 偽ネロの妻として仕えていた妖艶な女性。偽ネロをルキウス(本物)と信じており、全く気付いていない。策略家としても知られており、アグリッピナが要注意人物と捕らえていた。

 自分の為なら手段を及ばないが、アグリッピナにより暗殺された。



◯アールシュ

立場:???

兵種:剣士

身長:162cm

【ステータス】筋力:A 敏捷:B+ 耐久:B 魔力:B 幸運:B 技術:B? 奥義:???

 剣闘士の十四歳の青年。正体は、夜叉。鬼という事もあって、闘技場では見世物にされていた。しかし、焔によって解放され、彼女を誰かと重ねているのか最初は「兄さん」と呼び、後に「姉さん」と呼ぶ。



◯クレリウス、テネル

 アールシュの為に服を調達してくれた服屋。クレリウスは店主。テネルは従業員で織物が得意。

 クレリウスは、亡くなった友人にして育て親・エルヴィスの後を継いで、今の服屋がある。焔の表に出たエルヴィスによって、店を続ける意志を改めて強く感じた。



◯クレメンテ

 代々ローマ王宮の奴隷として仕えてきた家柄の息子。赤ん坊の頃に両親を病で亡くし、名は無く、ただ任務を黙々と行うしか生きる術は無かった。

 しかし、焔に救われて名を与えられ、光を見出す。ルキウスにより良民に昇格し、恩返しの為にローマ兵の一人として生きる。



□オクタウィアヌス

称号:アウグストゥス(『尊厳者』)、プリンケプス(『市民の第一人者』)など

本名:ガイウス・ユリウス・カエサル・オクタウィアヌス

誕生日:9月23日

立場:混沌/善

兵種:熾天英雄(グレートヒーロー)馭者(キャブマン)

身長:170cm

【ステータス】筋力:A 敏捷:B 耐久:B 魔力:C 幸運:A+ 技術:A 奥義:S

【奥義】尊厳者の大軍勢(アウグストゥス・レギオン)

 対軍・悪奥義。彼のローマ軍の仲間たちが一斉に突進していき、最後は自分の強力な一撃を敵に放ち、力が及ばずに生き残った敵には一時的に麻痺させる。彼が『内乱の一世紀』に終止符を打ったことも示されている。

 しかし、一度使うと少しの間だけ使えなくなるので、使い時は重要。


 ローマの危機を予感する市民に答える様に現界。均整の取れた体格のイケおじ。

 元々、短気で残酷な側面だったが、妻リウィアの影響で、寛大で温和な性格になった。虚弱体質で無理のない行動範囲で事を成す。

 ローマ皇帝だからと言って見栄を張らず、王冠ではなく月桂冠を被る事や自分はローマ市民の第一人者にすぎないと謙遜な側面が伺える。

 しかし、結局は独裁体制となった事を一時は後悔したが、それが時代としては正解でローマは続いていると前向きになる。

 『ローマの平和(パクス・ロマーナ)』を実現させ、数々の業績を残した事で『ローマは永遠の都』と後世に伝わる程のフレーズも生まれた。



□ブルートゥス

立場:中立/善

兵種:暗殺者(アサシン)

身長:172cm

【ステータス】筋力:B 敏捷:C 耐久:B 魔力:C 幸運:C+ 技術:B 奥義:A

【奥義】正しき世の為(アクーラートゥス・ローマ)

 対人奥義。敵単体に対して強力な連続斬り。

 彼のカエサルの独裁に対する率直な反感が奥義となったモノ。


 カエサル暗殺と言えば、上がって来るローマの軍人。アウグストゥスとは少し仲が悪いも、ローマを救うという意見が合致していた為、まずまずである。

 アウグストゥスの計画の元、ローマ宮廷に忍び込んで調査をしていた。焔、クーと出会って、互いの目的を知って協力し、焔と契約関係を結ぶ。

 自分が召喚された訳を理解し、再びカエサルと対峙して討伐。その時は、あの日の後悔を持たず、育て親だったカエサルへの恩返しにして解放する為の戦いであった。



【アグリッピナが呼んだ英雄たち】

●カリギュラ

兵種:狂戦士(バーサーク)

【奥義】狂いし月の光(ルーナーティクス)

 月によって狂わされたと言う逸話から。安定しない状態であった為、詳細不明。

 アグリッピナの実兄。以前は善政を築いていたが、突如として月に狂わされた皇帝、として有名である。その時のローマは、天国から地獄へと一気に塗り替えられた。ルキウスの事は、気に入っていた様子。


●カエサル

兵種:術者

【奥義】賽は投げられた(アーレアヤクタエスト)

 彼の有名な言葉が奥義化したもの。安定しない状態であった為、詳細不明。

 皇帝家系の先祖にあたるが、ネロ自身の家系はカエサルの妹の子孫。此度で、ブルートゥスによって致命傷を負った後、あの時に殺された事に未練はなく、死を覚悟していた事を語って消滅した。

 剣を持つ為に剣士と思われがちだが、独裁者と言う概念が強い為、術者に適正あり。

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