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9.いいよ。世界を壊そう!あははははっ!(やけくそ)


「さっきはすごかったですわね!ランクはなんだったんですの!」

「それよりもなぜ、水晶が溶けてしまったのですか!」

「本当はSランクだったりするのですか?」


ああああああああぁぁぁ!発狂したい!私は一度に10人の声なんて聞き分けられません!



あの後、解散して皆でクラスに帰ったんだけどクラスについてからの総攻撃がやばい!体育館では目立つから自重してくれてたみたいだけど、マジ怖い。特に女子怖い。男子は面白くなさそうな顔してる。まあ分かるよ?可愛い子達が1人の男(まあ男装だけど)に注目してるから。けどね、こっちも好きで群がられてるわけじゃないの。私を恨むのはお門違いだと思う。


「可愛らしいレディー達。実はEランクだったから、そんなに凄くなかったんだよー。それよりも、隣のクラスで光のSランクの方がいるらしいよ。」


面倒い。ひじょーに面倒臭いが、遠回しに「凄くねえから騒ぎたいなら隣のクラスに行けや」って言っといたよ! にこって微笑めば皆黙るから。超便利☆


「...それでも素晴らしいですわ!」

「ええ、2つの属性も素晴らしいですが、光と闇なんて!」

「本当にEランクでしたの?」

「お隣のクラスの方と同じかそれ以上光ってる気がしましたわ!」


う、うぜぇぇ!沈黙5秒って…そんなに気になる!?はあ、仕方ない。

いくぜ!秘技、


「ひ・み・つ!」


お茶目にウィンクをつければ...


「「「キャー!」」」


はい、頂きました。黄色い悲鳴。女子だから嬉しくないけど、どうされたらドキッと来るかはわかってるんだよぉ!!


「おい、席につけ。」


ガラッと扉を開けてきた先生のひと言で皆が席に戻る。

ふう、よかった〜これで安


「入学してまだ2日しか経っていないが、再来週入学テストと言う名の模擬戦を行う。今は一人一部屋だが、上位3名以外は相部屋となる。本気出して精一杯頑張れよ!」


心...できないね。安心できないよ。何?HONNKI出すの?マジ?本能覚醒させていいの?国滅ぼしちゃうよ?...もういいや世界を壊そう!あははははっ!(やけくそ)


「1位の者には賞金があるぞ!」


へっ?賞金?もう頑張るしかないじゃん!

ようし、頑張りすぎないように頑張るぞい!


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