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ベストナイン  作者: ATUSHI
4/6

第三章 スーパーバスケブラザーズ

やっと、授業が終わった。

いや、それにしてもあの担任が数学教師だったとは…

いくら馬鹿な俺でも、あの声なら頭に入る?だろう… だよな、きっと…


今日はアキラと一緒に部員を探さなければならない。

あ、あそこに見覚えのあるあほがいる。

「安弘くん、かえしてよ〜」

「がははは。俺に100m走で勝ったらな」

俺は何も見なかった。

うん。見なかった…


「アキラー、どうするー?」

「どーしよーか」

そうこうしているうちに、体育館裏まで来ていた。

その時である!!!

真介が人にぶつかった。

そこにいたのは、タバコをくわえた青年だった。

あれ…?タバコ?

「す、すいません」

「おぉー、なめとんのか、おんどれわぁー」

絶対絶命。

俺の脳内では、生まれてから今までの記憶が、走馬灯のように通り過ぎている。

あぁ、このままでは甲子園に行く前に、どこか別の世界…雲の上に行けるのかな〜?

その時!3人組の生徒が現れた。

「ただ、ぶつかっただけじゃないすかー」

3人組の1人が言うと、さっきのタバコをくわえた青年が殴りかかった。

その時!3人組の1人が、ひょいとかわした。

残りの2人が、1人が踏み台、もう1人がそれを利用して跳んで、タバコをくわえた青年の顔面に蹴りをお見舞いした。

「ぐほっ」

後ろにまわった1人がとどめをさした。

タバコをくわえた青年は、タバコを落として、泣きながら逃げていった。

きょとんとしていたアキラがきいた。

「あのー、君達は?」

「俺達は、今まで共にバスケをやってきて、」

「また、一緒にバスケをやる予定の三つ子さ」

「バイビー」

3人組はそう言って、去っていった。

「まってくれー」

真介が叫んだ。

「なんだ、なんだ?」

「うるさいなぁー」

「同情するなら金をくれ」

三つ子が戻ってきた。

真介達は、事情を話した。


結局、あいつらからバスケボールを奪えれば、野球部に入ると言うことになった。

アキラと、真介は必死だが、三つ子は余裕でボールをまわしている。

「余裕だぜ」

「楽勝だ」

「おっぱっぴー」


「ちょっとまてよ…」

「ん、どーしたの、真介?」

ここで、真介はあることに気がついた!!!

それは…

「最後の奴だけ、変なことを言っている!あいつをマークしよう!」

ずどー。

アキラはずっこけた…

真介は、必死でそいつをマークした。

「ちょっとちょっと、三郎ばかりマークするな」

「そーだそーだ、俺や一郎もマークしろ」

この展開だと、二郎だと思う奴が、怒ってボールを叩きつけた。

「チャーンス!」

すかさず、アキラがボールをキャッチ。

「負けた」

「しょーがない、入ってやるよ」

「どんだけ〜」

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