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人間関係も熱いうちに叩け

 いつのことからか、誰かと親しくなるのが下手になった。

 小学生のときは、もっとうまくやっていた。知らない同級とも仲良くなれる自信があったような記憶がある。しかし、高校生以降になって、すっかり人見知り状況である。


 先日、ps4でフレンドが出来た。もちろん、これはインターネット上の付き合いで、相手のことは全く知らない。もちろん、こちらも相手のプライベートには関わるつもりはないし、しないほうがいい。ただ、好きなゲームを協力して行う程度のフレンドである。


 しかし、そうやって協力できるネットのフレンドをつくるのも僕にとっては一苦労である。だけど、そのフレンドを通して、人と知り合う方法、親しくなる方法を2つ思いついた。


①こちらは、あくまで友好的という姿勢をとることで、門戸を開く

②お互いに知り合ってから、3回以内に次のステージに


 ①は、当たり前の話である。いつでも、誰でも親しくなれそうな雰囲気を自分自身から明らかにしていないと、周囲は寄り付かない。ネット上であれば、プロフィールでオープンな姿勢を示したり、現実の話であれば、普段から友人との付き合いを増やしたり、いろんな人と挨拶でもいいから会話をしておくことが必要だ。


 この時、あまり深く考えない方がいいかもしれない。つまり、「あの人と親しくなりたい」「ああいう人と友達になりたい」とか考えず、単純で「誰でもいいから、来てくれたら嬉しいな」という感じで、出会う可能性をあげる程度に考えていればいい。自分から、人がいる場所に行くのもいいかもしれない。同窓会や同業者の集まりなどにとりあえず参加することも手である。自然と人と知り合う可能性は、あがる。


 ②が最近思ったことである。あまり連絡を取っていない人と、新たに関係を結び直すのは難しい。いま社会人で、中学の友達、高校の友達ともう一度遊ぼうとするのは、なかなか難しい。なぜなら、そもそも勇気が必要だし、むこうも急な連絡に怪しむかもしれない。あと「きっかけがない」というのが一番の問題である。


 しかし、知り合ってすぐなら、きっかけはそんなに気にならない。なぜなら、知り合ってすぐというのは、これからよろしくね、というきっかけをつくりやすいからだ。これから学校で一緒だから、これからサークルで一緒だから、これから職場で同じだから・・などなど。出会ったすぐは、きかっけを気にしなくていい。

 そう考えれば、相手と親しくなるためにご飯に行ったりするのも、ハードルが下がるから気楽だろう。「なんで自分と親しくなろうとしているのか」と相手がこちらを疑う可能性も低い。


 出会ったすぐの熱々の時に、関係は叩いて築くほうがよいといえる。

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