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00.動機

「フレイさーん……フレイのおねえさーん?」


 一仕事を終え荷物を酒場のカウンター近くにどさっと置いて、奥にいる美人のお姉さんに声を掛けた。

 お姉さんが来る前に勝手にカウンターの席に着席し、お姉さんが来るのを待つ。

 程なくするとカウンターの奥から美人なお姉さんが「はいはい、只今~」とか言いながらやってきた。


「あらロク君、随分と早かったじゃない」

「手際の良さがモットーなんで。はい、これ」


 俺は得意気にそう返しながら腰に巻いている道具袋の中から一枚の書類を取り出し、カウンターの前に差し出すように置いた。

 美人さんはそれを受け取り、書面を「ふむふむ」と確認を始める。

 フレイさんは依頼人の達成完了サインと俺の同意サインを確認すると、後ろにある棚からファイルを取り出して、そのファイルをぺらぺらとめくりながら書類を保存する場所を探し始めた。


「はい、確かに依頼完了承りました。で、首尾はどうだったの?」

「まぁ、予想より良かったっすよ。全部で13万リム」

「13万!?絶好調じゃない!!」


 フレイさんの手が止まり、びっくりした様子で俺を見てくる。


「へへ。運も良かったかな。リピートも有りそうなんで、指名来たら呼んで欲しいっす。今誰か来てる?」

「あらあら、ロク君はうちで一番の稼ぎ頭になりそうねぇ。うちも大助かりだわ。今店には……え~っと、レオとジャニール君がいたかな?」

「お、レオ帰ってきたっすか? ジャニールもか! ちょっと行ってくる」

「あ、新規結構あるけど、詳細見ていく?」

「今日は疲れたんで、また明日板の方適当に見させてもらうっすよ」


 そう言って俺は席を離れ、カウンターで適当な飲み物を注文し、店内にいるレオとジャニールを探した。




「よう」

「お?」


 店内を探しまわるとすぐに、4席テーブルにレオとジャニールが座っているのを発見する。

 俺は荷物一式をドサっとテーブルの脇にある荷物入れのかごの中に落とし、勝手にジャニールの横に座った。


「ロクさん! お疲れっす!!」

「よぅロク! 仕事終わりか?」


 二人は俺と同業の傭兵業仲間だ。以前仕事で三人タッグを組んだのが出会いで、それ以降結構仲良くやらせてもらってる。

 この街を拠点に仕事にありついている者同士としては、こうして酒場に偶然ばったりという事が結構多い。

 レオとジャニール以外にも知った顔はかなり多いし、共通の知り合いもかなりの数がいる。

 同じ街を拠点としている為、必然的に依頼の取り合いとなるライバル関係になったり険悪な関係になったりすることが多い業界ではあるが、この街は都市の規模のせいもあってか、互いに潰し合いになることは多くない。

 そうなると多くの同業者が集まってくるはずなんだが、この近辺は出没する危険……魔物や強盗団の力が結構あって、力のない傭兵達は自然と淘汰されていく。そのため、依頼の需要はそうそう尽きることがないというのがこの街だ。


 俺はこの街を拠点として活動して長いが、最初の頃は管轄の王宮騎士が働いていたほどの人手不足だった。最近は魔物も把握できてきたし、割りとそこらの傭兵でも十分に対処できるような感じではあるが。

 故に傭兵業界特有のギスギス間もあまりなく、実力のある傭兵屋にとっては居心地のいい場所なんだと思う。結構な街を渡り歩いてきた身ではあるが、もちろん俺もこの街は気に入っている。


「今完了確認済ませてきた」

「お疲れ様ーす!」


 そう返してくれた、少し小柄で細身な青年がジャニール。俺より2つ年下の19歳で、割りと人懐こい性格のお陰で交友関係が広い。将来は王宮騎士になりたいだとかで、傭兵としての経験は浅いけど剣技から魔法までひと通りこなせる器用な男だ。


「よぉ~お疲れサン。日単の仕事だったのかぁ~? でよぅ、どんなもんだった?」


 既に顔を赤くして出来上がってんのが、レオ。3つ上の24歳。見てくれはその辺の普通の兄ちゃんなんだが、色々と豪快で大雑把な男だ。

 口癖が「死にゃあしない」とか「めんどくせぇから」とか、細かいことを気にしないで毎日楽しそうに生きている。なんかその姿がたまに羨ましくなったりする。


 そのレオが、親指と人差指で丸を作って、いやらしく報酬の事を聞いてきた。


「良かったよ。大漁っちゃ大漁だ」

「んなこたぁ顔みりゃ分かんだよぅ。いくらだったかっって聞いてんだ。100万?200万?」

 んな商売あったら他の同業者殴り倒してでも依頼貰いに行くわ。

「13だ」

「13万!? まじすか!?」

「え!?」


 二人が俺の言葉に食いつく。ふざけてたレオの方もさすがに驚いたようだ。


 内容にもよるが、朝行って夜帰ってこられる仕事の依頼で、13万は割りと破格と言っていい。

 日単なら1万でも普通に受けていいレベル、5万なら御の字といった相場の中で13万もらえるとしたら、それこそ凶悪な魔物がいるところに突っ込んで依頼者を日中守りぬくとか、そういったハードなレベルの依頼ならあり得るといった感じだ。

 まぁ、そんな依頼はここでは今までほんの数回しか見かけたことがないけれども。


「ロク~……。ぼったはしないのが信条だって言ってたじゃないっすかぁ~」

「してねぇよ!!」


 それで、何で急に敬語だ。


「すげぇー!! どんな依頼だったんすか??」

「ただの護衛任務だよ。ただ、契約内容を実働時間じゃなくて成果報酬に事前に切り替えてもらったけどな」

「成果報酬? 護衛任務で採集すか?」

「そう。なつかしのロシオ鉱山を単独で。んで、大当たり……というか、依頼者が結構な目利きでな。次から次へとぽいぽい荷物に入れまくるんだわ。俺も依頼者も面白くなってきちゃって、大笑いしながら採ってたわ」

「すげー!!」

「まじかよ……運いいなぁお前。俺もこんなクソ依頼よりもお前と一緒に行ってりゃよかったなぁ……」

「そんなこと言ったら、現場の主任がブチキレるっすよ」


 そう言ってジャニールは苦笑い。

 俺とは対照的に、二人は結構な依頼を掴まされたみたいだ。

 俺が思うに、ジャニールもそうだが、レオは依頼を選ばないんだよな。

 自分の予定と照らしあわせて、その日付が良さそうなら内容も見ずにほいほい依頼を引き受けちまうんだ。

 ジャニールは傭兵業としての経験がまだ浅いからいいとして、レオは何年やっててそれなんだよ……と、突っ込みたくなる。


 今回契約内容を実働時間じゃなくて成果報酬に切り替えたのも、依頼者の話を聞いた時にこれは結構稼げそうだなという機転を効かせた俺の作戦勝ちっつーもんだ。

 その辺りも傭兵やってて身につけた知恵として俺は活用させているんだけれども、レオは一体何を考えながら依頼をこなしているのかサッパリわからん。


「依頼はちゃんと選べよ~? 二人は何やってんだっけ? オスカ山道の開拓とかだったか?」

「そうっすそうっす!」

「オスカ山道開拓ねぇ……。どうせレオが日取り良いからやろうぜ的なノリで、チケットぶちったって流れなんじゃないの?」


 依頼は、依頼を請け負っている酒場のフレイっていうお姉さんに相談して直接紹介してもらう方法と、酒場の掲示板に貼りだされている公開依頼を見て、やりたくなったら依頼を参加しますという意思表示の為、そこに日付やら名前やらを書いて、掲示板の該当依頼の箇所にある紙切れのチケットを持ってフレイさんの所へ持っていく……と言った方法がある。

 レオと一緒に行動を共にしたことがあるのでなんとなく分かるんだが、レオは日付と報酬だけ見て適当にチケットぶっちぎって行くタイプの人間なんだ。

 掲示板に依頼内容が書いてない訳じゃないし、フレイさんも依頼の詳細を教えてくれないわけじゃないんだから、それを見聞きして、やばそうだと思ったら回避するのも依頼中に後悔しない為の知恵っつーもんだと思う。


「大当たり……ロクさんさすがっすね」

「あぁ……」


 めんどくさがりなレオは、長期間日程を埋められるからという理由でめんどくさがって選択したに違いない。


 開拓とかそういった明らかに複数人共同で行う任務は、当たり外れが多いんだよな。現場を指揮する奴によって、仕事内容が大きくブレるんだ。

 しかもオスカ山道って、最近急速に整備されてきたオスカード管轄だろ? ひどいコキ使われる地雷任務の可能性が凄い高そうだぞ。俺なら100パーセント見送る内容だな。


「俺もう明日行きたくねぇよ!! ジャニちゃん頑張って俺の分も働いてくれねぇかなぁ……」

「レオさんの信用問題っすよ。俺も嫌すけど、頑張るんで一緒に頑張りましょうよ」


 俺の言葉でレオのテンションを落としてしまったようだ。なんかすまんな。

 年下に励まされるレオを見ると泣けてくる。

 っつーか、レオに巻き込まれたジャニールも文句の一つも言わずに偉いなほんと。


「でも、ロクさんの選ぶ任務は割りとハズレはないっすよね。この前の賊討伐もほんと一瞬で終わっちゃいましたし」

「あれはどう見てもアレコの強運のおかげだろ。終わった後打ち上げで全員アレコに手を合わせて有難がってたのが笑えたよな」

「いや、アレコも相当だったっすけど、ロクさんの予想も気持ち悪いくらいに当たってたじゃないっすか。なんていうかこう……ロクさんの情報収集能力というか、目の付け所とか、そういうのはホント見習いたいすよ」

「え、なんだよ急に……。おだてても奢らねぇぞ」

「おぅロク、おだててやったんだから奢れよ」

「奢らねぇっつってんだろーが! っつーか、お前は何をおだてたんだよ!」

「えぇ!? 奢らないの!!?」

「何だそのリアクション!!」


 ふざけてんだか酔ってんだかなんだか、レオのテンションがおかしい。

 急に立ち上がって「奢らないの!?」なんて言い出したと思ったら、すぐにテーブルの上に顎を置いてぐでっとし始める。

 まぁ、今苦しい任務の真っ最中の奴の前で報酬自慢みたいな流れになっちまって申し訳ないとは思う。


 今頃やってきた飲み物に口をつけて仕切り直し、他の話題を振ろうと思ったら、ぐでっとした格好のまま恨めしそうにこっちを見てレオが口を開いた。


「じゃあ、ロクもこっち手伝ってくれよ~。人手足りてないんだよ~」


 普段は割りと荒々しくも人を強引に引っ張っていくようなレオも、酒が入ったのか、今の仕事がそれほど嫌なのか、凄い『なより具合』だ。これでもかって程なよなよしている。

 でも、申し訳ないけどそれほど嫌がっているような現場には俺だって行きたくない。


「悪ぃけどパスだ」

「えぇ~……ロクさん手伝ってくれるなら凄い助かるだけどなぁ……。次の仕事決まっちまったっすか?」

「いや、決まってないけど、レオがこんだけ嫌がってるところにわざわざ突っ込みたくはねぇよ」

「レオさんのこれはこういうテンションっすから」


 そう言ってジャニールは苦笑いをする。

 それほどめちゃくちゃな現場っていう事ではないらしい。

 でも、仕事はやっぱり自分で決めたいかな。


「確かに主任がちょっと……な所はあるっすけど、可愛い子とかもいるっすよ?」

「……」


 それは魅力的だ。


「だが、ノーだ」

「今だがって言った!!」

「やめとけやめとけ。ジャニはお子様趣味だ。どうせ可愛い子ってあれだろ? 主任の補佐やってた……なんていったっけ? 全然かわいくもないぞ。……な? 一緒に頑張ろうぜ」


 言ってる内容が途中で変わったぞ。お前は誘いたいのか誘いたくないのか、どっちなんだ。


「なんか次の目星でも?」

「さぁ……どうすっかね……」


 今回の依頼で思わぬ額が貰えたんで、ゆっくり今後の事は考えられると思ったけど、今は全然考えてはいなかった。


 なんつぅか、刺激が足りない気がする。もっとやりがいのある、でっかい仕事をしてみたい気もする。それこそ、どっかが戦争に傭兵として参戦するなんていうのも良いかもしれない。

 ここを拠点としてもう2年くらい経つんだが、俺が来た頃ここは開拓が進んでいなかったということ事もあったのか、強い魔物も多くて生死を賭けた戦いの毎日だったような気がする。

 それに比べたら最近はぬるいというか何というか……刺激が足りない。

 死に物狂いで戦いぬいて得られる達成感というのは格別なものなんだが、そういう高揚感というか達成感はここ最近感じていない。お陰で腕もなまってきたような気がするわ。


「出稼ぎでもすっかな……。丁度遠征費用も入ってきたことだし。なんか良いところ知らね?」

「まじすか!? 戦争行っちゃいます??」

「お、今戦争中の所とかあるのか?」

「ドリアースとジェスティアがきな臭いことになってるって話は聞くっすよ? クエストランゼ南の……」

「あぁ~……なんか聞くね。良くは知らないけど……」


 クエストランゼ……遠いんだよね。ここから世界のほぼ反対側だからなぁ。

 そして、よく考えると戦争とか政治が絡んだ話になると若干めんどくさいんだよね……。


 こう見えても俺は、人の正義や事情に感化されやすい性格を持っている節があるみたいで、戦っている道理や筋が自分の正義に合致しないと、途端にやる気なくなっちまう。

 戦争に傭兵として出たことがあるけど、状況を把握するための情報収集に突っ込みすぎて、やる気なくしたことが過去にあった。

 傭兵なんてのは金もらってナンボなもんだ。そういったことに首を突っ込まないで、単に雇い主の為に命張って戦ってりゃいいのに、俺は何でかそういう方向に進んじまうんだ。

 それ以降も極力そういった事情は考えないようにしてるんだけど、どうも俺には合わないらしい。


 自分からそれっぽいこと言っておいて難なんだけど、できれば戦争とかじゃない方がいいかな……。

 と、いうことをジャニールと、聞いてるのか聞いてないのか分からないレオに言ってみる。


「んじゃ、宝島いってくりゃあ? あそこ、今でも結構お宝ざくざくって話だぜ?」


 レオが机に顎を乗せるようなひどい格好であまり興味なさそうにそう言ってきた。

 一応聞いててくれたみたいだ。


「宝島?」

「なんつったっけ……? クエストランゼ東の……」

「セディアール?」

「そう、セディアールのユークリンド遺跡だったか? あそこ、最近更に下層がある事が分かったらしいぞ」

「ほぅ……」


 セディアール島のユークリンド遺跡。宝島なんて名前がついていたのは初耳だが、聞いたことはある。


 大昔……それこそ古代ってくらいに昔には立派に一国デンと栄えていたとされるセディアールという島国なんだが、戦争で島ごと廃墟になって以後そのままの状態で人も住んでない無人島だと聞いている。

 そこにあるユークリンド遺跡っつーのが、今では稀少な魔鉱石が取れたりするらしいのだが、とにかく魔物が強くて、探索する奴がなかなか帰って来られず、リスクに見合ったリターンが返ってこないという噂を聞いたことがある。

 そんな噂を聞いた当初は興味こそ持ったが、当時はいろいろ忙しかったし、何より場所が遠かったので聞き流していた。

 なるほど……確かに面白そうではあるな。


「確かにあそこならロクさんの希望に合致するっすね……。でも、魔物がやばいって話じゃなかったでしたっけか? ロクさんなら大丈夫な気はするっすけど、未知数っすからね……」

「そんな下層に行けるほど、探索進んでんのか?」

「さぁ……。俺も人づてに聞いたから分かんね。場所が遠いから縁のない話だとは思ってたけど、浅いところでもかなり稼げるみたいだぜ?」


 なんかレオとジャニールの話を聞いているとわくわくしてきた。

 久しぶりに腕がなりそうだというのもあるけど、人がまだあまり踏み入れてない所というのは、興味がそそられる。

 浅い層でも稼げるという事なので、行っても全くの無駄で収穫0という事もなさそうだし、魔物がいくら強くても引き際はわきまえているつもりではある。

 命あっての傭兵業だ。戦争だと無責任な敵前逃亡はできなくとも、魔物相手なら引くのも戦略。

 毎日だらだら知った所を行ったり来たりするよりはずっと面白い。


「よし決めた! 俺は行くぞ!!」

「まじすか!?」

「まじで!?」


 レオとジャニールの声がかぶった。

 セディアールに行くくらいの旅費なら十分にある。今回の依頼の報酬もあるしな。足りなくなったら向こうで適当に稼げばいい。

 一回潜って攻略が無理だと思っても、何度かに分けて行けば前人未到……かどうかは分からないが、まだ誰も足を踏み入れた事がない最下層まで行けるだろ。


「え、ちょっと、拠点移動するんすか??」

「いや、多分帰ってくると思う。俺だってここは気に入ってるしな」

「おいおいマジかよ。お前、冗談半分で言ったけど、相当やばいって話だぞ? 何の準備もなしに行ったらはい死にましたーで終わっちまうぞ!?」

「お前じゃねぇんだから、ちゃんと準備くらいはするよ。金はある。情報はこれから集める。ということで、知ってる限りのユークリンド遺跡に関する情報を下さい」

「え~……どうしよっかなぁ~……」

「奢らせていただきますので」


 この街を拠点として2,3年。

 一緒に仕事をする仲間も増えてきたし、レオやジャニールのような奴と一緒にこうやって話をしたりするのは楽しい。

 依頼も安定してあるし、生活に困るような事はさほどない。

 でも、それだけじゃない何かが最近足りないかなと思ってきたところだった。そんなところに舞い込んできたユークリンド遺跡の話だ。これも何かのめぐり合わせってもんだよな。


 それからレオとジャニールから色々ユークリンド遺跡についての情報をもらったけど、正直大した情報はもらえなかった。

 でも、その『何か良くわからない』事を二人が話しているのが俺の興味を凄いそそられたんだ。

 別に英雄になろうとか、大金持ちになろうとか、そういうのではない。単に面白そうだから。

 二人の話を聞くに連れ、俺の中で『何だか分からない未知の領域を探索する楽しさ』に対する想像が勝手に大きく膨らんでいくのだった。

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