プロローグ:盤外
「あら?どうかしたかしら?」
真っ暗な空間から女の声がする。
「おや?語り手じゃないか。いたのかい?」
今度は男のようだ。
「いつもいるって知ってるでしょう?白々しいわね」
「語り手、君をバカにしているわけじゃないんだ。ただ....今はあまり面白くない場面だろう?見ていておもしろくないだろう?」
「そんなことはないわ。人の動きはいつだって知性と楽しみに満ち溢れてるでしょう?ほら、今だってアメリカでデモが起きてるわ」
「ナレーションはそんなことにまで興味があるんだね。僕には共感しがたいことばかりだ」
「わかったから、用件を言いなさい、見物客。私を見に来たわけじゃないんでしょう」
「実は……僕は今度あっちに行くつもりなんだ」
「……正気なの?あちら側は観察対象、そこに行ってくるなんて、無駄としか思えないわ」
「僕は見たいと思ったんだ。あの世界を、人々を、生活を、そして願いや渇望、感情の隅から隅まで」
「いつものあれがついに爆発したのね。私は別に構わないわ。いってらっしゃい」
真っ暗な空間で、男は振り返って別の方へ歩き出した。
「さて、まずはどこに行こうか?アメリカ……朝鮮……アフリカ大陸は……だめかな」
「確かこれから起こるのは……そうだ」
「ニッポンに行こう。あそこの物語が始まるのは確かこれからだったはずだ」
見てくださってありがとうございます。1時間前にアカウント作りました。ポテチと申します。
ステータス貼っときます
誕生日:3月16日
年齢:17歳
趣味:ゲーム、オタク文化
○現在受験生
○ゲーム制作部みたいなのに所属
○なろう投稿のきっかけ
このシリーズは制作コストの理由でゲーム制作中に没にしたものを、もったいないからなろう小説にしようとしたものになってます。もともと崩壊3rdとかスタレで脳みそ焼かれまくってた時期に書き始めたので、そういうところも含めてネタにして楽しんでほしいです。
それと、見てもらった通り、文才も教養もないんであんまり期待しないでくださいm(_ _"m)
○スケジュール
受験控えてるので一旦はスローペースで書きます。「受験終わったら週一ペースで書きたいな~」な感じですが自分で決めたこと守れない人間なので難しくなったらその都度連絡します。
それと質問はいっぱい送ってください。喜びます。