表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/334

side2:妹

「あぁぁぁああああぁぁぁ」


 向かいの家では前向きな会話がされているなか、昨日からずっと頭を抱えている母を見る。


(ふふ、でもいい気味)


 私はその姿を見てほくそ笑む。なんていっても兄の婚約が決まったのは私が3歳の時。物心がつきそれを知ってから私はずっと母を恨んでいた。


(私のお兄さまにあんなクソ女はふさわしくないわ)


 それがようやくお兄さまがあのクソ女に婚約破棄を言い渡してくれた。ああ、素敵。記念日にしてもいいくらい。婚約破棄記念日としましょうか。


「ふふ、ふふふふふ」


 ああ、お兄さま。あと2年待っていてくださいませ。私も15歳になりましたらお兄さまのもとに向かいます。

 そうすればもう邪魔をするものもいません。二人っきりで楽しく過ごせることでしょう。


「ふふ、ふふふふふ」


 想像するだけでそれは幸せな生活。2年間、お兄さまと会えないのはとても寂しいけれど、その後を考えれば我慢もできる。


ああ、お兄さま


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 妹ちゃんがヤベー奴だった件(笑) ……ヤベーのは前からか。 天才だし、幻獣手懐けるし。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ