第十四話 目覚めよ究極の力!ゴッド・ヨーカイレッド、爆誕!!
前回のあらすじ、四神のマガ魂を手に入れる為『四神の試練』に挑戦する雄吾達五人
第一の試練『青龍の試練』を制限時間ギリギリでクリアし次の試練『白虎の試練』に挑む。
白虎の試練は制限時間内に猛吹雪の中、次の試練の門までたどり着くというもの、猛吹雪の吹き荒れる中果敢に突き進む五人。
一方で同じく四神のマガ魂を狙ってやってきた陰丸一族、雷童丸や霊獣達は五人を守る為に陰丸一族に立ち向かったのだった。
「…正義の名の下に、沈め!」
「えぇい者共!奴らを始末してしまえ!」
信長の号令で一斉に動き出すカゲオニ軍団
「いくぜオラァ!」
「吽犬!ワシらは雄吾の兄ィ達を守るんじゃ!」
「はいな兄さん!」
「『阿っ!』」
「『吽っ!』」
「『狛犬式・結界防壁』!!」
廃寺の周りを大きな結界で囲って雄吾達を守る狛犬兄弟
「アニキィ!後ろはワシらが守りますけぇのぅ!思う存分戦ってつかあさいや!」
「すまない!お前達!はぁっ!」
バッタバッタとカゲオニ軍団を圧倒していくジャスティス
「己、何をやっておるのだ!このような者達ごときに遅れをとるでない!」
「おっと!テメェの相手はこの俺様だぜぇ!たぁっ!」
信長に掴み掛かる獅子丸
「本物の『獅子』の力、見せてやんよ!」
「くっ…己、霊獣の分際でこの儂に牙を剥くとは…思い知らせてくれる!ガオォォォ!!」
獣人態に変身し獅子丸と対峙するライオン信長
「ニャンニャーン!」
忍者のような軽い身のこなしで敵を翻弄し自慢の爪でバッタバッタと斬り裂いていく叉多尾
「ニャンだ!楽勝ニャン!」
すると隙をついて後ろから攻撃しようとするメイズ
「ホッホッホッ!隙ありです!」
「ニャ!?」
すると間に龍之進が割って入り刀でメイズの槍を受け止める
「油断するな叉多尾!」
「フン!後少しのところで!」
「た、助かったニャン…」
「礼なら後だ!いくぞ!」
「ニャンニャーン!」
…一方で熊兵衛は、怪力にものを言わせてカゲオニ軍団を次々と投げ飛ばしている。
「どっせーい!どいつもこいつも軽すぎるばい!もっと骨のある奴ばおらんとかぁ!」
「ウッシッシッシ!なら、儂が相手じゃあ!」
熊兵衛の前にゴウズが立ちはだかる
「ウッシッシッシ!貴様、少しは力に覚えがあるようだな?だがしかーし!この儂に勝つことができるかな?」
「望むところたい!真に力持ちなのはこのおいどんたい!」
「フン、抜かせこの熊公がぁぁぁ!」
両者激しくぶつかり合い、一歩も譲らない力比べが繰り広げられている。
一方で、狛犬兄弟の結界を突破しようと大量のカゲオニ軍団が押し寄せる。
「あ、兄さん!いっぱい来たでぇ!」
「アホ!何がなんでも持ちこたえるんじゃ!ワシら狛犬の底力見せたらんかいぃ!」
必死に持ちこたえる狛犬兄弟、するとそこへ
「『幻技・大樹縛りの術』!」
木の根が地面からにょきにょきと伸びてカゲオニ軍団に絡みついて動きを封じた。
「戦闘は得意ではありんせんがこれも百華はん達の為…ウチも気張って皆はんをお守りするでありんす!」
「九威女の姐御…」
「二人より三人、ウチの術であんさんらを援護致しんす!さぁどこからでもかかってきなんし!」
「おぉ!こりゃぶち心強いっちゃ兄さん!」
「おうよ!鼠一匹ここから先へは行かせんけぇのぅ!」
…一方で『白虎の試練』真っ只中の雄吾達五人は
「ハァ、ハァ、ハァ…まだ、着かないのか?」
「もう後十分しかないわね…ほんとに見つかるのかしら?」
猛吹雪で視界が悪い上に凍えるような寒さで五人の体力はただ悪戯に削られていくばかりだった。
「も、もうダメだ…限界…」
「モモカも…」
青龍の試練で既に体力の限界だった剛丸と百華はその場に座り込んでしまった。
「タケ!百華!」
「大丈夫かよ二人とも!?」
「無理もないわね、特に剛丸は前の試練でとっくに体力使い果たしてるだろうし…仕方ないわ」
「みんなゴメン、僕らのことはいいから先に行って」
「何言ってんだ、こんなところにいたらそれこそ凍え死ぬぞ!とにかく前に進むしかないって!マサ、一緒に肩貸して」
「ったく、しょうがねぇな…」
「姉ちゃんは百華をお願い!」
「分かったわ、ほら!百華」
「うん、」
剛丸は雄吾と政宗の肩を借りて歩き、百華は聖奈におぶられて前へ進む。
…そしてしばらく進むと、遠くの方で松明のような明かりがボンヤリと見えた。
「見てあれ!ひょっとしたらあそこがゴールなんじゃない?」
「あぁ、間違いないな!よし、行こう!」
五人とも気力を振り絞って明かりのところまで必死に歩いていく。
…そして漸くたどり着いた先に、『朱雀の間』と書かれた赤い門があった。
「あ、あった~!」
「ハァ~、疲れた…もうしんどい…」
するとそこへ、精霊がスッと現れて
「…見事『白虎の試練』合格でございます」
「よっしゃ!」
「では、早速次の試練を開始致します…」
「やっぱりかよ…そうなるだろうとは思ってたけど…」
門を開けて中へ入る、するとその先は煮えたぎる溶岩が吹き出しており辺り一面溶岩の海と化していた。
「熱っ!雪の次は今度はマグマか!」
「これ、落ちたりでもしたらまず助からないよね…」
「お、おい百華!おっかねぇこと言うんじゃねぇよ!」
「それでは、第三の試練『朱雀の試練』の説明を致します、十五分以内に次の試練の門がある向こう岸までこの溶岩の海を渡っていただきます」
見ると、溶岩の海の上にちらほら人一人が乗れそうな小さな岩場がいくつかあった。
「ここを渡るって、んな無茶な…」
「それでは、第三の試練『朱雀の試練』を始めます…」
「くっ!問答無用ってか…」
「では、始め!」
懐中時計のスイッチを押し、例の如く姿を消す精霊
「とりあえず行こう!とにかく落ちないように、あくまで慎重に…」
「うん…」
「よし、じゃあまずは俺から行くよ!…それ!」
先陣を切って最初の岩場に飛び乗る雄吾
「よし、後からついて来て!」
そこから一人ずつ慎重に岩場に飛び乗っていき、先へと突き進む
「おっとっと!ヒュー、あぶねぇ…」
「気をつけなさいよ政宗!」
「分かってるって!…にしてもユウ兄スゲェな、こんなマグマの中でも物怖じしないでひょいひょい進んでいきやがる…」
「そうね、雄吾子供の頃からやたらと怖いもの知らずなとこあるから…まぁ、単なる無鉄砲って言うかシンプルに馬鹿って言うか…」
「んー?姉ちゃん今なんか言ったー?」
「何でもないわよー!」
…そして全員無事に溶岩の海を渡りきり、門の前までたどり着く。
「…流石ですね、見事『朱雀の試練』合格でございます」
「ハァ…いよいよ次でラストだな」
「では、いよいよ最後の試練となります…こちらへ」
黒い門の前に立つ五人、門には『玄武の間』と書かれていた。
「よし、行こう!」
「うん!」
意を決して門を開ける、その先は打って変わってごく普通の部屋で目の前には大きな岩があるだけだった。
「では、最後の試練『玄武の試練』の説明を致します…五分以内にこの岩を破壊してください、その先に四神のマガ魂が安置されている部屋があります」
「なるほどな、早いとこぶっ壊して四神のマガ魂頂くとしようぜ!」
「それでは、最後の試練『玄武の試練』開始致します!では、始め!」
懐中時計のスイッチを押し、例の如く姿を消す精霊
「よし、とっとと破壊して終わりにしようぜ!」
「雄吾ちょい待ち!こんな大きな岩ちょっとやそっとじゃ破壊できないわよ!ただでさえ今はマガ魂もなくて変身できないのに…何か考えましょう!」
「んな暇ねぇ!五分しかないんだぜ?だったらその分少しでも岩を壊しにかかった方が断然早い!」
「そんな考えなしじゃダメよ!合理的にあの岩を壊す方法を考える方がより確実に…」
「だから!んなもんイチイチ考えるよりも五人で一斉にぶっ壊しにかかった方が絶対に早いって!」
互いの意見が食い違い言い争う雄吾と聖奈
「ちょ、ちょっと兄さん姉さん落ち着いて!言い争ってる暇なんてないでしょ!」
「そうだよ!早くしないと時間ないし!」
「あーもう分かった!だったら俺がやる!」
「政宗?」
「マサ?」
「マーくん?」
「俺がこの岩をぶった斬る!それならいいだろう?」
「でも、いくらなんでもこんな大きな岩をぶった斬るなんて…」
「前にタッツィーが言ってたんだ、『真の剣士たるもの相手の呼吸を読め、そうすれば岩だろうが鉄だろうが斬れぬものは存在しない』って…」
「呼吸…?」
「まぁ、そんな芸当俺にできるかどうか分かんねぇけど、一か八かやってみる」
と、霊斬刀を構えて集中する政宗
「ちょ、ちょっと待ってそんな曖昧な感じでほんとに大丈夫なの!?」
「いや姉ちゃん、ここはちょっとマサを信じてみよう!マサなら…できる気がする!」
「雄吾…」
「僕も、マサを信じる!」
「モモカも!マーくんならできる!」
「…分かったわ、信じましょう」
政宗は目を閉じて神経を集中し、岩の呼吸を感じとっている。
(…岩の呼吸…岩の呼吸、ダメだ!ちっとも分かんねぇ!もっと集中して…)
刻々と時間が過ぎていく
すると、微かに岩の方から気配のようなものが感じとれた。
(…何だ?急に岩からなんか気配みたいなもんが…まるで岩が生きてるみてぇだ…これが呼吸を感じるってことか?)
心身ともに集中力が研ぎ澄まされ、岩の呼吸を感じとることができるようになった政宗。
(…よし、この感じなら…いける!)
そこでカッと目を見開き岩に向かって斬りかかる政宗
「たぁぁぁぁ!!」
すると意図も簡単に岩を木っ端微塵に粉砕し、見事破壊することに成功した。
「ス、スゲェ…」
「あんな大きな岩を…あんな簡単に…」
「うわぁマーくんすごぉい!カッコいい!」
「へへへ、どんなもんだ…」
すると、また精霊がフッと現れて
「おめでとうございます、あなた方は見事全ての試練を突破致しました!あなた方こそ四神のマガ魂を持つに相応しい者です!さぁ奥へどうぞ、四神のマガ魂はそこにあります」
奥の部屋へ進む五人、そこには四色に光り輝くマガ魂が台座の上に安置されていた。
「こ、これが…四神のマガ魂」
「キレー、宝石みたい…」
「どうぞ、お手にとってください」
四神のマガ魂を手に取る雄吾、するとその時建物に凄まじい地響きが起こった。
「な、何!?」
「どうやら外で何やら起こった様子ですね…皆様!急いで私の周りへ固まってください!皆様を外まで一気にお連れします!」
「分かった!みんな!」
「うん!」
精霊の周りに固まる五人
「では、参ります…ふんっ!」
一同の周りを白い光が包み、光が収まると五人は外に瞬間移動していた。
「…あっ!」
見ると雷童丸や霊獣達、虎三郎までもが陰丸一族に倒されてボロボロになっていた。
「雷童丸!みんな!」
「父さん!」
「ぐっ…なんて力だ、私がもっと若ければこんな連中…あ痛たたた…」
「フンッ!陽向家当主と言えど所詮はただの老いぼれ、この儂の相手ではない」
「すまぬ雄吾殿…あの信長め、我らが束になっても敵わなかった…」
「もう大丈夫だ、四神のマガ魂は手に入れてきた!」
「そ、それは誠か!よくぞご無事で…」
「あぁ、だから後は俺達に任せてお前達は少し休んでろ!」
「かたじけない!」
雄吾達に後を託し、後ろへ下がる雷童丸達
「今度は俺達が相手だ!覚悟しろ!」
「フンッ!誰が来ようと同じことよ!」
「絶対に許さない…みんな!いくぞ!」
「おう!」
「『獅子・猫又・鬼熊・龍・九尾・マガ魂!いよぉぉぉ!!』」
「『霊獣転生』!!」
「『猛る若獅子!ヨーカイレッド!!』」
「『瞬神の猫又!ヨーカイブルー!!』」
「『剛力の鬼熊!ヨーカイイエロー!!』」
「『天昇の龍!ヨーカイグリーン!!』」
「『魅惑の九尾!ヨーカイピンク!!』」
「『霊獣戦隊!ヨーカイジャー!!』」
「陽向一族の名の下に、悪しき魂を浄化する!」
「生意気な…おいお前達!やれ!」
「はっ!」
「へんっ!ぶっ潰してやる!」
ヨーカイジャーに襲いかかるゴウズとメイズ
「雄吾!こいつらは私達が抑えるからあんたは信長を!」
「任せろ!」
ライオン信長と対峙するレッド
「小僧が、この儂に一人で挑んでくるとは笑止千万!ズタズタに引き裂いてくれるわ!」
「はぁぁぁ!!」
激しく剣を交える両者、信長の圧倒的なパワーに苦戦を強いられるレッド
「くっ…!こうなったら、ぶっつけで使ってみるしかねぇな」
するとレッドは手に入れた四神のマガ魂を取り出す。
「貴様!それは…!」
「へへへ、一か八か試してみるか!鬼が出るか、蛇が出るか!」
霊斬刀に四神マガ魂を嵌め込むレッド
「『四神・マガ魂!!うぉぉぉ!!』」
「『四神転生!!』」
神々しい光がレッドを包む、そしてレッドが変身した姿は背中から朱雀の真っ赤な翼を生やし、右腕に青龍、左腕に白虎の形を模したアームアーマーを装着し、両足には玄武の甲羅を模した黒いプロテクターを装着しており、全身からはなんとも荘厳で威圧感のあるオーラを放っていた。
「こ、これは…!?」
「スゴい、これが…神と呼ばれた霊獣の力…」
「うん、スゴいオーラを感じる…」
「あぁ、なんか…極限って感じだな」
「雄吾兄ちゃんスゴい…キラキラしてる」
「ご当主様…!これが…」
「うむ…これぞ四神の力を纏いし究極の姿、『ゴッド・ヨーカイレッド』!!」
ゴッド・ヨーカイレッドのあまりの神々しさに息を飲む一同
「神の力だと?どうせ虚仮威しにすぎん!」
「なら、試してみるか?」
「黙れ小僧!ぬらぁ!!」
レッドに向けて刀を振り下ろすライオン信長、レッドはそれを軽く受け止めて右足で蹴り上げて吹っ飛ばした。
「ぐっ…己ぇ!」
「はぁっ!」
今度は右腕を振りかざすと右腕から水が飛び出しそれが青龍の尾の形となって鞭のようにしなりライオン信長を攻撃する。
「ぐわぁっ!!」
「まだまだぁ!はぁっ!」
今度は左腕を前に突き出すと、左腕から鋭い牙を剥き出した白虎の波動が飛び出しライオン信長に当たった。
「ぐぬぅ…この儂を虚仮にしおって!」
「しぶといな…なら、これならどうだ!はぁぁぁ!!」
胸の中心に朱雀の顔が現れ、嘴の先から大きな火の玉のようなエネルギー弾を形成してどんどんと大きくなる
「これで終わりだ!『必殺!フォースゴッド・ノヴァ』!!」
勢いよく放たれたエネルギー弾をライオン信長は刀で受け止めてそれを弾いた。
「ハァ、ハァ、ハァ…フンッ!中々やるではないか、この信長をここまで追い詰めるとは大したものだ…ここは一旦退くとしよう、ゴウズ!メイズ!」
「はっ!それでは皆様、ごきげんよう…ゴウズ!」
「おうよ!出でよ!『大カゲオニ』!」
するとそこに通常の倍以上の大きさのカゲオニが数体現れた
「デカっ!?何じゃこりゃ!?」
「とにかくやるしかあるめぇよ、ぐっ!」
「獅子丸!ダメだ…こんな状態じゃ合体なんてできない!」
「くそ、どうすれば…」
その時、四神マガ魂が突然また光り輝き出したのだった。
「!?、なんだ急に?」
「あ、あれ!なんか来るよ!」
すると空の彼方から四体の霊獣達が舞い降りてきたのだった。
「あ、あれは!?」
「親父?」
「間違いない…あれこそまさしく本物の四神達だ!」
「な、何だって!?」
「伝承では、四神達は天空の遥か彼方に住んでおり四神マガ魂を持つ者が強大な敵と相対した時、地上に降臨しその力を貸すと言う…」
「要するに、獅子丸達みたいに合体することができるってことだな?」
「恐らく、そう言うことだ」
「よし、そうと決まればやってやるか!フッ!」
朱雀と融合し、一つとなるレッド
「いくぜ!『霊獣合体』!!」
朱雀を中心として右腕に白虎、左腕に玄武、そして両足に青龍がくっついた。
「完成!『グレードヨーカイゴッド』!!」
「カーゲー!!」
「はぁぁぁ!!」
凄まじい勢いで巨大カゲオニ軍団を圧倒するグレードヨーカイゴッド
「カーゲー!」
巨大カゲオニの一体がグレードヨーカイゴッドに向けて棍棒振りかざす
「『玄武シールド』!!」
玄武の甲羅のシールドでガードする
「『白虎ナックル』!!」
強烈な右ストレートをお見舞いする
「これでトドメだ!『必殺!グレードゴッド・アルティメットファイヤー』!!」
凄まじい業火が巨大カゲオニ軍団を一気に焼きつくした。
「…それでは皆様、くれぐれもよろしくお願いいたします…皆様のご武運を心より願っております…」
「あぁ、俺達は必ず陰丸一族を倒してみせる!約束するよ!」
「…それでは皆様、ごきげんよう…」
スゥっと姿を消していなくなる精霊
「まぁ何はともあれ、よくやったなお前達!まさかほんとに四神の試練を乗り越えるとは…あ痛たたた」
「もう、父さん大丈夫?」
「あぁ大丈夫だ、問題ない…やはり歳はとりたくないものだな」
「さてと、四神のマガ魂も手に入れたことだし!早く帰ろうぜ!」
「そうだね、モモカお腹減った~…」
「よし!今日はお前達が試練を乗り越えた祝いだ!寿司でも取るか!」
「やったぁ!お寿司~♪お寿司~♪」
「と、そう決まれば早く帰らんとな…獅子丸達の手当てもせんといかんしな」
「ほら、立てる雷童丸?」
「面目ない…」
続く




