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流星刑事  作者: ムネミツ
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銀河の警察24時:流星刑事アフガンの場合その2

この惑星の平和な時間は、いつ崩れるかわからない。

学園惑星は悪党たちにとって研究データや人材、身代金や美女などなど宝の山だ。


西部署の管制塔でオペレーターが叫ぶ!!

「幼稚園上空に時空変動反応確認、宇宙海賊タブーです!!」

幼稚園の上空に黒い穴が開き、錨が地上へ突き刺さる!!


「タブーー!!」

全身を黒い体に白い骸骨の仮面をつけた戦闘員たちが錨の鎖から滑り降りる。

だがそんな奴らの前に立ちはだかる男がいた、正義の赤鬼アントニオだ!!


「出たな海賊ども、貴様らの好きにはさせん!!」

筋肉を隆起させ、弾丸となって敵陣へ突っ込むアントニオ!!


運の悪い戦闘員達が、ボウリングのピンのように倒される!!

だがもっと運の悪いのは倒れなかった者だろう。


アントニオの筋力が繰り出すラリアットで倒れるは、戦闘員二人を足をつかみ

ヌンチャク代わりに振り回して敵を倒すとかべらぼう過ぎた。


異空間から錨だけおろして様子見している海賊船の船内。


赤い船長服を着た隻眼に青肌のモヒカン男、ジニー船長は苦虫を潰した顔だった。

「おのれアフガン!!今日こそはこいつで仕留める、モンスター投下!!」

船長の命令で悪の怪人タブーモンスターが錨を滑り降りてくる。


その怪人はタコとカブトムシを混ぜた人間、オクトビートルと言った。


錨から下がり、身構えるアントニオ。

「また怪人か、懲りん奴らだ!!」

コストの削減と被害の拡大を防ぐ為、敢えて己で相手をするアントニオ。


降りてきたオクトビートルもまた、待っていた。

アントニオが流星刑事アフガンに変身するのをである、なぜ待つのか?


タブーの怪人達は、流星刑事打倒の為の決闘用兵器として造られた。

その為、決闘の開始は相手が変身してからと妙なルールがプログラムされていた。


「敵ながら律儀な奴だ。ならば行くぞ、スタンドアップ!!」

アントニオが両肩を盛り上げ胸の前で両腕をくの字に曲げて構える!!


すると、彼の体が光り輝きその身をガンメタルブラックの鎧が包む。


これがこの幼稚園を守る鉄の要塞、流星刑事アフガンだ!!


・・・・・ではその変身プロセスを公開しよう。


アントニオが構える事で、彼の体内にナノマシン状で眠っている鎧。


ポリスメタルのスイッチが入り汗腺から光の粒子となって吹き出し全身を覆う。


これは、鬼のような体躯のバルク星人である彼の為に考案された装着方法だ。


「流星刑事アフガンッ!!怪人よ、俺が相手だ!!」

バイセップアップのポーズで名乗りを上げるアフガン、決闘の始まりだ!!






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