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流星刑事  作者: ムネミツ
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銀河の警察24時:流星刑事ラブラドール その6

流星刑事ラブラドール、それは二人で一人の流星刑事。


特殊な異星人であるララとサニーは、警察学校であるアカデミアの学生。


でありながら、流星刑事の身分を与えられ特殊実験教室のある島で

実験と訓練に明け暮れていた。


流星刑事ラブラドール、そのポリスメタルは従来の鎧。


・・・・・・というよりはロボットに近い。


装着者であるララとサニーの二人を、データに変換し取り込む事で稼働する。


運動はララ、燃料や火器管制はサニーが担当する。


上半身の人間性はサニー


下半身の野生はララ


と言っても良い。


野外にある戦車の演習場、広い野原だ。


ラブラドールに変身したララとサニーは、軽自動車サイズの

小型戦車5台と対峙していた。


「ララ、モードケンタウロス発動!!」


「ああ、私はお前の馬だ!!」

サニーに妙な愛情を抱くララ、もはや慣れたサニー。


ラブラドールの下半身が、瞬時に変形し4つ足の馬状態になる。


演習場には地雷が埋められているが、ラブラドールは物ともせず

地雷原を突破しジャンプ!!


上空から落下してまずは1台戦車を踏みつぶす。


後方から戦車がビーム砲を撃ってくるも

後ろ足でビームを蹴り返して撃破、これで2台目。


残る3台の戦車が包囲を狙い進行する。


「悪いけど、狙い通りにはさせない。」

サニーがメニュー画面から武器を選択。


ショットガンのアイコンを視線クリック。


すると、ラブラドールの手にポンプ式ショットガンが転送される。


「どうするサニー?わ、私に命令してくれ♪」

ララが求めてくるので、ボディのコントロールを自分に切り替える。


戦車が迫ってきたので跳躍、目標を捕捉しショットガンから

プラズマの散弾を撃って戦車を撃破する。


地上に降下したラブラドールにミッションクリアと表示された。

「今日のテストは終了だな、戻ろう。」

ララにボディのコントロールを渡すと、ダッシュで帰投した。


変身を解いた二人は、基地の食堂で夕食をとっていた。


カレーを食いつつ、途中でララがサニーに語りかける。

「五月の休みだが、私の実家にぜひ来てほしい♪」


ララがとんでもない事を言い出す。

「・・・・・わかった、付き合うよ。」

サニーの言葉にララが喜ぶ。


ララの帰省に付き合う事になったサニー。


そこで初夏ウォーズが勃発するとは思っていなかった。














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