1.chapter
祈「またここかよ」
BM「そんな嫌そうな顔をしなくても」
刻「どのような御用向きかお伺いしてもよろしいでしょうか?」
BM「うん、いいよー。今回のお題はこれです!」
櫟「……てすと………?」
夢夜「みたい……ですね」
唯蝶「……凄く嫌な予感がするんだけど」
玲「俺もー」
剣「つまりは試験をしろということだな!?」
BM「はい正解〜♪ 皆さんには国語、数学、英語、社会、理科の5教科のテストを受けていただきます」
少年「…………」
BM「そんな顔しないでよ少年? 君はまぁ……点数あんまりとれないよね」
少年「……新手のイジメとしか思えない」
BM「まぁそう言わずに」
涼雅「どれくらいのランクのテストなんです?」
BM「えー、中学3年の問題」
少年「……イジメだ」
BM「ごめんって。正直君のことは考えてなくてさ」
夢夜「で、これ、解けば良いんですか?」
BM「うんそう。じゃあそこの席に適当に座って。筆記用具あるか確認。大丈夫? じゃあテスト配りまーす」
涼雅「結構あるな……」
唯蝶「5教科でしょ? そりゃ量はそれなりにあるよ」
祈「つーか、これ受けて何の得があるわけ? 面倒なだけなんだけど」
BM「得はないよー。ただしビリの人に罰ゲームがあります」
少年「何それ死ねってこと?」
BM「いや何て言うかその」
刻「いつ始めれば?」
BM「あ、ごめーん。はい、始めます。ちなみにこれから後、テストだから喋っちゃダメだよー」
剣「はーい!」
BM「では名前書いて……………始め!」