第一話 小野寺竜司
作者の投稿初作品です。名前は後で変えると思います。
とある高校に通っている小野寺竜司は歴史が好きなただの一般人だった。城廻が好きでどのように攻めるのかどのように守るのかを考えるのが好きであった。竜司の高校の校長は竜司と同じく歴史が好きであった。その知識は歴史が得意な竜司も驚くくらいである。竜司は特に戦国時代が得意であった。竜司は桶狭間の戦いや長篠の戦いの結果を変えるにはどのようにしたらよいのか考えることが好きだった。竜司は戦国時代の結末を変えたいと思いながら歴史の知識を蓄えていった。
竜司が関ヶ原の戦いについて考えているところにトラックに迫ってきた。ああ、「ここで死んでしまうのか」竜司はこのように思い、人生を後悔する。そんな時にどこからか声が聞こえた。「あなたは戦国時代にタイムスリップしてもらいます。そして、本当に後悔したときに時を戻す能力を与えます。歴史を変え私たちを楽しませることを期待しています。」竜司は「あなたの名前と目的を教えてください。」と言う。その声を最後に小野寺竜司はこの世から去った。
竜司が起き上がるとそこは道路はなく、土の道が広がっていた。「まさか、転生した?」竜司は思わず声に出してしまう。竜司に島左近(島清興)の記憶のすべてが流れ込んで来るのを感じた。竜司は戦国時代にタイムスリップしたことに歓喜した。竜司は(これからどうしよう。)と思い、辺りを見回した。今がいつか知らなければならない。関ヶ原の戦い間近では結果を変えることなどできないからだ。竜司の服装を見る限り関ヶ原の戦いで武将がような鎧と兜を着ていない。更に服装からも身分が低いことがわかる。「まさか浪人?」竜司は最悪だと頭を抱えた。その後「後悔したときにやり直せる能力」があることを思い出し、発動しないと悪態をついた。しかし、能力が発動しなかったのではなく、竜司に頑張って見ようというやる気が残っていることが原因である。そうとは知らずに使えない能力だと竜司は思い込んだ。しかし、竜司は能力には発動する条件があるのではないかと思い、その条件を探すために立ち上がった。竜司は誰でもが驚くほどきっぱりと判断し、行動力もある人物であった。前世にいた時もよく歴史博物館や遺跡に行っていた。そんな時に背後に誰かがいることを竜司が感じた。竜司は誰かの気配をよく感じる故に友達も歴史好き以外にはああまりいなかった。そこには謎の爺さんが立っていた。
ミスが多いと思います。どんどん指摘してください。読者が作者になりました。