プロローグ
「あーあ、受験勉強だりーなー。」
俺は泉涼太(高校三年生)現在大学入試に向けて勉強中なのだが...
まっったく捗らない!!!
「異世界に行けたらな...」
とか言って全然勉強してないのだ。来週は模試があるというのに...
「ちょっと気分転換しようかな。」
そう言って散歩がてら近くのコンビニまで行くつもりだったのだが...
「あれ?おかしいな。体が思うように動かない。」
自分の体が動かない上に頭がものすごく痛い。
そして俺は意識を失った。
「...あれ?ここは...。」
(俺は確かコンビニに行こうとして...)
「その疑問には僕が答えてあげる!」
目の前にはまぁかなりの美少年が立っていた。
「君は?」
「あれ?意外と冷静なんだね。まぁいいや。じゃあ教えてあげる!僕は創造神ラクスだよ。君はさっき死にました!」
「マジで?」
「うん。マジで」
「じゃあここはあの世なのか?」
「うーんちょっと違うかな。ここには普通の魂は来ないよ。」
「じゃあなんで俺はここに?」
「そうだなぁ。なんとなく僕が呼んだから?」
(なんで疑問形なんだよ。)
「それ以外にある?」
(!今、俺声に出したか?)
「そりゃ僕は神様だよ?心を読むくらいなんてことはないよ。」
「で、俺はなんでここに呼ばれたんだ?」
「それはねぇ。君には転生してもらおうと思って。」
ん?今この人転生って言ったか?
「転生?」
「うん。転生。」
マジか!?そう、俺は転生することにすごく憧れていたのだ
「それで君に質問なんだけど。どんな世界がいい?」
そう聞かれた瞬間俺は間髪入れずに
「魔法がある世界がいい!」
と言っていた。
すると神様は
「OK。じゃあ君には君達の言うところのチート能力をあげるから頑張ってね!」
そう神様が言った瞬間俺の目の前は真っ白になった。