実は僕、千年以上前に滅んだ民の生き残りです!
彼の名前はサガラ。シールドと呼ばれる守りに特化した力を持つ、落ちこぼれの能力者。
ある日襲った大地震に咄嗟に込めた能力が制御出来ず、都市を救ったのは良いものの、自分だけスリープ状態にさせてしまう。
人魚の歌声にふと目を覚ませば、なんと千年以上の時が経っていて――!
サガラの知っている世界……異種族と人間の仲はとても良かった筈なのに、何故かどちらか片方の生き残りをかけた大戦争が始まっていた。
どうなるサガラ!
人間と異種族、どちらの味方になるべきなのか、サガラは頭を悩ませ――なかった。
「えっ!? 仲良くなれる道があるんだから、こんな戦争早く終わせようよ!」
混沌とした時代に一筋の光……サガラが立ち上がる。
これは目覚めた世界でもう一度、今度は一人ではない。個性豊かな仲間と共に、サガラが世界を救うお話。
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2018/12/01 09:21
(改)