表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我が輩はぬこである。  作者: saki
4/9

ぬこ02

挿絵(By みてみん)

ぬこ02


公園を抜けどれくらい走ったであろうか?

走る事は苦手ではないのでまだ余力は残っているが、振り返り誰も追ってきていない事を確かめ、我が輩は歩調ほちょうを緩めた。

公園前の桜が植えられている道路をそのまま進み、銀杏(いちょう)が植えてある道路と交差する角には地元の警察署がある。後ろめたい気持ちなど微塵みじんもない我が輩は、平然とした態度で警察署前の大きな交差点を渡り、そのまま駅前の円形交差点へ向うのである。

帰宅時間帯ということもあり、駅前は人間で混雑していた。路線の高架下こうかしたに沿って(けやき)が植えてある道路に出る。

ここは我が輩の居場所であり、活力が(みなぎ)ってくるのが感じられる。


「そこのキミぃ」

突然、知らない人間のおすから声をかけられた。見るからにチャラい外見で宗教の勧誘という感じには見えなかった。むしろ、水商売の客引きにしか見えなかった。無視すべきか?――しかし、それはぬことして選択してはいけなかった。

「お、やっと、話聞いてくれる人がいたwいやー、ありがとうありがとうw」

雄は我が輩の手を掴もうとしてきたので、咄嗟に手を背後に回す。

「あらら・・・・・・ま、そうだよねwでも、オレ、全然気にしないwwwさっきなんて110番するとか脅されたしwwwwそれに比べたら全然ヨユーって感じよwwwww」

発している内容が相手にとって不信感を抱かせるたぐいだと認識していないのであろうか。雄は名刺を取り出すと、それを我が輩に見せて話を続けた。

「えーと、オレはこういうもんで、宗教とかネットワークビジネスとかの勧誘じゃないからwちゃんと道路使用許可証も取っているし。そっちも見る?見る???」

名刺には”ムクムク探偵事務所”と書いてあった。名前は片仮名で”キトウ オサム”と書いてある。事務所の名前をなぜソレにしたのか気になったが、いたら後悔するような気がしたのでそれは止めることにした。

「で、ちょっちね、簡単なアンケートに答えて欲しいんだけどwアンケートで知った情報は、なんだっけ、あー、そうそう、クライアントの個人的利用のみで一般公開される事はないしー、その、アンケートに答えてくれると謝礼が、ひっひっひ、コレねwコレコレ、出るわけよwwwwwwww」

下卑げびた笑いをしながらキトウは我が輩との距離を詰め、我が輩にだけ見える様に右手の親指と人差し指の先を付けて輪っかを作り見せてきた。

「・・・・・・」

「ハイハイ、分かっているよwいくらかってことでしょ。ま、色々答えて10円とかじゃ、割に合わないもんねwwww10円って、オイぃぃぃwwwwwwww」

キトウは自分で言った内容に自分で突っ込んでいた。

「聞いたら絶対アンケートしたくなるからwwwな、なんと、諭吉先生がwwwひっひっひwwwwwwwww」

キトウはまた周りから隠すようにして片手を上げると、今度は親指と小指の先をつけて残りの指を伸ばした。壱万円紙幣いちまんえんしへい肖像しょうぞうに使われている福沢諭吉ふくざわゆきちが指3本分ということは、3万円という事だろうか?

「どうよwwwやる気でたっしょwwwwwひひひっ」

しかし、この男は笑いを我慢しながら話しているのと、会話に余計な文言が多く付随ふずいしているせいか、どうにもその意図を理解するのに疲れる。

だが、3万円は非常に魅力的な金額である。

我が輩はゆっくりとうなづいた。

「ふひwお兄さんならそうくると思ったぜ!」

キトウは馴れ馴れしく我が輩の肩に手を置く、または叩こうとしたが、それは華麗かれいかわした。

「ぜ・ん・ぜ・んwww気にしないしぃぃwwwww」

若干、キトウが涙目になっているようにも見えたが気にしない。

「あ、そうそうwコレコレwアンケートの概要がいよう

キトウは襯衣しゃつ胸元むなもとから四つ折りになった用紙を取り出し、我が輩に見せてきた。

質問調査はちまたで噂されている回線接続型拡張現実電子遊戯(かいせんせつぞくがたかくちょうげんじつでんしゆうぎ)の事に関してであった。

その遊戯は全国各地の特定の場所を取り合う陣取り型で、遊戯の枠を超えて死傷者も出ているという噂がある。そして、その遊戯の最大の特徴は利用者を運営側が選定し、許可された者しか遊ぶことができないという事であった。利用者は強力な守秘義務しゅひぎむされているのか、今まで名乗り出た者はいない。ゆえに噂という形でしか、情報が存在していないのである。

依頼者はこの電子遊戯に非常に興味を持っており、電子遊戯における特定の場所のひとつであると噂される、この祭木まつりぎ区で質問調査をすることに決めたと述べている。

用紙から目を上げると、キトウは手帳を開き質問を始めた。

「それじゃ、一問目wあなたはこのゲームの存在を知っていますか?次の内から選んでください」

 1.知っていた

 2.今知った

我が輩は指を二本立てて答えた。

「えーと、2番の場合は・・・こっちかwこのゲームをやってみたいですか?次の内から選んでください」

 1.やってみたい

 2.やってみたくない

我が輩は指を二本立てて答えた。

「また2番と・・・次で最後だ。ああ、これはアンケートじゃないやwご協力のお願いってヤツだなwwwこのゲームに関するどんな情報でも教えてくれたら最高1,000万円wwwwの情報提供料をお支払いするので~ドシドシ教えてくださいってこったw」

最高金額を得られる条件や最低金額が明示めいじされていないことを考えると、最高金額をえさに情報を集める手法で、もらえても雀の涙程度しかない可能性がある。ただ、回答者がすでに3万円という金額をもらっているとしたら、報酬ほうしゅうに対する期待値を高める効果もあるのであろう。人間には非常に効果的な手法のように思える。

キトウは手帳への書き込みを終えると、洋袴ずぼんの懐からグシャグシャになった封筒を取り出し渡してきた。

「ハイw例のヤツねwww」

我が輩は温もりと若干の湿り気を持った封筒を受け取るとその場で金額を確認する。うむ、しかと3万円あるな。

「中に俺の名刺も入っているから、何か知ったら教えてくれよ~w」

キトウはそう言いながら歩き出し、別の人に声を掛けるべく周囲を伺い始めた。

我が輩は紙幣だけを財布さいふ仕舞しまうと、封筒を丸めて近くのゴミ箱に捨てる。

こちらは一言も発していないのに、探偵との会話は非常に疲れた。自宅に帰って早く休むとするか。


自宅の近くまで来たところで、携帯電話で話をしながら車輪付き旅行鞄を引く人間のめすと擦れ違った。

その雌の足取りは覚束おぼつかず、うなじ辺りでひとつに束ねてはいるが髪はボサボサで、街灯に照らされたその表情はとても疲れているようだった。それとも、我が輩が疲れているからそう見えるだけなのかもしれないが。

「――そこをなんとか、本当に夏休みの間だけで良いんです。私、あの人を迎えにいかないと――」

小声ではあったが何やら取り込んだ内容が聞こえてきた。


自宅である集合住宅につくと郵便受けに小さな白い紙の箱が入っていた。宛先や送り主、消印などはどこにも記載されていない如何にも怪しい物である。が、そのまま郵便受けに入れて置くわけにもいかないので、取りあえず自室に持っていくことにした。

階段を上り二階突き当たりの扉を解錠かいじょうした瞬間、スマァホが軽く振動した。

待ち受け画面に伝言が届いていた。

『公園を探したが見つからない。今どこにいる?』

我が輩はすっかりミウの事を忘れていた。ミウは仲間の中で取りまとめのような存在であった。あの時は軽い脳震盪のうしんとう)を起こし、動けない事を報告していたのである。

我が輩は自分の安否あんぴを知らせるべく、すぐに伝言を返した。

玄関で靴を脱いでいるとミウから返事があった。

『これからぬこ氏のアパートへ向かう。今度こそ、動かぬように』

忘れていたことは申し訳ないが、正直疲れ過ぎていて、今日はもう誰とも会いたくないというのが本音である。会えない旨をスマァホの伝言で返すと、我が輩は湯で汗を流すことにした。


本日二度目の湯浴ゆあみを終え、脱衣所に置いている下着と寝間着に着替えた後に食卓の椅子に腰掛ける。ふと、卓上に置いたままにしていた先ほどの小箱に気付き手に取る。

蓋身式組箱ふたみしきくみばこ・・・という種類だったであろうか?お土産屋みやげやなどで饅頭まんじゅうを入れるような蓋を被せる形の箱である。形状は平べったい饅頭箱とは違い正立方体せいりっぽうたいに近く、大きさは我が輩のてのひらにちょうど載る位である。重さは軽く、振っても内容物の動く音や手応えは感じられない。

蓋と身の隙間に指を差し込んで身側を固定し、蓋側を持ち上げる――中は空っぽだった。

子供のイタズラであろうか?我が輩は持っていた身と蓋をそのまま食卓に置いた。

とこに入ろう。

網戸あみどのある側の窓を開けると、強めの風が部屋に吹き込んできた。風呂上がりということもあるが、夜風が涼しく感じられる。今日は窓も窓帷かあてんも開けたままにするとしよう。

我が輩は部屋の中心に布団をき横たわった。枕元にスマァホを置く。

目をつむれば、すぐにでも寝られるであろう。

すると、スマァホの画面が明るくなった。ミウからの伝言である。もう部屋の前まで来ているという。

我が輩は仕方なく起き上がると玄関まで移動し、電灯は点けずにのぞき穴から外の様子をうかがう。扉の向こうには魔女が居た。ああいう、表情をしている時のミウはろくな事をしない事を我が輩は知っていた。

我が輩は再度、断りの伝言を送った――が、すぐに返事が返ってきた。

『いやだ』

こうなるとミウは絶対退ぜったいひかない事を我が輩は知っていた。

我が輩には扉を開けるという選択肢しか残されていないのであった・・・・・・

ガチャ

玄関の扉を開くと窓からの風が廊下を駆け抜けていった。

「ありがと、ぬこ氏」

ミウは玄関に入り扉を閉めると空気の流れはよどむ。そして、ほのかに金木犀きんもくせいの香りがただよった。

部屋に戻ったら敷きっぱなしの布団を片付けねばならぬな。そんなことを考えながら廊下を歩き出そうとした瞬間――

「みゅ!みゅみゅ-!!」

背後から奇声が聞こえ、反射的に振り返るとミウが我が輩に襲いかかってきた!あまりの不意打ふいうちに我が輩は体勢をくずし、その場に倒れ込む。

いたた・・・・・・。

何が起こったのであろうか?

我が輩は上半身を起こしながら、薄暗闇の中で玄関照明の開閉器かいへいきを手でさぐり操作した。

パチッ

「・・・・・・」

えーと。

「・・・・・・」

・・・・・・。

あ・・・ありのまま今の状況を話すが、ミウが四つんいになって我が輩のまたに顔を埋めている・・・学生服の腰から下のは大きくめくれ、黒い長靴下は肌を隠し切れず、真っ白な太股と刺繍ししゅう付きの黒い腰布をまとった尻があらわになっていた。そして、女性らしさの象徴しょうちょうでもある肉付にくづきの良いその尻は、天井に向って突き上がっている。な・・・何を言っているのかわからないと思うが、我が輩も頭と股間こかんがどうにかなりそうだ・・・・・・

「ぷはっ!」

ミウが顔を上げる。すぐに捲れていた裳を戻し、漆黒しっこくの布は暗い闇の中へ。

「みゅー」

驚きと言うよりは、何か料理を食べてその味を確かめる時のような表情をミウはした。

「こんな体験初めてよ」

我が輩だって同じである。そして、これが最後になってもらいたい。そう思っているはずなのだが、刺繍の植物がからみ合う模様が頭から離れないのはなぜであろうか?

「あ、スウェットにリップが付いちゃった」

そう言ってミウは我が輩の股間を親指でこすった。

「ゃ、止め・・・・・・」

思考を奪うかのようなミウの攻撃になんとかあらがい、我が輩は後退あとずさりながら体勢を立て直す。

ミウはニヤリと笑みを見せると、その場に座り込んだ。両脚の間に尻を下ろす、所謂(いわゆる)女の子座りと言うものだ。

「ぬこ氏の声を聞くのは久し振りね。何百年振りかしら」

こちらを見詰みつめたままミウはくだらない冗談を言い、両手を自分の太腿の間に置いた。必然的に乳房ちぶさが腕に挟まれる形となり、胸のふくらみが強調される。

い、いかん。ミウの流れに乗せられたままでは駄目だ。視線をらすと、扉のあるものに目がまった。

我が輩は立ち上がり、ミウの横をすり抜けて玄関扉に向う。扉には帯状の物が挟まっていた。ミウの制服の腰紐こしひもである。

「あ、やっぱり」

ミウは早い段階で気付いていたのだろう。腰紐の長い方のはしが扉を閉めた時に挟まって、引っかかった勢いで倒れたのである。

我が輩は扉を少し開けて腰紐を手にすると、ミウにそれを渡そうと振り返ーー!?

ミウは女の子座りをしたまま、我が輩の目の前で自分の胸を(まさぐ)っていた。学校というものに通ったことのない我が輩にとって、女学生じょがくせいが制服の上から自らの手で胸をいじるという光景こうけいは初めてだった。

ゴクリ

「ちょっと取り込んでいるから持っててくれるかしら」

ミウは胸の中心辺りを指先でつまむような仕草しぐさをしている。えーと、このまま見ていて良いのだろうか?いけないと言われていないから、多分良いのであろう。

しばらくするとミウは糸の切れたあやつりり人形の様に力なく両手をひざの上に落とした。

「みゅー、完全に壊れた」

ミウは立ち上がると、制服を脱ぎ始めた。

「ぉ、おい!」

我が輩はミウの手をつかみ脱衣行為を制止した。

「みゅみゅ?」

ミウが完全に壊れたのは十分把握じゅうぶんはあくしたが、いくらなんでもここでそれは困る。明確な選択肢が浮かばぬ中、我が輩はミウの手を掴んだまま脱衣所へ連れて行き、明かりを点けると自分だけ廊下に出て扉を閉めた。廊下には甘い香りが待っていた。

「あたしは別に脱ぐところ、ぬこ氏に見られても良いんだけどな~」

からかうような声が扉の反対側から聞こえてきたが、我が輩は返事をしないことにした。

「ねえ、ぬこ氏」

我が輩は返事をしない。

「ねぇねぇ」

返事をしない。

「ちょっと~、あたしの腰紐返してよ~」

あ、忘れていた。

脱衣所の扉を少し開けると我が輩は右腕だけを中に入れ、持っていた腰紐をミウに渡した。

「ありがと~。じゃ、替わりにこれあげる」

扉の向こうの掌に何か温かいものが載せられる。球状きゅうじょうのものの様だが手触りからして布のようだ。

「外したてホカホカよ、感謝しなさい。なお、転売てんばいは禁止ね」

我が輩は手を戻すとそこには黒い布のかたまりが握られていた。我が輩の知識によると乳押ちちおさえと呼ばれる女性用の下着だ。

「返す!」

我が輩は再度扉の向こうに腕を伸ばすが、受け取る様子はない。

「お待たせ~」

ミウは脱衣所の扉を開けて姿を現した。我が輩は最初、視線をらしていたが、少しずつミウに戻す。別段べつだん、先ほどと変わらないように見える。

「なあに?そんなにあたしの身体ジロジロ見て~」

からかってくるミウに手に持っていたものを向ける。ミウは受け取らずに腕を組む。

「それ、いらないから。ブラのホック壊れちゃってもう使えないの」

つまり我が輩に捨てろと言っているのであろうか?

「そうそう、上下セットだからカップの中にショーツも入れて置いたから。そっちはまだ”使える”から好きにしていいわよ。なお、転売は禁止だからね」

!?

なるべく見ないようにしていた右手の布の塊に我が輩は視線を集中させた。左右のお椀型わんがたの乳押さえが、どら焼きのように上下に重なっている。

我が輩は左手で恐る恐る上の乳押さえを持ち上げる――今回は中身があった!しかも、植物が絡み合う刺繍がついたあの漆黒の腰布である!

「そんなに嬉しいの?変態へんたいね」

腕を組んだままのミウが我が輩に侮蔑ぶべつとも取れる言葉を吐いた。一部の界隈かいわいではご褒美ほうびでもあるらしいが、我が輩はそうではない。

「も、持って帰れ」

我が輩はミウの胸に下着一式を突き付けた。

「ぁんっ」

ミウは腕を組んだまま身をよじった。我が輩はそれを色っぽいと感じた。

「ちょっと、女の子の胸はデリケートなんだからね」

「す、すまない・・・」

我が輩は反射的に謝罪しゃざいしていた。

「まあ、ぬこ氏が無事なのは確認できたから、今日はこれぐらいにしてあげようかしら」

ミウは廊下に出ると落としていた自分の鞄を拾った。

これでやっとゆっくり睡れる。

「みゅっ、みゅっ、みゅ~」

鞄を持ったミウは軽い足取りで廊下を歩き、我が輩の部屋へ入っていった・・・・・・だと!?

「おかーさん!おかぁーざんっ!!」

部屋の窓からであろうか?風と共に声が運ばれてきた。


*****


お母さん、どこに行ったの?

私、一人は嫌だよ。

ねえ、どうして、みんな居なくなるの?

私、わたし・・・・・・そんなに悪い子だった??

何かのイタズラなんだよね?本当は近くに居るんだよね?

ねぇ、出てきてよ。

お母さん――


― ぬぬ子02へ ―

最後まで読んで頂きありがとうございます。

並行してインドネタを書いていますので、良かったら読んで頂けると嬉しいです。

https://ncode.syosetu.com/n5728en/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ