師匠と弟子 part2
「師匠は人が悪いというより、手の負えなさから言って悪人ですね」
キーブンは軽く同情しながら、彼本来の低い声で呟いた。キーブンの目から見て、さっきの依頼主はどこからどう見ても騙され慣れていない。身なりも良く、普通の家庭なら一年は暮らせる百万アルムもの大金を出せるというのだから、そこそこの家柄の人間なのだろうし、無理もない。
そうでなければセルジスが話を振ってくる前に、キーブンが一言も喋っていないと気付いて封来術の正体を看破するなり、いぶかしむくらいは出来ただろう。ここにいるリーン家二男の姿形をした少年は、紛れもなくキーブン・クアラ・リーン本人なのだ。
不思議なもので、一度認識を引っ繰り返されてしまうと、もう一度引っ繰り返そうとは思えないらしい。キーブンではないと僅かでも疑ってしまうと、彼らにとって眼前の少年はキーブン・クアラ・リーンではなくなる。
セルジスがやってのけたのは、キーブンにまったく喋らせないこと、だったのだ。
使った封来術は、セルジスが声色を変えて空間に録音しておいた声をタイミングを合わせて解術しただけ。ようは、口パクである。
とはいえ、唇に触れただけで解術できるような人間をキーブンは見たことがなかったし、空間に声という見ることも触ることもできないものを封じるのも、でたらめ過ぎる封来術ではあるのだが。
「なんてこと言うの、キーブン。私だって生活していかなきゃいけないのよ? これくらいしないと買い叩かれちゃってやっていけないわ」
嘘つけ! と内心思うキーブンだったが、彼が師事しているこの店の女主人セルジスに逆らうと何かと面倒が増える。リーン家二男の実力と知識を持ってしても、セルジスには赤子の手を捻るより簡単に封来術を解かれてしまうのだ。
どうしたの、と不思議そうな表情で、でも笑顔で、初めて会った日も彼女は解いてしまった。
きっと……あの時のことはこの先も決して忘れられないだろう。
物思いに耽りかけた思考を振り払って、キーブンは律義に師匠へと向き直った。
「それで師匠、指輪でしたよね。何を使います?」
「あのジェスタって人が言うには婚約指輪だそうだし……ふふ、何と婚約するつもりなのかしら? 単一族なんて、向こうから襲いかかって来なければそうそう見つからないのにね」
強固な作りの婚約指輪などと言った時点で、普通ではないのはキーブンも理解していた。師匠がやたらに封来術を使えるとはいえ、悪戯に近い脅しで五倍も報酬を上げることが出来たのも非常識だ。そこには当然、人に知られたくない情報が存在している。
それを踏まえたうえで、婚約とは、つまり、何かと何かを結び付けようとしているのだ。結び付ける、留める……おそらく封印を指しているのだと考えるのが自然だ。そして封印するとなれば、単一族をおいて他にない。常識的に考えて、生物への封来術の使用は出来ないからだ。
そして、単一族の情報なら隠したがるのにも納得がいく。都市の一つや二つ、簡単に瓦礫の山に変えることができる単一族だが、封印に成功すれば莫大な儲けと子々孫々まで受け継がれる名声が手に入るし、あるいは単一族の封印が何らかの事情で解けてしまい、再封印を狙うのならば、失態を隠そうとして他都市への危険を顧みず、隠し通そうとすることも少なくはない。後者の場合は、大抵徒労に終わるのだが。
「最初は二十万って言っていたから、高価な素材を使わせようとは思ってなかったでしょうね。ある程度安価で丈夫な素材って言えば」
「ベルナ家の虹色の巨大魚、その鱗ですね。型を用意してその中に封じ込めれば加工は可能だけれど、一度加工したらまず壊せない。
今日の市場仕入れ値は約七万。師匠のお財布事情を考えてもまずまずです」
「嫌ね、そんなに散財してないわよ……今日は」
「『今日は』って、昨日の売上は使ってしまったのですね……まぁ、今はとりあえずいいです。
話を変えますけど、これ、どうでしょうか? 僕は結構、会心の出来だと思っているのですが」
キーブンは倉庫ほどの大きさはない、小さな物置スペースへと歩いていき、一角獣の尾と一緒に水に浸しておいた麻糸の束を瓶の中から取り出して見せた。
知らぬ者が見れば、花弁が散る様を見ているのかと思うだろう。水滴ははらはらと糸から剥がれ、瓶の口を目指して落ちていく。日の光が当たれば、真珠に似た柔らかな煌きが瞳を惹き付けるだろう。キーブンの手に握られた純白の糸束は、水滴と同じ煌きを宿しており、とても素材が麻だとは信じられない美しさだ。事実、手触りも絹のようで、正解は作った者以外知り得ない。
一角獣の、何物も寄せ付けない純白の色を、水の中で解術することで溶かし込み、麻の糸へと色を封じ込める。封来術を使った、決して汚れることも色褪せることものない白色の、希少な品。作成するための理論の構築こそセルジスが手助けしたものの、ほとんどはキーブンの作品だ。
「さすがね、キーブン。美しいことで知られる一角獣の尾とはいえ、尾の毛一本でここまでできるのは貴方くらいよ」
「かなり贅沢な素材の使い方をしていますから、そこまで褒められていいものかどうか悩みますが……。
土産にするにはちょうど良さそうですね。じゃあ、行ってきます」
「キーブン」
照れて早口になる弟子を笑顔で眺めていたセルジスだが、キーブンが麻糸を革の袋に押し込みながら照れたそのままの勢いで出て行こうとすると、彼を呼び止めた。
「忘れているの? わざと? どっちにしても、ダメよ」
「えっと……」
「ダメよ」
立ち止まって振り返るキーブンの顔は、頬も耳も一面朱に染まっていた。封来術で染めるよりも深く深く染まった顔からは、湯気が出ていてもおかしくないくらいだった。
小悪魔のような悪戯を楽しむセルジスが星空そっくりの黒に近い濃紺の瞳を閉じると、キーブンはいつも崖から飛び降りるのと変わらない覚悟を強いられる。
まだ、慣れない。街中で度々見かける恋人たちは、一体どうしているのだろうとキーブンは思う。『これ』に、慣れる日なんて来るのか? 好きとお互い言うでもない、師弟でしかない間柄なのに……。
思い切って軽く唇を合わせると、瞼の裏に瞳の色を隠したまま、セルジスは楽しそうに笑う。
「いっ……てくる」
丈の短いローブを引っ掴み、普段の丁寧な言葉遣いも出ないほど赤面して店を出ていくキーブンを、セルジスは目をつぶって動かず、静かな微笑で見送った。
唇に残る甘い感触が早足で歩いている最中も蘇り、首から上が熱く火照るのを嫌というほど感じながらキーブンは馴染みの服飾屋に向かっていた。
フードを目深に被っていても周りが自分の赤い顔を見ていないだろうかと気が気でないが、周りを振り向けばジェスタと同様の御家主義の連中に捕まった挙句、用事も済ませられないのは目に見えている。大した技能の無い大人がとにかくしつこい奴らだということは、十七年の月日で身に染みた。安全確実に外を歩くには、大通りを行くことだ。
ジュヴェール第二都市ウェイベンは、ジュヴェールの誇る封来術研究機関である国立学院の所在地として有名である。封術式に利用する知識を蓄えるため、そして封来術に関する論文を発表するため、町は書店、印刷所、編集局といった書籍を作って読むための機能に溢れており、大通りに軒を構えているのはほとんど書店か、それを読み、議論し合うためのカフェといった有様だ。ここまで本に埋もれそうな都市は、西方大陸では他国にも存在しない。
学院に次ぐジュヴェールの観光名所と言えなくもないので、学院の北と南に伸びる大通りはいつでも混雑している。学院の生徒やウェイベンに居住する者、書店の立ち並ぶ壮麗な煉瓦造りの町並みを眺めに来た観光者、本を卸す、あるいは仕入れに来る行商人、果ては誰にも破れない封来術を完成させるために各国を回る巡礼者まで、ウェイベンはあらゆる人が行き交う流通の激しい町だ。
キーブンもその一人であるリーン家の一族はこの国一番の有名人だが、悲しいかな、キーブンは十七歳にしてはやや小柄だった。五歳上の兄、アーレンは他人を見下ろすくらいの身長があるのだから、いつかは自分も……と願っているが、現状は同い年の少女とそう変わらない。フードを目深に被って大通りに紛れてしまえば、まさかキーブンが町を歩いているとは誰も思うまい。
図体ばかり大きい大人に見つかって道を塞がれたり、人通りの多さが生み出す下らない面倒に巻き込まれたりしないよう、老若男女入り乱れる賑やかな大通りを駆け足で通り過ぎ、細くて薄暗い裏通りを幾つか曲がって目当ての店に辿り着いたときには、少々息が上がっていた。出かける前に息の上がるような思いをしたせいだ……というのは、敢えて考えないようにする。
がたつき始めている服飾店の扉を乱暴に叩いて開けると、レジカウンターに寄りかかっていたこの店主、バルドが気さくな笑顔で出迎えた。バルドの影になる位置に、もう一人誰かいるのが見える。
隠れていたその人物は、こちらを認めるなりホッとした様子で立ち上がった。
「焦った……キーブンか」
「あれ、ここにいたの? アーレン」
「こいつを迎えに来たわけじゃないのか? まぁ、久しぶりだし、ゆっくりしろや」
どうやら母の助手のラグルか、キーブンの助手であるレックスが迎えに来たものと勘違いしたらしく、アーレンは封来術をかけるために何か書きかけていたと思しき紙をくしゃりと握りつぶした。今日は外に出ている時間のほうが長いから、アーレンがここにいるとはキーブンも知らなかった。
出来れば帰ってほしい……。けど、無理か。
バルドとアーレンは無二の親友だ。家の者に連れ戻されたり、末の弟ゼアニスと約束したりしていなければ、そうそう帰ろうとはしない。
「例の師匠さんの店に行ってたのか」
「師匠って、セルジスさんか。あの人の店は、いっつも女の子が買い物に来てて、煌びやか~な空気たっぷりだよな。
たまに通りかかるだけでもさ、癒されるってか……やっぱり学院に通ってるような堅物っぽい子でも、可愛い小物には目がないもんなんだな」
「またそれかよ。おまえ、そればっかな」
呆れ顔でバルドを見やるアーレン。そうなのだ。バルドと話すと、挨拶代わりにいつもこうなる。
アーレンの二つ三つ年上のバルドには、未だに浮いた話がない。割合に精悍な顔つきで、職人ではあるが、服飾店の経営という接客を生業としているだけあって笑顔を絶やさず、気も利くし、学生時代の噂を聞く限り女性にモテないわけではないようだが、なぜかいつもこういった「いいよな~」という話になる。
彼女作ったら? と前に言ってみたこともあるが、苦笑いして無理だと一言返されたのみ。
キーブンにしてみれば謎だ。アーレンのかけた封来術を解くより難しい。
「あれだな、おまえ三十になっておっさんになっちまう前に結婚しろ。んでもって、嫁さん一筋で生きたほうが絶対いいぞ。
ハーレム夢見てんのを悪いとは言わねぇけど、手に入らないものなんて、目の毒だぜ」
「んん、それはそれでいいのかもしれないけどな。
アーレンとかキーブンみたく、お家を継がなきゃいけないわけでもないしな。相手も自由に選べるし……。
学院の生徒さんから聞いたんだけどさ、術師として適性がないと、政略婚になるとかって……」
「我が家は正にそれ。父さんは封印主としての才能はなかったみたいだからね。だから母さんが嫁いできた。でもそんなの、よくあることだよ」
気心知れた間柄とはいえ、瓢々とバルドが家庭の話題を出したので、キーブンは店に来た目的も忘れて、冷汗かきながらこの話題をさっさと終わらせようとした。ところがアーレンにその気は全くなかったらしい。ひんやりとした低い声音が龍の吐息がごとく、怒気を孕んで店中を凍らせた。
「国のお偉いさんにしてみりゃ、疫病にかかったのが親父だったのは都合が良かったろうよ」
「アーレン……」
「翼龍の……生体凍結が解けちまったら、ウェイベンは壊滅、いや、ジュヴェールが壊滅するかもしれない……けど、それっぽっちのことで人の命って価値が決まるのか?
見舞いにきた奴らの顔、キーブンだって見ただろ? あからさまにほっとしやがって……。あいつらは親父がいなきゃ俺らが存在しなかったってことだって、忘れてやがるんだ!」
アーレンの怒鳴り声に、何よりその真っ黒な憎悪の片鱗に触れてしまった二人は、為す術もなく黙って聞いていた。静まり返った店の外から、暖かな日の光と大通りの喧騒が微かに届く。
リーンのような名家を継ぐには才能が無く、気弱だった父親。でも、優しい人だった。いつだって家族のことを気にかけていた。そのくせ、自分のことは滅多に話さなかった。死の間際ですら。
疫病の魔の手は父親の体を一瞬で蝕んだので、彼は遺言状を遺していなかった。本当は妻にくらい何か言い遺したかっただろうと思うが、死が濃厚だったため、疫病がうつらぬようにとルミアは役人たちによって隔離されてしまっていた。
まだ幼く、術師足り得ない子供だけが今際の際での面会を許されたのだが、ついに父親は何も言い遺すことなく旅立ってしまった。
その力が無かったとは思えない。最後まで握り締めていた手は強く握り返してきたし、何かを確かに考えていたのだろう、緋色の瞳は炎のように情感を宿していた。それなのに唇は閉じられたまま、二度と開かれることは無かった。
自分が死ぬと分かっていて、父親は何も言わなかった。
リーン家の次期当主として立派にとか、母さんをよろしくとか、それこそ父さんが死んだら、母さんにも会わせようとしないあいつらに復讐しろとか。言いたいことはいくらでもあったはずなのだ。
父親は恨みも期待も遺さなかった。なぜなのだろう。自分の体なのだ、おそらく助からないことは父親自身が一番分かっていたはずなのに。
時までも凍り付いたように彼らは立ち尽くしていたが、ふと冷静さを取り戻したアーレンがキーブンたちの肩を叩いた。苦さを笑顔で隠して、悪かった、と囁く。
「ま、大事な人を見つけろよ、って話。そういやキーブン、おまえ何しに来たんだ?」
「えっ、うん。バルドに聞きたいことがあったんだけど……」
言葉尻を濁したことで、アーレンは含んでいるものを感じ取ったらしい。
「俺に聞かれるとマズいのか?」
「いや、その、師匠の用事なんだ。機嫌損ねると怖いからね」
「別に可愛い弟を横取りされてるからって、怒りゃしないけどな。……ん?」
先程までの怒りを引きずってぎこちない笑みを浮かべていたアーレンだったが、急にキーブンの顔をじっと見つめたかと思うと、隣のバルドの耳に口を寄せて、にやにや笑いながら小声で何やら伝えている。
バルドも次第に顔がにやけてきて、笑いながらキーブンの顔を凝視している。
当惑する弟に、アーレンは自分の唇を指先でなぞって訊いた。
「誰と?」
その仕草だけでキーブンは十分理解した。大方口紅が残っていたのだ。
甘やかな感触の残滓を拭えなかった代償が、これ。
顔にまた熱が戻ってくるのを感じて、慌てて唇を拭う。
「聞くまでもないな~、アーレンくん。彼が午前中にどこにいたのかは明白……さぁて、何してたんだっ?」
「いっ、いちいち聞かなくてもいいだろ! どこで何してようと、助手でもないんだから干渉すんなよ!」
「ははっ、まぁこんなところで許してやるよ。そんで、用事って? こないだみたく、鎧を造れとかは勘弁な。俺はごく普通の服屋の店主だから、そのつもりで。
……鎧造るのも面白かったけどな~、疲れた、あれは」
うぶな反応を見せるキーブンが年相応のくだけた口調になったのを止め時と見て、バルドは話を切り替えた。ついからかってしまうが、あまり度が過ぎるといかに幼い龍だとはいえ、逆鱗に触れる恐ろしさを痛いほどに披露してくれるかもしれないので、ほどほどで止めておくのがいいのだと経験上知っているのだ。
「鎧なんか造ったのか! 服屋に鍛冶の手伝いさせるなんて、こりゃ次期当主様はキーブンでいいんじゃないか?」
「冗談止めてよ、アーレン。
で、バルドに頼みたかったのは二つ。一つ目は最近見慣れない人が客として来なかったかと思って」
「本屋ならいくらでも見ない奴がいるだろうけどな。うちは基本的に町の人間相手に商売してるしな、顔を知らん奴なんてまず来ないぞ。ご近所さんの噂にも上ってないな」
「そうか……。二つ目はこれ。どう、バルド? 創作意欲が湧くんじゃない?」
自信たっぷりにキーブンが革の袋から純白の麻糸を取り出すと、バルドは目を丸くしてキーブンのほうへ身を乗り出した。アーレンも感嘆の溜め息をついてしげしげと糸を眺めている。
「へぇ、これってもしかして、一角獣の尾の色か?
前言撤回。キーブンが当主になったら勿体ない。このままセルジスさんと結婚して、世界一の雑貨屋を目指すべきだ」
「アーレン……。師匠とはそんなんじゃないって何回言ったら……」
大真面目にふざけて言うアーレンとぼやくキーブンを余所に、バルドは貴婦人の麗しい長髪に触れるように、無骨な手の平にそっと麻糸を乗せ、指先だけで撫でていた。
彼の頭の中を覗くことが出来たなら、この糸が服になるまでの経過を閃光が駆け抜けるほどの速さで見ることが出来ただろう。大工と言われても納得できる逞しい外見からはまるで想像がつかないが、バルドは布を自分で織って服を作ることはもちろん、レースや異素材を合わせたかなり繊細なドレスまで作ることが出来る。
そして、職にするほどそれが好きだと言うのだから人は見かけに寄らない。これだけ美しい素材が目の前にあれば、彼が夢中になるのは無理もなかった。
「どうかな、バルド」
「これ……譲ってもらえるのか?」
「うん。バルドにしか作れない、綺麗なものを作ってほしい」
「分かった。任せろ。元の素材は?」
「麻だよ」
「嘘だろ? 肌に吸い付くようなのに……。封来術ってすごいな」
溜め息とも唸り声ともつかない音を零しながら、バルドはそれきり二人に目もくれず、店の奥の作業場へ下がっていってしまった。まったくあいつは……と同じ思いで兄弟は視線を合わせて微苦笑した。
「さて、店主殿はいなくなってしまったし、そろそろラグルさんもうるさい。帰ろう、キーブン」
「うん」
ねむねむ……奈々月です。
前回のお話、見返してみたら、ちょっと短いところで切り過ぎて変だったかなぁ……と思ったので、11/28にぐっと長めに編集し直しました。
今回更新のpart2は、その編集を受けての更新なので、前回分をお早めに読んでいただいていた方は、読み直さないと、追加分がすっとんでしまってお話伝わらないかもです……。
事後報告で申し訳ないですが、よかったら読んでみてくださいね。
それでは、おやすみなさいませ……。