表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/75

2/22 春の細事


今日ほど明日への希望を胸に抱いたことはない。


これ程世界が美しく見えるのはいつぶりだろうか。


肺いっぱいに空気を吸い込む。


夜の気が私の血をめぐる。


ああ素晴らしき世界、美しき世界。


明日久しぶりにデッキチェアを外に出してみようか。



明日の気温は22℃

一日中晴れ。


私のお天気アプリがその表示をした時の感動を誰かに伝えるべく、私は十数年間筆を取ってきたのだと実感した。


冬が終わろうとしている。


春の足跡が直ぐそこまで迫ってきている。


夕飯を食べに今日初めて外に出た時、一瞬雨が降っているのかと思った。


それほどに空気は穏やかに伸びやり、本当の空気の気配をあたりに充していた。


風が、空が、空間が人を拒絶していない。


何の気なしに歩こうと全てが私を受容する。


あまりに晴れやかな気分。


暖かさへの驚きのあまり家を出る時インキーをしたことなどあまりに些細だ。


信号の変わり目、なんとか渡り切ろうと走ったがギリギリ信号が変わり、寸前まで逡巡した挙句すごすごと立ち止まった私を見るOLの目線などあまりに瑣末だ。


世界が私を祝福している!


鍵に関しては他の人が入ったタイミングでなんとか入ろう。


郵便受けあたりで人の出入りを見ながら。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ