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10/6 風邪

目が覚めた時、後から思い起こしても黒々としたモヤが視界の隅にかかっていた様な気がする。


重くのしかかる様な頭痛。


BPM45くらいでリズムを刻む痛みに顔面を突っ伏して白目を剥く。


頭を抑えながら、「金箍児ってあれ人体の中でトップクラスに遊びが無い部位を締め付けてるのキャラデザの為だとしても大概鬼畜じゃ無いですか?」という思考に至る。


午前9:40。


外は明るく、部屋の温度は25度前後。

だが体の内側からくる寒気が環境の一切を否定する。


風邪を引いたと思った。


なんか節々が痛いし、「インフルエンザ」という言葉が頭に浮かぶ。


壁を見る。

黒々とした飛沫が2つ飛んでいる。


今年の1月、インフルの熱が高すぎて鼻血が噴き上がったのを思い出す。


今から減価償却の理論を頭に入れている。


詰んだと思った。


午後からはグループ面接だ。

1ヶ月前に説明会を受けた企業。

覚えているはずもない。


最低でも2時間前からは準備を始めなくてはならない。


質問回答テンプレートを企業に合わせなくてはならない。


足腰立たないまま立ち上がり、テンプレートをまとめる。


咳と眩暈の中、諸々を揃え、なんとかグループ面接を受ける。


終わる。


嘘みたいに体調が回復する。


完。


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